見出し画像

【Progateすごい】プログラミング学習サービスの抜け穴とその対策について

本記事の結論👇

本記事の内容
・コンテンツビジネスは悪さができてしまう
・サブスクモデル vs 買切りモデル
・Progateのスライド形式がすごい


コンテンツビジネスは悪さができてしまう

NewsPicksの会員限定記事や、noteの有料記事、日経電子版など、お金を払わないと読めないサービスは多いです。
中国でも、知識経済という有料コンテンツのビジネスモデルが近年盛り上がっているといいます。

参考:中国「知識経済」、広告で勝負しないメディアモデルの徹底的解説

プログラミング学習サービスも、TECH::CAMPなどのスクール形式でもない限り、多くはコンテンツビジネスです。
Progate・ドットインストール・schoo・N予備校・Udemy etc... 全てコンテンツビジネスです。
これらのコンテンツモデルは、ユーザーが悪さをできてしまいます。

それは、「コピペ」「画面キャプチャ」です。

『N予備校のテキスト教材を、コピペで友達に共有。』
『ドットインストールの有料動画教材を、画面キャプチャして友達に共有。』
このようなことが、技術上可能になってしまっているのです。 
※僕はしていませんw


サブスクモデル vs 買切りモデル

上述の悪さによる収益低下を防ぐために、比較的安い値段で継続課金を狙うサブスクモデルではなく、都度課金の買切りモデルもビジネスモデルとしては選択肢の一つでしょう。

EdTech大手、Udemyは買切りモデルを採用しています。
もちろん、Udemyでさえも動画をキャプチャすれば悪さはできてしまいます。しかし、「高い料金を払った」という事実が「購入者が知人へ無料で共有する」行為へのハードルともなり得るのです。

買切りモデルの問題は(特に初学者の場合)、その心理的ハードルの高さです。
そのコンテンツが自分にとって適切なレベルなのか、高い値段を払ってそれだけの恩恵を本当に受けられるのかという判断が難しいからです。

比較的少額で始められて、かつやる気があればコスパ最強にもなりうるサブスクモデルが、ユーザーには優しい存在だと考えます。
ただ、悪さがしやすいのです。できてしまうのです。
※僕はやってません(2回目)w


Progateのスライド形式がすごい

その点、Progateさんがすごいと思います。

Progateの教材は👇のようなスライド形式になっています。

一つのレッスンに対し、複数枚のスライドがあります。
もし、このコンテンツを複製して知人に共有しようとした時は『Progateで学んでいく様子を画面キャプチャするか、スライドを1枚1枚変えながらコピペをするorスクショをする。』になるでしょう。
これは結構な手間がかかります。この手間を「一月980円」と天秤にかけてみれば、手間を捨てて大人しくお金を払おう。となるように思います。

Progateさんが教材をスライド形式にした理由は、こちらの動画で「わかりやすいやり方を探し求めた結果、スライドに行き着いた」とおっしゃっています。
が、結果としてそれは悪さへの抑制にも繋がっているようです。


-----


インターネット上のコンテンツには、紙幣の偽造防止技術のような不正対策がまだまだ確立されていません。
その中でこのProgateさんのスライド形式は本当に秀逸だなと感動しました、というお話でした。

読んでいただきありがとうございます!サポートは次回の執筆に役立てさせていただきます。 普段はTwitterでつぶやいています 👉https://twitter.com/sota_mikami