ワイド版とでも言うのかな？本のサイズで、少し大き目の作品。お値段的には単行本より少し上がりますが、私の手元には結構あります。よくよく見てみると、【猫が登場する】作品の多いこと（笑）。

• 夜廻り猫

• おじさまと猫

• ねことじいちゃん

• くるねこ（はぴはぴくるねこ）

　どれもメジャータイトルなので改めてご紹介するまでもないのですが…

　【夜廻り猫】は、Twitterかな？そこにアップされていた漫画が話題となり人気がでたようです。

　私はその特集をTVで拝見し、【猫】ってことで興味を持ちましたね〜。ホントに泣かせるし、ホッコリするし、ニッコリします。

　生きづらさに苦しむ人や、頑張っている人、一人心で泣いている人…。そんな人たちの前に遠藤（主人公の猫）と、のちに一緒に過ごすようになる重郎（仔猫）がそっと寄り添いに現れます。いいなぁ…と、本気で思ってしまいます（笑）。

　ただかわいい！だけでなく、辛さとか悲しさとかもあり、ただ受け止めるだけ…ということもあります。でも、そっと遠藤と重郎が声をかけてくれるってことが、温かい。

　【おじさまと猫】。こちらはぶちゃいく（笑）な猫ちゃんのふくまるが、妻を亡くして一人暮らしのイケオジ（笑）で、実は凄いピアニストの神田（おじさま）との出会いから。

　ふくまると触れ合ううちに、おじさまの心の傷が癒えていき、たくさんの人と触れ合っていく…。あぁ素敵なお話（笑）。

　【ねことじいちゃん】。こちらなんだったかな？ネット広告か何かのオススメで見ました。絵のタッチがとってもほんわかとやわらかく、

　登場人物ほとんど【じいちゃんばあちゃん】！そして自由な島の猫たち。いいなぁこんな島で暮らせたら…なんて憧れます。

　じいちゃんと猫のたまさんの何気ない日常があり、幼馴染やご近所さん、島に来た若先生や、喫茶店のみちこさん。

　優しい時間の中に猫たちがのんびりそこに居るって感じがとても癒やされます。

　【くるねこ（はぴはぴくるねこ）】。こちらは作者のくるねこ大和先生と、お家で暮らす【愚連隊】の面々とのお話。

　訳ありでペットショップで長く家族が見つからなかった猫さんや、怪我をしていたところを保護した猫さん。様々な出会い。

　できるだけ新しい家族とお家を探されるようですが、愚連隊に入る猫さんたちも時々。

　今は最初から登場してる仔は…1匹だけだったかな？（胡ぼんくんかな？）

　それぞれのお別れの時のエピソードは、本当に寂しいです。でも、それが綺麗事ではないリアル。生き物とくらすということは、こういうことだと教えられます。

　ただかわいいだけとかでもなく、生まれつきの障がいがある仔。一度はトライアルに出たけれど、そうした理由で愚連隊に入隊。

　そして預かりの仔。などなと。くるねこ大和先生のブログやSNSも拝見しているのですが、そこで愚連隊のメンバーや、元預かりさんたちの訃報を聞くと、とても寂しいです。

　ですが、どの仔も幸せな猫生だったろうなぁと思います。

　どの作品も、私が猫ちゃんを保護する以前から愛読しておりますが、猫ちゃんをお迎えした今、少し感じ方変わりました。

　お別れの時とか想像したり、それがずっとずっと先のことであればいなと強く願ったり。

　今一緒に居られる、我が家に来てくれたことに感謝する。改めてそんな感じです。