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サッカーって素晴らしい。

こんにちは。
慶應義塾大学体育会ソッカー部(打ち間違えではなく、慶應のサッカー部正式名称です)で2018シーズン主将を務めていました、松木駿之介です。来シーズンからはファジアーノ岡山でプレーさせていただきます。

私も最近流行り?のnoteをはじめてみようかなと思います。

だって、早稲田ア式蹴球部(サッカー部)の発信力が凄いんですもん。量も質も。

この1年で私たち慶應とライバルである早稲田との差は大きく広がってしまったと感じています。チームを引っ張るべき主将として力がありませんでしたね。

早稲田大学の監督を務めている外池さんや選手の発信を見ていると、ライバルであるにも関わらず好きになってしまうんです。

オンザピッチで示した関東リーグ1部優勝という結果はもちろん讃えられるに相応しい結果なんですけど、
私が好きになったのはオフザピッチでそこに至るまでのストーリーや想いを発信し続けた早稲田があるからだと思います。

ストーリーや想いを知っているだけで、こんなにも感情移入してしまうのかと学ぶことができました。

あとは菊池流帆(青森山田→大阪体育大学→レノファ山口内定)の影響です。
彼とは高校時代共に熱く闘ってきた仲ですが、彼が先日発信したnoteを読み胸が熱くなりました。もともと彼のことは熟知しているつもりですが、あれだけ文字に彼のパワーをのせられると、さらに菊池のことが好きになってしまいますね。

影響されまくりではありますが、私も誰かに影響を与えたい!

私は自分が好きです。
結果を出せる自分が。

結果が出せない自分は嫌いです。
ダサいから。どんなに頑張ってても結果が出ないと嫌です。

結果が出せたとき、せっかくならその影響を最大限にしたい。早稲田大学や菊池を見ていてそういう感情が生まれました。

なので、私のストーリーや想いを定期的に自由に綴っていきたいと思います。文章力や言語化する力が乏しい事は自覚していますが、お付き合いいただけると嬉しいです。

私は普段、サッカースクールで子どもたちといっしょにサッカーをしています。
子どもが好きなんです。大好きなんです。

どんなに疲れていていようが嫌なことがあろうが、子どもたちの笑顔を見ると元気になれるんです。不思議ですよね。

そんな子どもたちの中でプロを目指す選手がいます。

懐かしい。

私も子どものとき、プロサッカー選手を目指し日々ボールを追いかけていました。
目指すというかなれるもんだと思っていました。
平気で
「ママにバロンドールをプレゼントしてあげる!」
「パパにはフェラーリね!」
と言う子どもでした。

しかし中学3年の夏に現実を見ました。当時、横浜FC Jrユースに所属していましたが、ユースへの昇格ができませんでした。

このとき、はじめてプロになることは難しいと思い始めました。

絶対なってやる。
その決意を持って親元を離れ、豪雪地帯にある青森山田高校で寮生活することを選びました。
しかし…

「絶対プロになれない、、」

そう感じさせられるほど周りのレベルが高く、私には力がありませんでした。

プロを目指しているということも隠したくなるくらい。いや、隠すというよりも言ってはいけないというくらいでした。

それでも諦めきれない私は大学でもサッカーを続け、プロサッカー選手になることができました。

絶対。ってありませんね。
「絶対プロになれない、、」
って感じた私がプロになれたのですから。

だから!子どもたちにも想い続ければ誰にでも可能性はある!と伝えたい。
絶対はないけど、誰よりも想いが強ければ、それだけのことをすれば!

そんな想いを持って12月22日、あるイベントを開催しました。

『繋ぐ。〜サッカーで家族になる〜presented by Matsuki & Hake』

めちゃくちゃな熱量で子どもたちを見ている羽毛さんと長い間話を練り、ようやく実現させることができました!

地域の子どもたちを招待し、プロサッカー選手(内定選手含め)とサッカーをする機会をつくりました。
私の友達であるプロサッカー選手にご協力いただき、約120名の子どもたちといっしょにサッカーをしました。

目的は先にも述べたように、
・プロサッカー選手になるという夢を現実に変えてもらいたい!
・プロサッカー選手を身近に感じ、サッカーを好きになってもらいたい!

子どもたちにどれほどの影響を与えることができたか分かりませんが、ご協力していただいた友人たちのおかげで素敵な時間にできたと思います!

そしてもうひとつの目的が、
・今年起きた岡山の豪雨被災者への寄付活動

今年7月、西日本を記録的な豪雨が襲い、私が来シーズンプレーさせていただく岡山も甚大な被害を受けました。

その岡山に対して、少しでも力になりたい。

微々たる力にしかなれなくても、その想いを持ってチャリティーイベントを開催させていただきました。

イベント参加費としていただいた金額と有志募金箱に集まった金額を、諸費用以外全て寄付致します。

集まった寄付金についての詳細は、以下の通りです。
【チャリティー 内訳】
会費 115,000円

有志募金 45,457円

支出
グラウンド費用 20,000円
人件費36,000円
当日の雑費 10,000円
↑選手・スタッフへの飲み物や軽食・駐車券

計 94457円 寄付

このイベントに賛同し、参加していただいた子どもたち、親御さんに心から感謝しています。ありがとうございました。

以下、ご協力いただいたプロサッカー選手です。
【チャリティー参加選手】
・会津雄生 FC岐阜 内定
・岩武克弥 浦和レッズ 内定
・鈴木大誠 徳島ヴォルティス 内定
・鈴木徳真 徳島ヴォルティス 内定
・名古新太郎 鹿島アントラーズ 内定
・西澤健太 清水エスパルス 内定
・旗手怜央 川崎フロンターレ 内定
・三苫薫 川崎フロンターレ 内定
・渡辺剛 FC東京 内定

【チャリティー景品提供選手】
・守田英世 川崎フロンターレ 日本代表
・籾木結花 日テレ・ベレーザ なでしこJAPAN
・神谷優太 湘南ベルマーレ ※愛媛FC期限付き移籍中
・矢島輝一 FC東京
・廣末陸 FC東京
・郷家友太 ヴィッセル神戸
・上島拓巳 柏レイソル 内定
・相馬勇紀 名古屋グランパス 内定
・岡田優希 町田ゼルビア 内定
・中山克広 横浜FC 内定

お忙しい中ご協力いただきました。本当にありがとうございました。

また、12月22日はインカレ決勝がありました。決勝後、大学サッカー学連の企画で内定者サイン会があった中でこちらのイベントに御理解をいただき、開催することができました。
私たちの想いを汲み取っていただけた学連の方々に、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。

サッカーで色んなものが繋がります。家族のようになります。

「サッカーで繋がること。そして大好きなサッカーを通じて、微々たるものかもしれませんが大変な思いをしている方々の力になれる可能性があること。」

を再確認することができました。

サッカーの持つ力は素晴らしいものだなと、いつも感じます。

大好きなサッカーで、たくさんの人に影響を与えられる選手になりたい。

そのために日々、ピッチで結果を出すために頑張ります!!