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MF(マニュアルフォーカス)で撮ると自由になったよ、という話

こんにちは。好きなオールドレンズの特性はハイライトの滲み、smithです。

今回はタイトルの通り、オールドレンズでMFを使うようになったら、不自由なはずが結果的に自由になったよ、というお話。
意味がわからない?それならこのnoteを読みましょう!それではれっつごー!

AF(オートフォーカス)の呪縛


最近カメラを始めた方は、ほとんどがAFを使えるカメラを使用していると思います。かく言う私も、AFの精度と速度に惹かれてα7Ⅲを購入しました。

瞳AF。最近では、精度の差こそあれ、ほとんどのカメラに搭載されるようになりました。トラッキングと組み合わせると、逆にピントを外すのが難しいくらい。

ただし、AFにも弱点はあります。(α1とかぶっ飛んでるやつ除く)
それは以下のような状況です。

  • 暗いところ

  • 動きの早い被写体

  • 前に窓など障害物がある場合

  • 強い逆光

このような状況下では、AFが迷ってしまい、なかなかシャッターが切れない状態になりやすいです。これが問題。すなわち、

自分がシャッターを切りたいのに切れない

ということ。

更に、シャッターが切れたとしても、自身が狙った位置にピントが来ていなければ、所謂「ボツ写真」になってしまうことでしょう。

ジェットダイスケさんは、LeicaM10-Pを紹介している動画の中で、ピント合わせについて

そこに意志の介在がかるかどうか

ジェットダイスケ氏

と述べています。

このことから、MFで撮るということは、「例えピントが少し外れていても、自身が狙った瞬間を捉えることが出来る」と考えられます。

MFで撮るということ

僕は元来面倒くさがりなので、絶対に必要な場面以外MFは使いたくないと考えていました。押すだけで写るって最高じゃん!

ところが、MFに慣れてくると「思ったところにAFがこない事の方がストレス」と感じるようになりました。不思議なものです。

例えば以下のように、

遠い記憶のように全体をぼかして
玉ボケすき
ジャスピンではないところがポイント

こういった写真は、AFでは撮ることが難しいと考えます。

ただ、いくらMFに慣れていても外す時は外すので、どうしても外したくない!という場面ではAFの力を借りることも大切だと思います。場面ごとに使い分けられれば理想ですね。

まとめ

ピント合わせは写真の醍醐味であり、いちばん面白いところ。MFで新しい表現にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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