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ABCお笑いグランプリとダンス

先日、『ABCお笑いグランプリ』の決勝戦に出させていただいた。たくさんの応援をいただいたので期待に応えるためにも優勝したかったけど結果は奮わず。しかしみなさまの声援はこれでもかってくらいモチベーションになり、そのおかげで大会を純粋に楽しむことができた。みなさんには感謝してもしきれない。

しかし、放送終了後にとある予想外の反響が多く届いた。それは

「森本のダンスがダサすぎる」

というものだ。基本的にこういったお笑いのコンテストでは芸人がネタを披露する直前に紹介VTRが用意されており、今回は各々が大会のテーマソングに合わせて自由に踊るという映像が流れた。そこでの僕のダンスがとにかくダサかったらしい。

自分がどんなダンスを踊ったのかまったく記憶になかったのだが、いくらなんでもそこまで言われる筋合いはないんじゃないかと思い映像を見返してみると

なんだこれは…。キレ、おもしろさ、表情といった『全パラメータがゼロ』の動きをしていた。

まるで自分の意思で体を動かしてるわけではないみたいな顔をしている。ぜんぶ自分発信の動きだろ。

なんなら僕らのネタがどうこうよりもダンスに関する反響の方が多かった。ツイッターでは『#ダサダンス』というハッシュタグまでできており、中には「あのダンスの衝撃でネタがあまり頭に入ってこなかった」という、ちゃんとした弊害を訴える声もあった。相方たちには本当に申し訳ないことをしてしまった。

ちなみに放送で僕のダンスが流れたのはほんの数秒だったが、収録自体は1分ほどあり「もしかしたらたまたまあの部分がダサかっただけでは?」という『一縷の望みにかけるギャンブラー』が何人かいたので一部始終を撮影した映像をツイッターにあげたところ

「なんだ、一挙手一投足ダサかったんだ」という結論で満場一致した。そんなことで団結すんな。

今回はいろんな意味で悔しい思いをしたので、来年こそは

みなさんが心躍るようなダンスを披露できますように。

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