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親とのコミュニケーション~耳が遠い時、どうしてますか?~(Vol.11)

こんにちは、今日も訪問して下さってありがとうございます。

3月に入り、寒さがぶり返したせいか
まわりで風邪をひいたという人達がチラホラ
年度末でバタバタして疲れているかもしれません
温かくして春の日を迎え入れましょうね

前回の投稿では
老人性難聴の母親とのコミュニケーションについて
お伝えしました。

まだ読んでいない方は、以下のリンクからご覧になれます
↓↓↓
https://note.com/smile_care8739/n/n9ce4e49e75d5


前回、楽しいコミュニケーションにつながる鍵は
1.聞こえやすい環境を選ぶ
2.伝える内容はひとつに絞る
3. 話は短く、簡潔に
4.ときどき筆談

そして
日頃の行動パターンを知る
6.相手は変わらないと心得る
7.口角を上げて接する

とお伝えしました。

今回は、一つ一つ紐といていきますね

1.聞こえやすい環境を選ぶ
テレビ(ラジオ)をONにした状態
家族が会話をしている中で話かけると
その音にうもれて、あなたが言葉で伝えた音を
相手は聞き取りにくくなります。
そして、
補聴器は、前からの音を拾いやすいようにできている
ため、背後から話かけても音を拾いにくいんです。
補聴器の機能的に、後ろの音は拾いにくいんですね。
なので、相手の顔が目に入り位置に移動して話をする
ことが大事です。

時間帯も環境の一つだとしたら
起床後は、脳がお目覚めモードでぼんやり
夕食後は、脳がお休みに入るモードでぼんやり
この時間帯に何かを伝えて「うんうん」と返事
あってもうまく伝わっていなことがおおいです。

2.伝える内容はひとつに絞る
3.話は短く、簡潔に

いろんなことを伝えたい気持ちはわかりますが
相手は、聞き取ることに集中しているので
あれも、これもつたえていると疲れてしまい
最後は、集中力がなくなります。
(話が長いとイライラしてくるのはわたしも同じです)
何を伝えたいのか、どんな言葉を使ったら伝わるのか
おおまかに決めて伝えるとスムースです。

4.ときどき筆談
どうしても伝わりにくいときはメモを書いて伝えています
口で伝えることと違い、読み手側で伝わり方が変わるので
要件をしぼっています。
例えば
買い物リスト、〇〇さんから連絡があったこと など

そして、メモ内容に自分の負の感情は入れない

例えば
忘れずにかならず〇〇〇しておいて!
と書いたら、母親は注意をされた気分になり
怒っていました。

相手は人生の大先輩ですものね
娘だから何を言ってもいいのではなく
言葉を選ぶ必要があったと反省しました。

コツをお伝えしますと言いながら
普段のコミュニケーションで大切なことばかり(^^; 
老人性難聴とか補聴器を使っていることの前に
一人の人としてどう向き合っていくのか
大事なのかもしれません

長くなりましたので、続きは次回へ

本日も最後まで読んでくださり
ありがとうございました。

自分だけが頑張るから等身大のケアへ
松本尚子



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