時間予約か順番予約かどっち?予約システムを選ぶ7つのポイント
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お店向けのネット予約システムには2タイプがあります。
【時間】を予約するタイプ
【順番】を予約するタイプ
時間を予約するタイプ
1つ目は利用する時間を予約するタイプです。
お客さんはお店の空き状況を確認し、利用したい日時を予約できます。お客さんは予約することで、自分が利用する日時が確保されることになります。
そのため、予約前後に別の予定を入れることもできるため、スケジュールを立てやすくなりますね。
順番を予約する
2つ目は順番を予約するタイプです。
お客さんはお店の待ち人数を確認し、最後尾を予約します。お客さんは予約することで、自分の順番が確保されることになります。
お店にどちらのタイプの予約システムを導入すべきか迷ったとき、判断するポイントをみていきましょう。
ポイント1 - 利用時間
理容室・ヘアサロン、整体院、リラクゼーションサロンなど、お客さんが選ぶメニューによって対応時間があらかじめ決まっている場合、時間予約が活用できますね。
医療施設はどうでしょうか。Aさんの症状がわからないので、診察前に診察時間を5分と決めることはできません。この場合は、時間の確保は難しいですが、順番の確保は可能です。
時間を予約するタイプか、順番を予約するタイプかの選択は、利用時間があらかじめ決まっているどうかが1つのポイントになりますね。
ポイント2 - 利用時間の長さ
一方で、利用時間が決まっていても、利用時間が短い場合は、順番予約も活用できます。
たとえばお客さん1名の利用時間が、5分や10分程度であれば、待ち人数が数名程度であれば、多くの待ち時間は発生しません。
1000円カット・格安ヘアサロンなどのように、対応するスタッフが複数名いれば、さらに分散し、回転率を高めることができます。
けれど、お客さん一人ひとりの利用時間が比較的長い場合は、やっぱり時間予約が有効です。利用時間が1時間だと、3人待ちで3時間も待つことになってしまいますしね。
ポイント3 - 担当スタッフを指名する需要
お客さんが担当するスタッフを指名する需要が高いかどうかもポイントです。
銀行、旅行案内、携帯ショップなど、スタッフを指名する需要がない場合、順番予約が活用できます。スタッフが複数いれば、分散して案内を進めることもできますね。
理容室・ヘアサロン、整体院、リラクゼーションサロンなど、スタッフを指名する需要が高い場合、空き時間と担当スタッフを予約できる時間予約の仕組みが良いですね。
ポイント4 - 突発的に発生する事柄
体調不良や怪我はいつ起こるかは事前にはわかりません。
そのため時間予約はできず、内科・小児科や整形外科などは順番予約が適した業種ともいえます。
しかし、同じ医療施設でも、健康診断や予防接種など、前もって予約可能な事柄の場合、時間予約も活用できますね。
ポイント5 - 定期的に通う
怪我の治療のように、定期的に通う場合は、時間予約タイプも活用できます。
怪我をしている患者さんからすれば、待合室で長い間待つよりも、利用時間を予約できる方が大変さが軽減します。
しかし、時間予約が活用できるかは、上記で取り上げた「利用時間が決まっているか」も選定ポイントになります。時間予約したにも関わらず、その時間に利用できないことは、クレームに繋がってしまうからです。
整形外科のように、突発的な怪我の診察窓口と、通院のためのリハビリ施設の窓口が別れている場合、診察は順番予約、リハビリは時間予約のような切り分けもできますね。
ポイント6 - 店頭で受付する
事前にオンライン予約するのではなく、当日、店頭で予約を受け付ける業種は、順番予約タイプは有効です。
お客さんもすでに店頭まで足を運んでいるため「時間を予約する」イメージはありませんよね。
混雑したカフェであれば、店頭で順番予約し、自分の順番が来たら来店するのが自然です。
このとき一人ひとりのお客様の利用時間は決まっていないため「目安の時間」は伝えられても「利用時間の確約」はできません。担保できるのは、あくまで「順番」のため、順番予約タイプが適していますね。
ポイント7 - 回転率を重視する
店頭受付にも通じますが、回転率を重視する業種にも、順番予約は有効です。
たとえばラーメン店では、予約した順番に来店を案内することで、回転率をあげられます。
予約したのは「時間」ではなく「順番」のため、順番が来ても来店していないお客さんを一度スキップし、次に待っているお客さんを案内できるため、効率的に順番を進めることができます。
まとめ
時間予約タイプは「時間を確保」し、順番予約タイプは「順番を確保」します。最適な予約方法は業種だけでは一概にいえず、選定するポイントはいくつかあります。
あらためて見てみましょう。
利用時間が決まっているか
利用時間の長さ
担当スタッフを指名する需要
突発的に発生する事柄
定期的に通う
店頭で受付する
回転率を重視する
お店の予約システムを選ぶとき、参考にしてみてくださいね!
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