アスレティックトレーナーのカラダnote‼︎ 木村 慎之介

パーソナルトレーニングジム兼接骨院 weave KOMATSU 代表 柔道整復師・…

アスレティックトレーナーのカラダnote‼︎ 木村 慎之介

パーソナルトレーニングジム兼接骨院 weave KOMATSU 代表 柔道整復師・日本スポーツ協会アスレティックトレーナー 北國銀行ハンドボール部、ハンドボール女子ユース日本代表、小松大谷高校野球部 トレーナー http://www.weave-komatsu.com/

最近の記事

Throw7

ハンドボール協会の仕事で育成年代の中高生向けの投球動作につながるプログラムThrow7を作ってきました。 東京のナショナルトレーニングセンターでたくさんにみなさんの前でのお披露目でした。 この先ハンドボール界でずっと残っていくもの このプログラムが多くのハンドボーラーの投球パフォーマンスアップにつながってくれたらいいなと思います。 ハンドボール界も投球動作解析が進み ハイスピードカメラでリリースをみる時代がきて 回転数や回転軸をあやつる選手が出てきた楽しそうです。 そ

    • BLAZEPOD導入

      アメリカのドライブラインは良いバッターの三条件として 1.バットスピード 2.バットコンタクト 3.スイング判断 をあげている 2.3に関してはこれまでの野球界ではセンスだろうと思われてきたように思う もちろん後天的に少しずつは良くなっていくだろうが、プロ野球選手になるほどの選手は生まれもってそういう能力が長けていると考えられてきたと思う。 ここ数年トレーナー界では視覚への介入例が増えてきている もしかしたら、後天的に生まれつきそういった能力が高い選手に近づくことは

      • ジュニアアカデミーは外遊びと体育の間のイメージ

        ジュニアの教室は子供の基礎の運動能力をあげることを念頭にやっています。 ジュニアアカデミーのイメージは外遊びと体育の間の雰囲気を狙ってます。 一時はしっかり挨拶して、しっかり並ばせて しっかり課題を設定してしっかり反省してとやった時期もありましたが、それでは子供達の底知れない「カラダを動かしたい」欲は満足されず、本来持っている力は解放されないと感じました。 新しい技の習得が遅くなりました。 しかし、遊びの要素を入れれば入れるほど、話は聞かなくなるし、喧嘩も起きるし、泣

        • ラプソードを使ったピッチデザイン成功の鍵は「そんな所でそんな物投げるな」

          昨日は小松大谷高校のバッテリーに向けて所有しているラプソードの効果的な使い方を一緒に考えました。 テーマは トレバーバウアー選手のスライダーを投げてみよう! 山本由伸選手のカーブを投げてみよう! まず用意する資料は 1.回転軸、回転効率、回転数等のデーター 2.ボールのにぎり方 3.投げる感覚 4.実際の投球映像のボールの軌道 5.リリースのハイスピード映像 ラプソードを使いこなすには運動学習の原理原則を理解しなくてはいけません。 ラプソードを使いこなすには相当の感覚

          プロ野球選手の暗黙知

          プロ野球選手の暗黙知 暗黙知という言葉がある 一流の人が持っている無意識でやっている経験やコツやカンということなのか 最近のYouTubeではプロ野球選手が自分の感覚やコツを伝えてくれている しかし、それを真似してもあんな打球は飛ばない あんな豪速球は投げれない 人間には数多くの感覚器がある 目でみる、触わる、熱い、バランス、耳できく、味を感じる 人は色んな感覚の情報をもとに動作を行ってきている それは産まれてから今までずっとだ 暗黙知は産まれてからの今までの積み

          本年もよろしくお願い致します。

          年始のご挨拶 年初から大きな災害が発生しました 被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。 能登方面には関わりのある人も場所もチームもあります。 1日も早い復旧が進むことを祈っております。 自分にできることがあればやっていきたいと思ってます。 weaveは本日1月5日より営業致します。 みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

          2023年ありがとうございました

          昨日で今年の営業を終了しました。 今年一年はエコロジカルアプローチがトレーナー界の流れを少し変えたのではないかと思う。 運動学、動作学の理解が1段階次のレベルに入った印象があるなかで weaveでやっているジュニアアカデミー、トレーニング塾、治療に応用できたかなと思います。 一流選手のもっている不変のカラダの使い方といっていいアトラクターという考えが、プログラムを組む上での大きな道しるべになりました。 そしてその動作を導くための制約主導アプローチ 我々トレーナーは求

          千葉ロッテ2位指名を受けた大谷輝龍選手に球速アップの話を聞いた

          千葉ロッテ2位指名を受けた大谷輝龍選手がトレーニングに来ました。 今年球速が上がって一気にプロへの階段を登りました。 自分の中で力の入るポジションがわかったとのことでした。 立った時のバランス、踏み込み足着地時のバランス等々 体性感覚、視覚、前庭覚などの感覚統合がうまくいったのだと思う。 もともとパワー値や瞬発系の数値は非常に高いものがありました。 パフォーマンスを上げるには要素還元主義ではやはりダメだと感じる 何か一つの能力が上がれば、全体のバランスは崩れる よくあるのはオ

