お金のない生活のリターン獲得法

基本的に、お金がない生活とお金がある生活の2つ概念は有りますが…貴方はお金のある生活をしていますか?と言われて、そうだと答える人はどれぐらいいるでしょうか。いわゆる中流層の方も、そう聞かれて「お金がある生活をしている」と答える人はそれほど多くはないでしょう。日々の暮らしや食費などありますから。私はお金をあまり持っていませんが、お金がない中でリターンを求める生活をしています。しかしお金はありません…残念ながら。

しかしながら前述の通り、お金を持っていてもそれを十分実感できている生活を送るのは並大抵の努力では出来ません。もちろん数億、数十億の金額で報酬をもらっていればそのような悩みはないでしょうし、お金のない私からすればそれはうらやましいことです。しかし無いものはないわけです(笑)。中流層と考えられる方も書籍や勉強でお金を使う以上、お金がないと感じることも多々あると思います。

私はお金はないですが、いかに数少ないお金でリターンを得るかを考えてお金を使います。それはお金がない生活の知恵でもありますし、誰しもがそうだとは思いますが、社会が動くためにお金は動き、そしてそのお金が入ったときに本当にありがたいことだなと思う、そのような感謝の心をお金に託して使うという気持ちでもあります。頂いたお金を使うならどのようなものを買うべきか、自己研鑽をして誰かのために自分の力を奉仕するべきではないか(noteなどに書くのも、誰かの役に立てばいいなという気持ちの表れであります)、というような考えを基にお金を使うことがとても大事なことと考えます。

それでは、お金を使わずリターンを得るためにどうすべきかという話に入ります。それは「高いものと代替可能」「そのお金を使って得られるリターンにより、お金の価値は等価であるかそれ以上か」「使ったお金は自分の資産となるかどうか」などが挙げられます。

まず、高いものと代替可能かどうかについて。私のPCにはWindowsではありません。1台だけWindowsはありますが、各種設定用です。Linuxを使用しています。どれも10年以上前から使っているPCになります。Windowsに比べるとインストールや各種の設定など手間がかかることは有りますが、それでも高い金を払ってWindwsにするかどうかというと、そこまでしなくても良いのではないかというディストリビューションを使用しています。このとき必要なのは知識です。まずWindowsの知識とそれと代替可能な機能を兼ね備えているか、またそれはWindowsの機能の代替可能か、ということです。しかしながら完全にWindowsの機能を代替できるわけではないので、そのときは先に出たWindowsPCを使いますが…。普段用には十分便利なものでありますし、高い金を払うことを自分の知識でフォローすることは可能です。

次に、そのお金を使って得られるリターンにより、お金の価値は等価であるかそれ以上かということについて。お金を使う際には基本的にリターンがあります。「こんなことに使うんじゃなかったな…」という経験は誰しもがあるかと思います。しかし考え方を変えると、逆のパターンもあるわけです。「このことにお金を使ってよかった」「この使ったお金で自分の知識が身についた」など。それは簡単なことではないですし、それを見極められるまでにはやはり知識が必要です。その知識とはそのお金を払ったそのものについて、自分がどのようなリターンを得られるかという客観的な事実と今までのお金を使った経験、つまりお金に関する経験則です。誰しも経験則は異なるので、私の経験が読んでいる方の役に立つかどうかと言ったら難しいところですが、私の場合勉強のために本を買うことがあります。今は電子書籍の読み放題プランを使っています(300円なので雑誌を1冊購入するよりずっと安いのです)が、それも自分のリターンを考えるとお金の価値は等価かそれ以上という判断をしています。あとは新聞代ですかね。情報が入らないと何も出来ないので、新聞代だけは払うことにしています。これらはすなわち、形になるものというよりは、価値を買うということであると考えます。

最後に、使ったお金は自分の資産となるかどうかについてです。この視点でお金を使うときは、先に書いた価値を買うということに加え、電化製品など形になっているものを買うということです。先日は携帯の新規購入でもらった商品券を利用してオーディオプレーヤーを購入しました。もちろん商品券があるから出費がないということも判断理由ですが、オーディオプレイヤーは形に残るものです。壊れない限り消えることはありません。そしてそれを使用するたびに便利なことを実感できるので、リターンとしては継続的かつ形に残るものと言えます。つまり形に残る資産をお金を使い購入、そして形に残したということです。
最初に書いたPCと違うのは、代替可能かどうかでPCを判断した時と同じ、代替可能な製品であるかどうかということです。そのオーディオプレイヤーは、他の機材と代替不可能であるという判断をしました。オーディオプレイヤーを購入する前に、機能としてラジオ機能があり、そしてそれを録音できる製品がほしいという目的もありました。その目的に会う製品だったので、購入してよかったと感じています。つまりリターンがあったわけです。そしてその機材を購入したお金は、機材が壊れるまで、リターンをラジオ、オーディオプレイヤーの機能に形を変えてとして出し続けます(丁寧に扱うつもりなので壊れることは無いとは思いますが…)。そのような考えでリターンを得ることに成功したわけです。

以上三点が、私の「お金がない!生活の」リターン獲得法です。私の生活に当てはめた話では有りますが、これらに必要なことは誰しもが当てはまる点で考えると、必要なのはお金を使う先の機能に関する知識、お金を使うことに対する経験の記録とそのお金を使うことにより獲得されるものについての深い知識、これも知識ですね。そしてお金を使うことにより自らに残る物の価値について考えることなどになります。

知識と経験と自分の手元に残るもの、それらの価値を考えることでお金のない生活と言っても十分気分をリッチに生活することは可能です。お金がないと嘆いているよりも、自らの手で今手元にあるお金を使いリターンを増やしてみませんか?生活の充実や物欲を満たす手段として、そしてお金がなくても生活が楽しくなりますように…参考になれば幸いです。

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人生に必要なのは勇気と想像力、そして少しのお金とはチャップリンの言葉ですが、勇気は別にしても(笑)、想像力はnoteのスキが示してくれます。少しのお金を記事を呼んで役に立ったならば志として頂けると本当に嬉しいです。書籍代として本を購入し、勉強してそのお金を還元できればと思います。