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動物愛護とビジネス

先日のclubhouseの中で、「ビジネスライクに活動をされていますが、それには理由があるのでしょうか?」と質問がありました。
今後SMILE ANIMALSを続けていく上において、絶対に話しておかなければならない内容ですが、文字で説明すると誤解を招く可能性があるなーと思い、悩みましたが絶対に話しておかなければならない内容なので(2回目)、「ん?」と思ったら直接私に聞くか、来週水曜日21時〜のclubhouseで質問してください。

1.NPO法人と利益

ーNPO法人は利益を出してはいけない?

まず、「NPO法人は利益を出してはいけない?」と思っている方もいらっしゃいますので説明します。

法人には株式会社のような営利法人と、宗教法人や学校法人のような非営利法人があり、NPO法人は非営利法人に分類されます。つまり非営利法人は営利を目的としない法人なのです。
そして「営利を目的としない」とは、「利益を出してはいけない」ということではなく、「利益を関係者に分配しない」ということなのです。

利益を分配をしなければ、普通の企業と同じようにサービスを有料にして利益を出しても問題ありません。ただし、獲得した利益はすべて今後の活動のために使用しなければなりません。

ーSMILE ANIMALSはどうやってるの?
SMILE ANIMALSではオリジナルグッズの販売やマドレーヌやクッキーなどの販売を行っていますが、これらは株式会社が販売代行をしています。
SMILE ANIMALSが販売をしてもいいのですが、”販売をする”と一言で言っても、販路の開拓をしたりパッケージのデザイン、発注、製造者との打ち合わせ・・・などやることは多岐に渡ります。
いくら利益を出しても構わないと言ってもSMILE ANIMALSの目的はあくまでも、皆さんからいただいた寄付金や物資を他の団体や動物病院に寄付をすることが目的なので、販売をし利益を出すことに力を入れるのは目的から逸脱してしまうからです。また、そのための交通費や必要経費などSMILE ANIMALSが行うよりも、代行した方が経費が抑えられ、1円でも多く動物たちのために使えるからです。

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2.今までの支援の仕方を変える

ー興味がない人にも興味を持ってもらう仕組みづくり

もちろん動物が大好きな人ばかりではありません。昔、犬に追いかけられた、猫に引っ掻かれたなどの経験をした方なら、苦手になる人も多いと思います。
こんな私も幼少期に近所にいた犬に首を噛まれ大怪我をしたことがありました。幸い私は単純だったので犬嫌いには全くならず、その後も懲りずに噛まれた犬を触りに行ったりしていましたが、そんな経験をされた方だったらトラウマになってる人もいるのではないでしょうか?

ースイーツ大好き!服も大好き!が動物を救う
そんな人でもスイーツが好きな人や、アパレルが好きな人もいると思います。そこで、「甘いもの食べてたら動物愛護に寄付してた!」とか「可愛いTシャツ着てたら動物愛護に寄付してた!」となるような仕組みを作っています。

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ー今までの支援の仕方を変える
今まではNPO団体に支援をしようとすると、まず興味があること、その次は寄付をすることぐらいしかなかったのを、興味がなく寄付をしなくても応援できる仕組みを作りたかったわけです。
そうすることで今まで集まらなかった応援者の幅がグッと広がるからです。

ー多くの賛同者に感謝いたします
なぜマドレーヌやクッキーができたかと言うと、それには感謝してもしきれない賛同者がいたからです。
まるずCakeの宮田さん。

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宮田さんは新御徒町と浅草橋で洋菓子店を経営されている方です。海外での勤務経験や有名ホテルでの経験をお持ちのすごい方。有機薄力粉やオーガニックシュガーなど素材に拘った洋菓子が特徴で、生クリームが苦手な私でも食べれてしまうほど美味しいケーキをたくさん作っています。
今回のプロジェクトで全面的に協力いただいています。
いつもありがとうございます。

3.最後に

ー数字を作るのは継続する団体であるため

以前のnoteでも書きましたが、団体は一時的なものではいけません。継続することが動物の幸せにつながると考えています。
そのために数字を作るのは切っても切り離せないことです。自分の生活を犠牲にして活動をしてくださってる方もいらっしゃいますが、全ての人ができるとは限りません。誰がやってもできるようにすることが、団体の継続へとつながり、世界の動物たちを幸せにすることへつながると思っています。

また長文になってしまいました汗
最後までお読みいただきありがとうございます。


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