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おぼろげながら浮かんできたんです 40という数字が。

<<8月15日追記>>
フィルムカメラでも使ってみました↓

<<追記ここまで>>


ゆえに、買いました。

コシナのVoigtlander ULTRON 40mm F2 SLII N Asphericalです。
名前が長ったらしい上に、リニューアルして世代交代を重ねているため、商品名の特定が難しい…。
ちなみに、現行モデルはVoigtlander ULTRON 40mm F2 Aspherical SL II Sというモデル。こちらはレンズデザインがクラシカル(往年のMFニッコールレンズオマージュ)で、最短撮影距離も短縮(38cm→25cm)されています。
が、スペックアップ故に厚みが増しているため、今回はコンパクトさを重視して旧モデルを買いました。
当然新品はないので、中古を探しました。

ちなみに、40mmのレンズ(カメラ)は既に2つ持っています。
キヤノンのEF40mm F2.8 STMと、ミノルタのHi-matic E(ハイマチックE)。

上:EF40mm F2.8 STM.
下:Hi-matic E (40mm F1.7レンズを搭載)

そんでもって、これらのカメラ・レンズで撮った写真がこんな感じ。

Hi-matic E + Lomography 400
Hi-matic E + PRO400H
Hi-matic E + PRO400H
EOS RP + EF40mm
EOS RP + EF40mm
EOS RP + EF40mm

この誇張し過ぎない遠近感、ボケすぎない背景。
ちょうど人と会話を楽しむ距離感で、バストアップが撮れます。
35mmでも50mmでもないこの40mmこそ、わたしにとっては「標準レンズ」という表現がしっくりくるんです。

最近では、最強スナップシューターともいえるリコーGRシリーズのラインナップに、40mm相当の画角を持つGRIIIxが加わりました。
また、フルサイズミラーレス界でも、ニコン(Z40mm)やソニー(FE40mm)がこぞってコンパクトな40mmレンズを揃えています。

そんな流行の最先端(?)40mm単焦点。
キヤノンのカメラでは既に楽しませていただいているのですが、せっかくなら手持ちのニコン機(MFフィルム一眼レフ)でも味わいたい。
ということで、今回の購入に至りました。


さっそく手持ちのカメラの中でもコンパクトなFG-20に装着して…といきたいところなのですが、あいにく修理に出しておりまして。

とりあえずはじめての外出は、マウントアダプター経由でEOS RPにつけて、となりました。
アダプターの分の厚みがあると、もはやパンケーキレンズとは呼べない存在感になってしまいますが、気にしない気にしない。


ふらふら散歩がてら撮ってみたのがこちら。

EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N
EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N
EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N
EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N
EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N
EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N
EOS RP + ULTRON 40mm F2 SLII N

最後のお花の写真は、ほぼ最短撮影距離で撮ったものです。
絞りは確かF4。
個人的には、ここまで寄れれば十分ですね。
クローズアップレンズが付属していますが、持ち歩くことはなさそうです。

いつもながらコテコテレタッチなので発色や階調について特に申すことはありません。
絞り開放でも解像感があって、優等生レンズだなぁという感想です。

あと、小さいがゆえにフォーカスや絞りのリングはまわしづらいです。
特に絞りのほうは、マウントアダプターよりレンズの径が小さいせいで指が届きにくく、難儀します。
ネイティブFマウントで使ってみたらまた感想が変わるかもしれませんが、現状の印象として。


そんなわけで、小さくて軽いULTRON 40mmでした。
修理中のFG-20が返ってくるまでは、EOS RPにつけて楽しもうと思います。
手軽に持ち出せて、散歩にぴったりなので。

ちなみに、このレンズを買うために、先日手に入れたばかりのこのレンズは早々にマップカメラへと旅立ちました。
よく考えたら望遠域なんてめったに使わんわ。

まわるまわるよ機材はまわる。

おわり。

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