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スペインへの旅立ちは過酷だった…


Hola, buenas !!!

noteに訪れてくださってありがとうございます♪



表紙に使ったこの写真は、
plaza de Espanya という
スペイン、バルセロナにあるスペイン広場だ。


約1年前、9月13日。

少しシーズン遅れながらにスペインへ現地入りした。


9月半ばというのは、リーグの試合はまだ始まってはいないが、
チームはシーズン入りして、
練習が本格的に始まっていたり、
プレマッチと言われるような試合が行われている。


スペインで俗に言う
Pretemporada(プレテンポラーダ )と呼ばれる時期だ。

(チームによって前後するが、だいたい8月中にプレシーズンが始まる。)

私が遅れたのは、
スペインに行く前に働いていた仕事との兼ね合いだ。
(これに関しては、ここでは省略。)



そして、1年前といえば、
日本で大きな災害が相次いだ時期。


西日本豪雨災害


私の地元岡山県でも
豪雨災害でたくさんの被害があった。

あいにく、私の家には問題なかったが
友達の家やらあちこちと本当に凄まじかった。

今でも元どおりの生活には戻れていない人はたくさんおられる。

こんなこと、今でも本当に起こったのか?と写真を見て思ってしまうほどの衝撃さだ。



そういうこともあり、

私も出発前は本当になんとも言えない感情だった。


今だから色々と打ち明けるが、


本当にこんな時にスペインに飛び立って良いのだろうか?


そんな気持ちが私の心の中にあったのは正直だ。

なぜなら、身近な人も被害に遭っていたからだ。



でも、こんな時だからこそ
行くことを諦めてはいけない。

行って思いっきり挑戦するんだ!


そういう気持ちに切り替えれて
そのままのチャレンジを進められることができた。


それには背中を押してくださる方の存在が本当に大きかった。感謝しています。


でも、行くまでにできることはないだろうか?

そんな気持ちはずっとあった。


とはいえ、仕事とフットサルの両立で時間はあまりなく。
なかなかボランティアで現場に行くことができなかった。

その合間にも、スペインに行くための準備もしなければならない。

引っ越しもしなければならない。


やる事はたくさんだった。


でも…

ボランティア活動


見る人によっては、そんなことしてる場合じゃないだろう。やることがあるだろう。そう思って見てた人がいた事も理解はしていた。

でも、動かずにはいられなかった。


そんな中で、私ができたことは

ボランティア団体の拠点に
県外からボランティアに来てくださった方を
駅から送迎する事
だった。



でも…

さらなる問題


そんな時に姉は車を失い
子ども2人を保育園に連れて行ったりするのにもどうしても車は必要で

私は家から45分(混む時間は1時間以上)かかる職場の通勤をさらに早く家を出て、
姉の家により、
姉と甥っ子たちを乗せて職場に行き

そして、私は職場でおりて姉に車を貸す。

仕事が終われば、
その時間に姉に職場に来てもらい
姉の家まで帰り、

そこから私の家に帰るか
練習へ行くか
ボランティアの拠点に行くか

そんな生活をしていた。


拠点からの帰りはまた遅く。
次の日はまた朝早い。


寝不足なのは正直だった。
でも、被災した方達を思えば、
送迎しかできない自分はなんとも言えなかった。


その他でできたことといえば、


物資を集めること。

被災地での活動に使えるもの、必要なものを聞いて、
それをSNS等で呼びかけたりして
協力してくださる方の元へ受け取りに行ったり、
直接拠点に送っていただいたり、
自分で集めれるものはお店を回ったりして集めたり。


