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閉校(安芸高等学校)


ついに最後の日が来た。
35年前に卒業した安芸高等高校の最後。
 
卒業式と閉校式は既に行われたのだが、
昨日は、広島交響楽団によるコンサートが開かれたのだ。実は安芸高校は全国でも数少ないオーケストラがある音楽部がある高校だった。入学式もオーケストラが入学生の入場時に生演奏。 いま考えても贅沢なことだったんだなと。

安芸高等学校最後のイベント

この一年、閉校に伴うイベントも開かれた。安芸高校から花火が上がったり、広島を中心に活動しているシンガーソングライター「月山翔雲」君がメモリアルソングを作ってそのMVに参加したり。 校舎内を見学できるイベントがあったり。 閉校が決まったことで一番大きなことだったのが、全く縁遠くなってた同級生と再会したことだった。 自分は大学に徳山へ行ってからバンド活動に人生捧げてきた。プロになるとかというよりも自分の夢に向かって一途だった。一途過ぎて去っていった人は数しれず。でも一緒に夢の目撃者になってくれた音楽仲間も沢山。幸せな人間だと自分でも思っているのだが。

正直なことを言えば、音楽活動中心の生活をしていたので高校までの同級生ともう会うことないな〜、と諦めていた、のだが。
 
2022年中頃クラスメートの女子、和美さんからメッセンジャーにメッセが来た。覚えてる?って。そりゃあ覚えてますよ、と。そこから高校の同級生数人と繋がり始めた。和美さんのおかけで。彼女の行動力に感服。ましてや2022年、自分が唯一やったライブにも来てくれた。そこで小学校の同級生と合ってしまうというサプライズ。ライブそっちのけで盛り上がる彼ら。 そこからは小学校の同級生と飲み会が行われることとなった。既に3回参加。
 
で話は戻り、3月30日広響のコンサートの前に担任の藤原先生(広島の剣道会で超有名な藩士)を呼んで高校の下にあるお好み焼きを食べようという企画を彼女が企てる。で見事に先生が来られることとなった。その輪が繋がりあと2名の先生が参加決定。これがみんなたのしみだったわけで。
 
でいよいよ当日。
お久しぶりと、藤原先生登場。開口一番「13期生は、ほとんど印象ないんよ」。一堂苦笑い。そこからアルバムを熱心に見ていただきみんなで当時のお話で大盛りあがり。まさに「不適切にもほどがある」世代ですので。ブチな◯りよった話は当然、麻◯、パ◯ンコ、学校◯け出し遊んでた話など盛りだくさん。盛り上がりすぎてお好み焼き食べるのが遅くなりました。最後にみんなで写真を撮って、いざ安芸高等学校の体育館へ。

左から八幡先生、藤原先生(藩士)、栗田先生
先生と13期生



学校につくと既に数十人の方が。我々も列に並ぶと次々行列が。OBはもちろん地元の方々など老略男女。なんといっても広島が誇る広響ですからね。僕も超久しぶりのオーケストラの生演奏にちょっと興奮してたりして。
 
で、我々の予想どおりであったのだが、藤原先生の人気は凄まじく合う人皆が、先生のところへ。安芸高等学校が誇る伝説の教師ですからね。
 
いよいよ広響が始まりした。今回のプログラムはこちら。

広響のプログラム

スターウォーズは良かったのですが、本編最後の威風堂々を聴いてたら、なんか涙でそうになったな。
 
超久しぶりのオーケストラでしたが、映画音楽からではあるけど、好きなんだな〜と思った。オーケストラのコンサートも行ってみようと思っちゃった。
 
で、ここでギター、ベースの講師されてるS原先輩や、20代の頃にバンドに加入させていただいた第一期生とはツユ知らずのT本先輩ともお会いできました。
 
最後、13期生で門の前で写真撮って、僕はお先に失礼しました。あとのみんなは校庭内などを回られてたようで。
 

最後の日を迎えてやっと心から言えるかな?
安芸高等学校のみんなありがとうって。 
 
そして熱い想いで閉校までを走り向けてくれた
臼井和美さんに感謝。 
 
この日をもって安芸高等学校は完全閉校しましたが、新たに13期同級会実行委員会が発足され、許可無くクラス代表に任命されましたので、下僕となることを誓います。
 
拙文最後までお読みいただきありがとうございました。
 


 


 

 

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