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公務員保育士、ピアノの練習をする

退職まで約2ヶ月になりました。

公務員保育士と言っていますが、現在は公立幼稚園に勤務しています。

この仕事、退職するからと言って特に何かが変わるわけではないので、例年通りの日々を過ごしているのですが。

タイトルの通り"ピアノの練習をする"日々がそろそろ始まります。

幼稚園教諭や保育士ってピアノが弾けて当たり前、みたいなイメージがあるじゃないですか。

でも、人によってピアノの得意、不得意、好き、嫌いはあるわけですよ。

仮にピアノが苦手でも、周りに弾ける人がいたら案外何とかなる場合が多いんですけどね。

私は幸い、子どもの頃(約10年間)個人の先生にピアノを習っていたので、仕事で困らない程度には弾けます。

毎日、幼稚園の教え子ちゃんたちと一緒に、ピアノを弾きながら歌うことが至福のひとときだったりします。

これ、弾きながら『歌う』っていうのがポイントで、私、ピアノを弾くことよりも歌うことが好きなんですね。

中学生の頃は、合唱コンクールでみんなと一緒に歌いたくて、ピアノ伴奏の担当になるのを全力で拒否していたほど…。

(やむを得ず弾くことになった年もありましたが。)

そんなわけで、日頃の保育では、楽譜をパッと開いて、季節やその時期ならではの歌をピアノを弾きながら子どもたちと一緒に楽しく歌っています。

ところが、ここ3年、卒園式のピアノ伴奏の担当が続いていて、今年も私が弾くことになりました。

卒園式以外の行事(誕生会、発表会など)は、何のプレッシャーもなく弾けるのですが、この卒園式のピアノ伴奏が超絶苦手…。

卒園式のピアノ伴奏って楽譜が意外と難易度が高い物が多くて、去年、一昨年は『さよならぼくたちのようちえん』を夢に出そうなぐらい毎日弾き続けていました。

園長先生がこだわりの人なので、「こんな感じに変えられる?」って注文されて途中で伴奏(楽譜)を変更することが2~3回ありました。

今年は『さよならぼくたちのようちえん』は歌わないんだけど、それはそれで曲が変わればダメ出しもありそうで。

『みんなともだち』の楽譜を5種類用意して、どれが園長先生の好みかなーって考えながら弾いてみています。

今日は、自宅で2時間近く『みんなともだち』を弾き続けたので、さすがに途中から娘も口ずさんでましたね(笑)。

私もずっと頭の中をメロディーがぐるぐるしてます。

卒園式でピアノの伴奏をすること。

それに加え、体調を崩してはいけないというプレッシャーがしばらく続くのと、毎日の卒園式の練習&卒園式当日の独特な緊張感が何とも言えないのですが。

今年は卒園式に続いて閉園式でもピアノを弾かないといけないので、ホッとできるのが少し先になるけれど。

何はともあれ、最後の大仕事だと思って乗り越えます。

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