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#006 人気声優さんのMENSA入会とブランド戦略分析

MENSAがTwitterトレンド入り!

人気声優さんがMENSAに入会したというニュースが飛び交ってますね。

Twitterトレンドに「MENSA」が入ったり、Googleトレンドでも検索ワードで「メンサ」が300%アップしてました。

MENSA会員からすれば、これは事件です。
普段、なかなか知られていないMENSAが表舞台に出たのですから!

MENSAってなに?

まずMENSA自体がマニアックなので、簡単にご説明します。

MENSAは、イギリスに本部を置き、 全人口の内、上位2%のIQ(知能指数)を 有する者が集まる国際団体です。

試験をパスすれば入会できます。(入会金などかかりますが)

私がMENSAに入会した経緯

私自身、試験を受ける前までMENSAなるものを全く知りませんでした。

知ったきっかけは、知り合いから「ゲーム業界」の話を講師として登壇して欲しい、と言われたのが始まりです。

私は二つ返事でお受けしました。

しかし、それがMENSA会員に向けた講義とは知らず、さらにMENSAという団体自体も知らないまま、講義が終了。

みなさんとても真剣に好奇心旺盛に講義を聴いて下さってとても嬉しかったことを憶えています。

そして、懇親会というなの飲み会ですっかりみなさんと意気投合し、はじめてMENSAという団体の人たちであること、MENSAが何の団体かを知ったのです。

とにかくみなさん個性的で楽しい!
普通なら空気読め!って言われるようなシチュエーションでも、全然空気読まない!自由!

受験理由は至ってシンプル。楽しいから酔った勢いで申し込んだだけです。

なんも感動的なストーリーが無くて、申し訳ないです、、(;´Д`)

マーケティング分析

さて本題のマーケティング分析に移ります。

なぜ私が合格したときは全くニュースにもならず、声優さんが合格したときは大きなニュースになったのか。

「そりゃ、有名な人だからでしょ?」

そうなんですけど、それをマーケティング的なアプローチで分析します(させてください)

1)有名人である

いわずもがな有名人だからですよね。

マーケティングでは、ブランディングという言葉を使います。
今回は個人なので、パーソナルブランディングですね。

つまりその人がどれだけ、周りに影響力のある人なのか、ということです。
しかも身近に感じられる人。

少し前なら、有名人ならそれだけでブランディングが成立しました。

しかし現代は、超情報化社会。
情報が溢れかえっています。

そして、最大の変化は「個人が簡単に情報を与えられるようになった」ことです。

人気声優さんとしてだけでなく、SNSなどで身近に感じられる憧れの人。
そんな人ならば、パーソナルブランディングの力は大きいです。

しかし、リスクもあります。
発信する情報が倫理に欠けるもの、道徳的ではないものであれば、パーソナルブランディングは落ちます。
(炎上商法は一過性のものなので、真の絆は結べません)

2)みんなが巨人の肩に乗る

これだけのニュースが飛び交うと何が起こるか?

SNSで情報発信を生業としている人が、便乗してニュースを取り上げる訳です。

結果、自分のサイト、動画などのアクセス数、反応率が高まります。

つまり人気声優さんを紹介することで、自分も乗っかっているのです。
これを「巨人の肩に乗る」と言います。

このブログもそうなのか?(笑)

3)キャンペーン戦術

みなさんキャンペーン大好きですよね?

例えば、
・ポッキーの日はポッキーが売れる
・元号が変わったら、便乗商品がどんどん出てくる
・○周年記念に弱い
・バレンタインにはチョコが売れる

私が子供の頃は、ハロウィーンなんてなかったですから!
今は当たり前のようにやってますが、これも企業が仕掛けたキャンペーンなんです。

今回の件は、キャンペーンを作ったわけではないのですが、結果としてキャンペーンのような祭り状態になっているので、なおさら情報が拡散して、トレンドに入る訳です。

まとめ

・パーソナルブランディング強し!
・有名人に乗っかる(巨人の肩に乗る)先述は強し!
・キャンペーン戦術は強し!

これらをみなさんの事業や活動に使ってみてはいかがでしょうか?

私としては、今回のことがきっかけとなり、MENSAへの関心が高まり、もっと多くの仲間が増える事を楽しみにしてます!

それでは!

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