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レッスンコラム vol.3 「Fコード(ギター)の壁」

今日のレッスンコラムのテーマは「Fコード(ギター)の壁」です。今回はギターのお話です。ギターで難しいとよく言われるのが、Fコードの形です。挫折しやすいポイントとも言われていて、実際に私自身も学生時代に挫折してギターを離れてしまったことがありました(^ ^;)

通常のFコードの押さえ方

 通常のFコードの押さえ方

Fコードはバレーコードと呼ばれるコードの一つで、全ての弦を人差し指で押さえる「バレー(セーハ)」という押さえ方をします。これが何しろ難しい。。すぐに指が痛くなるので、押さえるのが辛くなってきます。是非一度チャレンジしていただきたいのですが、いきなりこれをクリアするのは、初心者にとってかなりハードルが高いです。では、どうすればよいか?

簡単コードを使いましょう!

Fコードの簡単版「FM7」

Fの代わりにFM7(エフメジャーセブンス)というコードがあります。FM7はFの兄弟的な存在で響きは少し変わりますが、十分Fの代わりを務めてくれますので、しばらくはこのコードを使うようにしましょう。楽器を始めた頃はとにかくモチベーションが大切です。弾けないコードに苦戦してモチベーションを下げてしまうよりは、弾けるコードを増やしていく方が効率的だと私は考えています。

C・G7・FM7の中指と薬指に注目!

3つのコードの中指と薬指の形は同じ!

FM7の指の形をよく見ていただきたいのですが、中指と薬指の形はCやG7と同じですよね。同じ指の形というのはコードチェンジする上でも非常に便利なんです!コード同士の共通点を見つけられると覚える負担も減らすことができますよ♪

ということで、しばらくはFの部分をFM7で弾いて対応するようにしましょう。そして、ギターを弾くことに慣れてきたら通常のFにも挑んでいきましょう。バレーコードはやはり低音の響きがあるので、迫力があります。まずは1つのコードにこだわるよりも、全体のコードの流れを弾けるように意識すると、演奏することそのものが楽しく感じられます。ぜひチャレンジしてみてくださいね!


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