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超人    きん肉マン



きん肉マンは、超人だ。


僕はおじさんなので、きん肉マンの連載がジャンプではじまった時、きん肉マンは、まだ格闘マンガではなく、ギャグ漫画だった。
だけど、6歳下の弟が買ってくる、ジャンプをたまにみると、きん肉マンは、超人として、戦っていた。
いつか、弟のジャンプの、きん肉マンをみていたら、きん肉マンのマスクが破れて、マスクのなかから、髪の毛のようなものが、見えたシーンがあったような、記憶がある。



きん肉マンは、人間だったのかも、しれない。
僕は、おっさんだから、知らないけど。



ニーチェも、超人という言葉を、使っている。



僕は、超人とは、その言葉どおり、人を超えた、という意味の、やはり、人間、ということを、言っているのだと、思う。



人間を超える、ということは、無理、不可能、と、わかっていても、それに、諦め無いで、立ち向かい、戦う、ということを、意味している、と、僕は、思う。



戦うのを諦めるのを、虚無、ニヒリズム、と、言う。


きん肉マンの必殺技は数々あると思うが、そのなかでも、最強の必殺技は、火事場のクソ力、だと、僕は思う。


火事場のクソ力とは、人間みんなに、本当に在るらしい。
火事になった時、普段はヨボヨボの腰の曲がったおばあちゃんでも、腰がピンと伸びて、重い箪笥を担いで、運んでしまうという事は、本当に、在るらしい。
こういうのを、火事場のクソ力、とよぶのだろう。
でも、人間は、緊急時には、それだけの凄いパワーを、発揮するのだけれども、日常的には、その能力にストッパーがかかっていて、潜在しているみたいだ。
日常的にその能力を使うと、人間は、自らの、こころとからだが、ブッ壊れてしまう、のだそうだ。



火事場とか
ニヒリズムに
立ち向える、人間は、
やっぱり





素晴らしい






と、





思う。

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