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習慣を変える。

本日、中国四国農政局主催の食育シンポジウム『スポーツ×食育 アスリートから「食」を学ぼう!』にパネリストとして登壇させていただきました。

約90名を前にアスリートとしてお話をさせていただきましたが、
こんな機会は滅多にない!
と、普段とはまた違う気合いが入る一方で緊張もしました。

学生や栄養士、子どもを持つ保護者、そして夏休みにも関わらず、子どもたちもたくさん来てくれていたことにびっくり。

夏休み、遊びたいじゃん…
意識高い…


世界陸上やオリンピックにおけるナショナルチーム強化合宿の協力スタッフなども経験された栄養管理士、保科圭汰さん。V.LEAGUE・岡山シーガルズに所属するバレーボール選手、丸山亜季さん。お二人方とご一緒させていただきましたが、僕にとっても有意義な時間を過ごすことができました。


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来場された方々から多く質問あったのが、「カップラーメンが好きなんですけど…お菓子が好きなんですけど…」といった食生活、食習慣を変えたい!といった悩み、相談。
難しいですよね…

食事って良いものを食べたからといって変化がすぐに分かるものでもないし、逆も同じ。


僕も食に関する意識が小さい頃からあったわけではありません。
ポテトチップスやカップラーメン、ぜんぜん大好きでした。試合前にげん担ぎでラーメンを食べていた時期もありました。


小さい頃のお話をすると、

僕がプロサッカー選手を目指すようになってから両親はとても協力的で、食事面では特にお母さんが"超"が付くほどのサポートをしてくれました。食事は品数多いし、栄養についてもめちゃくちゃ勉強してくれて「そんな食えない!」って量の料理が食卓に並んでいました。おやつもバナナやヨーグルトを中心に出してくれていました。

しかし、毎日カラダに良いものを、と与えてくれるお母さんがいた一方で、みんなとの練習帰りにコンビニでお菓子を食べていました。
完全な反動です。
正直この年代の子どもは何をしても反動は切り離せないものだと思います。

ただ、そういったお母さんのサポートがなければ、コンビニでお菓子を食べている自分に罪悪感すら与えなかったと思います。サポートがあったからこそ認識することはできていたし、それがあったからこそ今の食事にこだわる自分がいると思います。

上にも書きましたが、
食事は変化がすぐに見てとれるものでもないし、習慣を変えるということは難しい!
変化が分からないからいいや!と思ってしまう人も多くいると思います。

でも、

当然自分の口から入れたもので自分のカラダはできています。

いい車でもガソリンが軽油だったら出せるパワーも出せない!


自分の怪我には、自分のパフォーマンスを上げるには何がいいのか、そうやって勉強する環境を自然とつくれることは自炊するメリットだと感じていますが、そんな感じで食事の勉強をしています。

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食生活に限った話ではなく習慣を変えることは何事も難しいことですが、
余白を作ってあげながら少しずつ習慣を変えていけるといいなって思っています。僕もオフの日はホイップクリームたくさんの甘いものを食べます。
余白がないと続かないことは弱いのかもしれませんが、継続させることが第一です。


あとは思い込み。
自分でカラダに良いものを意識して食べると「コンディション上がった気がする!」
僕は単純な人間なので、そんな自己暗示にかかることからスタートしました。


僕にもたくさんの改善したい習慣があるので地道に頑張っていきます!

今回食育のシンポジウムにパネリストとして登壇させていただきましたが、人前で話すことによってまた食に関する意識が上がる気がしています。
最高です。
貴重な経験をさせていただきました。中国四国農政局の皆さま、ありがとうございました。


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ファジアーノ岡山は現在4連勝からの2連敗という結果になっています。
自分たちのサッカーを疑いたくなるかもしれません。
もちろん目を背けてはいけない部分はあります。

でも、積み上げてきたものは絶対にある。
シーズン終盤に向けた中盤戦、こういうときこそ手を取り合って頑張りましょう!

みんなで昇格したい!!