弓道の基本(射法八節の動画リンク)

全日本弓道連盟射法八節図解
http://kyudo.jp/contents/code/ab3?
http://kasumikyudo.web.fc2.com/shahou/shahou.html
http://www1.kcn.ne.jp/~toyo/yumi/kihon/hassetu.html

【弓 道】其壱 射法八節 -足踏み- 講師:教士七段 増渕敦人氏

https://www.youtube.com/watch?v=NsUB79EF738

弓 道】 其弐 射法八節 - 胴造り 取懸け - 講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=bm3vRheQwEk

弓 道】 其参 射法八節 - 手の内 -  講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=t_dywLK6ug0

弓 道】 其四 射法八節 - 打起こし -  講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=j-k8zmaXWcg

【弓 道】 其伍 射法八節 - 五重十文字 -  講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=gMcKvjTUpxQ

【弓 道】 其六 射法八節 - 大三 -  講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=t4MmhGRuSFw

【弓 道】 其七 射法八節 - 残身 -  講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=fADY1ZXVAxg

【弓 道】 其八 射法八節 - まとめ -  講師:教士七段 増渕敦人 氏 / キラスポアカデミー

https://www.youtube.com/watch?v=TnOaNXNMDFQ


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さて、まず射法八節ですが、これがなにかというと、

残身に向かって、体の固定の仕方と、三重十文字に伸びあい張り合いしやすいように解説したものです。

つまり先に射の形があり、それを分かりやすく解説したものが射法八節であって、逆はありえないのです。
足踏みから残身までがひとつの流れです。
特に打ち起こしから残身に向かって三重十文字に広がるイメージは大事ですよ。

会や離れを意識しすぎると早気につながります。
離れも会も、残心へと向かう一つの過程でしかないです。

たとえそれまでの射に不満があったとしても、残身だけはビシッと決めてください。

具体的には、足踏みで下半身を固定

胴造りで腰と背骨、肩の線。つまり上半身、体幹を固定

弓構えでは右手の形と弓手のひじの角度を固定します。

で、打ち起こしから、残身に向けて三重十文字に伸びます。

ここで肩の線と書きましたが、両肩を結ぶ線は両足と並行ですが、打ち起こしから大三にかけては円相に沿って、、、

つまり、樽を抱えるような、肩根を前へ出した肩の形になります。

で、大三から引き分けで胸を開くように肩を開きながら背中を締める。

となります。

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具体的な動作の 基本としては、、、、

まずは立ち方です。


空の上から、頭のてっぺんを釣り糸で引っ張っられてるイメージで
頭は高く保ち
逆に肩は頭からできるだけ離すのが基本姿勢ですね。
これは最初から最後まで変えませんですよ。

あとは、自分なりに射法八節のチェックポイントを作ってしまえばいいです。
たとえば、、、、

足踏み。
1)開いた幅が矢の長さになっているか。
2)開いた方向が的と垂直か。
3)足の角度は60度になっているか。
4)体重が足の母指球にかかっているか。

次に胴造り
5)肩・腰が地面と水平で的に向かっているか。
6)頭は天から吊られている感じで高く保ち、肩は頭からなるべく離しているか。
7)重心を丹田において、腹式呼吸しているか。

って感じですねー。

足踏みと胴造りで固定した身体は残身まで固定したままです。

動かしちゃダメですよー。


あとは弓構えで弓手のひじの角度を固定して、
呼吸法を意識しながら打ち起こし、
弓手で押しながら馬手の肘で、広背筋で引き分けるイメージです。

http://bsm.c.blog.so-net.ne.jp/_images/blog/_e9e/bsm/1928277.gif?c=a0
http://www.cudan.ws/kinyo/haikin/about-lat.html

引き分けから残身に向かって伸び続けるイメージが重要ですよ。
離れで気をぬいちゃだめですよ。

たとえ離れや会が自分のイメージと合わなくて、早気で離れしまった場合でも残身だけはビシット決めましょう。


呼吸法は打ち起こしから引き分けにかけて息を吸い、

大三から離れに向けて息を漏らすよう吐く感じが一般的でしょうか。

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一番最初や、体幹(腰や肩を含む)を動かさない感覚が分からなくなったら、

床に仰向けに寝てやってみると分かりやすいですよ。

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一番悪いのは、肩や腕で引くことです。
疲れるし、肩やひじを痛める原因にもなります。