          千葉ロッテ2位指名を受けた大谷輝龍選手に球速アップの話を聞いた

          小松大谷高校トレーニング指導

          昨日は小松大谷高校の野手陣にトレーニング指導を行いました。 キーワード一つ目は 「追い込めているか」 何をやるかも大事だけど、そもそも負荷をかけて追い込めているか? そういうトレーニングの雰囲気を文化をどう作るか。 強いチームを指導してきて思うそのあたりの話もたくさんしました。 イチロー選手の「今の若い子は酷」という発言 よくわかります 今は本当に自主性に任せられる時代になった 自分で考えて行動をおこせない選手は高校時代伸びなく終わってしまう。 できる選手

          ジュニアアカデミー土曜教室募集中

          weaveジュニアアカデミーでは、運動神経は運動体験という考えのもとに36個の 運動スキルから構成された100個以上の種目を体験していくクラスになります。 運動神経が高いと言われる子供の多くはご両親の遺伝の影響も半分はありますが、運動の体験の数が多いと言われています。 登る、渡る、ぶら下がる、飛び越える等の36個ある運動スキルと言われる運動の 種目を一つずつクリアしていくことで運動の体験をしていく教室がジュニアアカデミー になります。 我々の幼少期は外遊びがあり、これら

          【中3高3トレーニング塾開始】

          高校3年生も3名参加してくれました。 本当の競争は身長、体重という体格差の影響が少なくなる18歳以降である 野球のピーク年齢は個人差はもちろんあるが男子は30歳前後じゃないかと肌感覚的には感じる。 18歳はまだまだ伸びるチャンスはある 野球は甲子園がある関係で18歳が最後みたいなそんな雰囲気がどこかある 本当の勝負はここからの取り組み次第 まずは人のカラダはすごいんだと知ってもらうこと こんなことを意識すると可動域は変わるんだ こんなことを意識すると力が入りやす

          野球肘検診

          昨日はやわたメディカルセンター、芦城クリニック等で診療されている、整形外科のドクターである高橋祐樹先生、理学療法士の中川先生にweaveまでお越し頂き、意見交換をさせて頂きました。 外側の野球肘は最悪手術にもなる可能性のある ケガです。 よって、かなりの長い期間のノースローを申告されます。 野球肘検診は11月、オフの入る前の期間に行います。 オフでわかれば、春から普通に投げられる可能性は高くなります。 春から痛くなったら、そのシーズンは野球がまともにできません。 や

          中学3年、高校3年 野球トレーニング塾開始します!

          野球トレーニング塾短期生募集中 中学3年生、高校3年生限定 令和5年8月【初回8月26日(土)19:00~】より、グループトレーニングを開始します!! 部活が終わって進学まで何をしていいか分からない、体力を落としたくない、少しでもレベルを上げて次のステージに行きたい、思いは色々あると思います。 一緒にweaveでトレーニングしませんか? 周りにそんな方がいましたら、是非ご紹介ください。 短期トレーニング塾の詳細は、下記の通りとなります。 ◎グループトレーニング(

          中学3年、高校3年 野球トレーニング塾開始します!

          本当の競争は18才から

          夏の甲子園石川県大会が終わりました。 石川県内12校の選手に何らかの形で携わらせて頂きました。 最強の一校を除き最後は負けて終わります。 人生は敗者復活戦です。 本当の競争は18才からです。 私自身も 18才の夏の甲子園予選で金沢高校に負けて 高校最後の野球ノートに 「日本一のトレーナーになる」 そう書いた目標は今も追い求めてます。 本当の競争は18才からです。 今後の皆さんの活躍を応援してます。

          プロ野球シーズン中トレーニング 読売ジャイアンツ 喜多隆介捕手

          読売ジャイアンツの喜多隆介捕手がシーズン中のトレーニングに来てくれました。 シーズンオフに行った数値の確認と力の出せるポジションの確認をしました。 後半戦の活躍を応援してます!

          プロ野球シーズン中トレーニング 読売ジャイアンツ 喜多隆介捕手

          まだ成長が遅い小中学生に読んでほしい

          中学生年代は成長の早い、遅いがはっきりあらわれる 超早熟から超晩熟までそれぞれ 確かに指導していたら同じスタート地点で才能の差があるのは確かです。 でもあっても少しです。 絶対追いつけない数値ではない。 数々の選手をみてきて 最後はやっぱりやり抜く力があるかないか そういうことも伝えていきたいなと思います。 「長期育成」には「やり抜く力」 が不可欠です。 周りと比べたら小さくて、力がなくて、足が遅い中学生のみなさん 才能の差なんてちょっとです。 #長期育