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Leading comedic actors of the Japan.


おえかきのかみさまとあそびました。
I drew a picture.
Ho disegnato una foto.
















【トーク】

 藤山直美さんです。「笑う門には福来たる」というお芝居です。

 吉本興業を創った吉本せいさんのお話です。私は初め、山崎豊子さんの花のれんを読んで(なんて元も子もない話なんだ。)と思いましたが。(後に山崎豊子さんって、そういう書き方をしはる人と分かりました。)

 朝ドラを観て、かわいく描きすぎだなあと思っていて。リアルタイムで観ている人に「本当はこうなんだよ」と教える係でした。(;´∀`)…お節介。

 時を経て。直美さんの復帰一発目の作品が吉本せいさんのお話でした。(ご病気から戻って来られて、こりゃあ行かないと!の、はじめての藤山直美がこの作品でした。)


 はじめて行く松竹座のロビーで、実際の吉本せいさんのお写真が飾られていて。一枚。目を引くものがありました。

 それは、笑わし隊として戦地に慰問に行く芸人さんを駅で見送るときに「みんなで撮ろうか」みたいな感じで撮ったお写真のようでした。

みんなで集合して、撮っている写真です。そこに映るせいさんの笑顔にほっとした記憶があります。

元も子もない書かれ方をされた花のれんのような生き方ではなく。朝ドラのようなオブラートに包んだような、生き方でもなく。なんかちょっとその笑顔に。ほっとしました。

 物語は結局、物語で。嘘。
 嘘の中に、本当を書こうとしても、
 結局は嘘。

 私は、吉本せいさんの、あの笑顔こそがすべてを物語っているなあと思いました。それで漸く。腑に落ちました。(^^)

因みに、そのお写真。撮影オッケーで撮ったのに消しちゃったみたいでもうありません。

駅のホームで、せいさんと、弟の林正之助さんを中心に。(お嫁にいって吉本さんになりました。)周りに芸人さんが「今から慰問に行ってきまーす」みたいな感じで。写っています。エンタツ・アチャコだけ分かりました。一人、写真なれしていないような人がぶすっとしていたのだけ覚えています。

こういうのんびりとした時代もあったんやなあと思いました。

因みに。戦況がだんだんと悪化していきますが。当時、率先して興業主が専属の歌手や芸人を慰問に送り出していたのは、行っておいでと送ったほうが、招集が免れたり遅れたりするからだと。確か、そのロビーに書かれていました。それもまあ、初めの頃はのお話です。…記憶が正しければ。



《拍手が出来てよかったです。》

 直美さんに、拍手出来てよかったです。
 少し前なら大人のステータスは車を持つことみたいなものがありましたが。私にとってのそれは、直美さんのお芝居でした。いちばんいい席で天下の藤山直美のお芝居を観て。花道の最後の最後まで、拍手を届ける。

「笑う門には福来る」では、いちばんお求めやすいお値段の席に座りました。(花道を歩く直美さんが、最後の最後まで見届けることが出来なくて。なんとくやしかったことか。)

 金額的には。いいお席に行こうと思えば行けました。
だけど、(まだ早いっ。)
私の人生、3階席。
いつか いいお席で観てやるんだもんねと思える経験でした。(⁠。⁠・⁠ω⁠・⁠。⁠)⁠ノ⁠♡

おわり。╰⁠(⁠*⁠´⁠︶⁠`⁠*⁠)⁠╯

ありがとうございます。ヽ(*´∀`)ノ♪ ●「nothihodoと申します。」 〜天下一の雑記ブログ〜 https://nothihodo.com ●Suzuriです。 https://suzuri.jp/nothihodo