特に強い弓を使う場合は、痛みや違和感を覚えたら、すぐに練習を中止して休憩しましょう。
休憩後は軽く体操をして、痛みがないことを確認してから練習に戻ります。

これだけで故障は減ります。

痛みが持続する場合は、すぐに病院に行って積極的に治すことをお勧めします。
無理すると、場合によっては手術が必要になりますよ。


ちになみに、ぼくが一番重要視しているのは「弓構え」

特に手の内ですね。

次点で「足踏み」と「胴造り」かなー。

「足踏み」では体重は母指球に置きます。

かかとでどっしり立ってちゃだめですよ。

「胴造り」では

三重十文字を意識して左右上下に広がるイメージかな。

会では、

弓手肩から妻手肘までが矢と並行に一直線になることを意識します。

ただし離れでは

弓手はこぶし一つ分後ろに、
馬手肘も後ろに開きますですよ
でも弓手は動かさないイメージのほうがいいです。

特に真横から見た時には弓手が動いているように見えないように注意です

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弓道の基本的な考え方

弓道は、弓を引いた結果として矢が的に中る武道であって、
射手が的に矢を中てるのではないですよ。

矢を的に中てるのは弓の仕事で、
射手の仕事は弓や矢の動きを邪魔しないことです。

的中した数や外した数を数えると外れやすくなります。

今持っている矢、一本だけに集中して、丁寧に引きましょう。

どうしても中らない場合は、、板付を重いものに変えて、釣り合いを変えてみるのも面白いですよ。

長く使っている矢で意外と効果がある方法ですが、極端な元釣合の方が的中がよくなります。

的中率を上げるなどの目的で、弓を強いものと変える人がいますが、

少なくとも近的に限れば、

弓の強さと的中率は関係ないです。

慣れた弓のほうが中りますし、弱い弓のほうが矢数をかけた練習ができますので、

個人的には、的中を考えるなら、

強い弓より弱い弓をお勧めしたいですねー。

近的の距離なら、風の影響も関係ないことは科学的にも証明されてますよ。

早気対策

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12127198597

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13127868543

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中仕掛けの作り方

ただし一言で中仕掛けといっても作り方は人それそぞれですよ。

基本の太さは、弦を弓に張って、弦を地面と平行にして矢をつがえた時、手を離すと弦に矢がぶら下がる太さになりますが、使用しているうちに削れたりして筈との相性が変わりますから、定期的な点検が必要になりますよー。

作り方の基本はここらへんかなー。。。
http://yumintyu.shisyou.com/nakajikake1.html
http://42875218.at.webry.info/201110/article_5.html
https://www.youtube.com/watch?v=s93L_8WSM00

ちなみにぼくの作り方はその日の気分が一番影響しますね。いろいろやってみると面白いです。

離れで引っかかる場合は、中仕掛けの掛けの枕に引っかかる部分を太くしてやる方法もありますよ。

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弦の作り方(FFひむかはこの作り方じゃないかなー?)

http://archerreports.org/?p=8943

矢尻の交換

http://www.takakyu.com/challenge/index.html

羽の取り付け

http://www.miyakyu.jp/original32.html

ちなみに、矢を短くするときは、100円ショップに売ってるパイプカッター使えばいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=_YomcTvEoeM

以上はぼく個人の覚書であり、方法ですので、これを読んだあなたは、あなたの射法を確立しましょう。

弓道に限リマセンが、各人の個性が際立つのって、意外と型に嵌めた時なんですよね。

基本を忠実になぞるほどに、個性が浮き出るものです。

型を無視したものは大抵の場合、個性というよりただのヘタクソですしねー。

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おまけ(個人的な射形動画集)

http://blog.goo.ne.jp/o_g_001/e/66b21a657fe41d013e4e1c9909651da2

「長弓を持つ侍」(1863)http://f.hatena.ne.jp/sakm/20120430100310

イタリア人アドルフォ・ファルサーリ(1880年代の弓道の会)

http://www.flickr.com/photos/styeb/2682954681/in/photostream/


全国弓道場一覧

www.kyudo.jp/map/

http://www.linkdou.com/japan/kyudo.html

弓道とは(書きかけ)

https://note.mu/smm/n/nfc27c0d414be

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