大変だったり、
協力してくださる方がおられてもなかなか時間を合わせることができなかったり、

思うようにいかないこともたくさんあった。

それでも協力してくださる方がいてくださった事が、本当に嬉しくて、ありがたくて…

大変以上の感動がいつもそこにあった。


そして、そんな中で私なりにできることとして
実現できたことは

避難所でのゆる体操




そして、
被災地域のスポーツ少年団とのサッカーイベントとサッカー物品のお届け。


これは友達のおかげで実現できて
私自身もすごく楽しくて嬉しかった♪





それでも…

今だからいうと、


友達の家や
ボランティア団体での現場作業とかに

直接行けなかったことが
ずっと私の心の中にあった。


特に友達の家には行きたかった。

一度だけ、必要って言ってたものを持って行って、話をした。

でも、手伝いに行けなかったことは
ずっと心残りで
正直、今でも自分から連絡しづらかったりする。


元気だったらいいな、
って、ただそう願ってる。


相次いだ災害


日本を出る前はそんな日々の中、

仕事は8月末まで通常勤務。
9月頭に引き継ぎ。

間に引越しを済ませ、
姉の家と実家を股にかける。


そんな中、日本での災害はまだ続いた。


そう、大阪でも…

関西国際空港から飛行機に乗ろうと思っていたが、
連絡橋がダメになるという事態。

ちょうど出発日と近く、
どうなるか?というタイミング。


なんとも状況がつかめないことから
急遽、飛行機を変えて羽田国際空港に。


そんなバタバタで
日本を出発🇯🇵!!!



案の定、この時体調不良に襲われた。


飛行機の中でも、正直しんどかった。


体調不良でバルセロナ入り


そんなこんなで、
バルセロナに着いた最初の頃。
激しい体調不良で、数日寝込みっぱなし。


着いた初日か次の日に
練習試合があるとのことで
その対戦チームにも関わりがあったから
会いにも行きたかったし

何より、試合出たかったし
やりたくて仕方なかったけど

菌を撒いては行けないと思い
行くことすらも諦めた。


今思い返しても、悔しく、なんとも惜しい…



ほんと、ここまで体調不良になることがそうそうなかったものだから、自分でも驚いた。


そして、基本的に
ある程度は身体動かしたら元気になるという私の定義があって…


身体を動かしたくて散歩に出かけた。

ほんと何キロ歩いたんだろう?

そんな時の通りがかりに登って撮った写真が
最初に紹介した表紙に使った写真だ。

ここに来て、
ようやくスペインに来たと思ったのかもしれない。


4月に短期で来た時のような感動や驚きとかはなく、
自然にふっと、バルセロナの環境の中に混じり込んだ感覚だった。


本当に来たんだなと思ったのかもしれない。

ただ、とりあえず体調不良のせいで
耳や鼻の調子が悪くて

人の声が聞き取りにくいし、
匂いは良くも悪くも感じにくいし、

なかなか大変だったけれど

そんなスタートも私らしいのかもしれない。



その頃のことはこちらの記事にまとめてあります。

地元新聞連載、応援団


こちらの記事は、地元新聞で月一で連載していただいてました。

応援団になってくださった方には、地元だけでなく全国へ郵送していただいてました。


まだまだ知らない方も多く、少なからずではありますが、

こうして、応援してくださってる方々が全国にいてくださること。地元でこのような動きをしてくださった方がいたくださったこと、本当に感謝が絶えません。


本当にありがとうございます✨



そんな感謝も胸に、日本に帰国している今、

私にできることをしていきたいと思います♪


フットサル選手としての夢

そして、その先に見ているものに向かって

走っていきたいと思います‼️


今後ともどうぞ応援よろしくお願いいたします✨





では、今日はここまでにして

この続きを連載
「スペイン生活」マガジンとしてまとめて
少しずつ書いていきたいと思います♪


それでは、

Hasta luego 👋 


https://note.mu/smile8kanamon/n/ndffca2fb877d



是非またみてください♪


Gracias 😊 

Buena suerte 🍀 



女子フットサル選手。過去の経験から今がある!ことに感謝して、夢に向かって歩んでいます!そんな私の活動を応援していただけたら嬉しいです✨