東洋囲碁8段戦第15戦三々の難しい変化

僕の黒番です。持ち時間は20分秒読み30秒です。

三々に入って今回は打って見ました。白10と一番難しい変化を打ってこられました。白12の上に切るのもありますが、今回は13の方から切りました。

難しい変化ですね。ここは難しすぎるので、変化図は省きますが、白20とこのような変化は1例としてあります。

ここで白40は意外な手でした。シチョウが悪く手もある手なんですかね。

白32では1と挟みツケる手もあります。これだと隅を捨てて、ふりかわりの進行になりそうです。

黒47で隅を取り切りました。形勢はどちらがいいか良く分かりませんでした。2の目外しの位置が良くて、左辺がどのように入ればいいか分かりませんでした。

どちらから抑えるか難しいですが、黒49から抑えて見ました。二段に打って、地を取る打ち方を選びました。この定石だと後手になるため、また三々に入って来られましたね。

黒63と先手を取りました。ここに打つと先手を取れることが多いですね。そして67と掛かりました。ここは迷わされた位置でした。

ここに掛かるのは2がぴったりで今一つです。

ここに打つのも2と打たれ左辺の幅が大きくて自信がありませんでした。

1でも2と打ってきますかね。これも自信がないですかね。

この図はやはり左辺が大きくまとまって黒大変な形勢でしたか。

1も当然考えました。白に響いていないので、つらいかなと思いましたが、こう打つ方が良かったですかね。

図々しく白82と入って来られましたね。確かにうまい攻め方がないようにも思えます。

白92の二段バネが手筋で、勢いコウになりました。

106までふりかわりとなりましたが、黒107の手が問題だったと思いました。

1とかけて3とこのように迫る方がまだ良かったでしょうか。

実戦は綺麗に両方しのがれてしまい、地合いが足りなくなってしまいましたね。

152手以下略白中押し勝ち

白は地に辛い打ち方で強かったですねー

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