本業で稼ぐことを忘れた補助金愛好者
今日は本業で稼ぐことを忘れた補助金愛好者についてです。
【本業で稼ぐことを忘れた補助金愛好者】
作成 中小企業診断士 竹内幸次
中小企業省力化投資補助金
の対象商品が徐々に増えており、人手不足に悩む中小企業にとってはありがたい補助金である。
省力化補助金に限らず、
4月から5月はIT導入補助金や12回目の中小企業等事業再構築促進補助金、各自治体の補助金や助成金の情報が公開されることが多い。
このため中小企業経営者の中には
補助金情報を毎日のように探す人もいる。国や自治体が行う補助金制度はjGrants(https://www.jgrants-portal.go.jp/)で探すことができる。
補助金は事務手続きに
時間が取られることも多いため、補助金が採択されると、本業よりも事務作業に社長の時間が割かれることも多い。補助金事務のために売上が落ちるという本末転倒な状況になることがないようにしたい。
また、本業で稼ぐという意識よりも、
補助金で資金を得ることばかりを考えてしまうことがないようにしたい。補助金はあくまで補助であり、メイン金ではない。また、採択されない可能性もあるし、採択がでるまでは実行できず、事業機会を逃すこともある。
中小企業経営者の皆様の周囲には、
本業よりも補助金情報ばかりを探している補助金愛好者はいませんか?
スプラムでは中小企業に即した現実的な経営助言を行っています。講演、コンサルティング等の問合せからご連絡ください。
2024年5月24日に中小企業講演「ネットを使った生活者ニーズの把握と、自社の魅力のデジタル発信強化法」を群馬県室内装飾事業協同組合で行います。
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