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南粤美食(横浜中華街)香港海老雲呑麺(エビワンタンメン)

日曜日の朝6時から横浜で仕事だったので、このまま家に帰るのもなんなので、せっかくだから中華街に寄ってみようかと。

中華街東門

もちろん行く先は決まってまして、孤独のグルメでも放映された『南粤美食』。ゴローさんも食べたあの香港海老雲呑麺がお目当て。

南粤美食(写真は食べ終わった時に撮ったもの)

前回来た時、平日なのにアホみたいに行列ができていたので、今日は時間の余裕もあるから早めに並ぼう。日曜日だから観光客も多いだろうし。

11:30オープンのところ10:40店先に到着。なんてことだ。開店50分前だというのにもう14人も並んでいるではありませんか!

こちらのお店、運営方法がちょっと(いや、たいへん)変わっていて、ひとまず店に入れるだけ入れて、食べ終わったら全員退店してもらうというもの。(正確に言うとプロックごとにまとめているようだ)

例えば2人食べ終えて席が空いたら普通は待っている2人を店に入れるだろうが、この店は違って先程入店した人が(ブロックごと)全員退店してからでないと入れてもらえないのだ。

前回来た時は20人弱並んでいたため、予想通り第1クールに入れず第2クール、それでもあと2人のところで打ち切られ第3クールまで待てと。二月の寒空の中プラス45分も待たされる事になったのだ。

話は戻って開店30分前の11:00。ふと小生の後ろを振り返ってみるとざっと見て20人以上並んでいるではないか!今の時点で最後尾の人たちは、もしかしたら食べ終わるのが14時すぎるのではないか?気の毒に。

まあそうは言っても自分もオープン前に50分も並んで食べる気があるので人のことは言えませんが、なぜこの店なのか。
基本的に小生はせっかちなので有名店だからと言って並んでまで食べる気は無いのですが、ここの雲呑麺だけは事情が違うんですよ。並んでも食べたい味。

今は中国のゼロコロナ政策ですっかり中国へ行けなくなってしまいましたが、コロナ前は年間100日程度、香港経由で中国広東省へ行ったり来たりしてました。その香港でいつも食べてたのが雲呑麺なんですよ。それが忘れられずたまに食べたくなってしまうのです。もちろん日本でもいろいろなワンタン麺がありますが、ちゃんと香港麺(極細のコシがある卵麺)を使っているところはそう多くない。だからこそ、そこまでして食べたい麺なのです。

いよいよ11:30、待ちに待った開店時間になりました。ゾロゾロと店内へ入っていくものの、あれ!あっという間に締め切られてまさかのストップが!予約でも?あるのか?いずれにせよ第2クールを待つことに。

コレはまずい。この感じだと第三クールかもしれない、、、そう頭をよぎった所、結局第3クールでの入店でした。

香港雲呑麺

入店して食事にありつけたのが12時27分。並んでから食べ終わるまでまさかの2時間半でしたが、そのくらいの覚悟で行くべし(もうこの時点で離脱する人多いだろうな)

気を取り直して本題に戻ろう。
うん、これこれ!細麺でこの『輪ゴム』のような食感。細麺なのにこの強烈なコシ、ある程度まで噛むとプッツリと切れる感じはこの香港麺ならでは。「おいおい、食感が輪ゴムかよ!」と突っ込まれそうですが、食べた方なら賛同していただけるでしょう。そしてうまい。

この麺が独特の食感

海老もプリプリ。普段は歯応えのない海老しか食べてないので、この海老は幸せを感じる旨さだ。この海老雲呑は主役級のうまさ。

麺も海老雲呑もスープも全てよし!言葉では表せない完成度なので、とにかく一度でいいからお試しあれ!(ただし、空いてる時に来ましょう)


ちなみに香港空港にあるキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジでも小さなお椀の海老雲呑麺と坦々麺がいただける。

香港国際空港 キャセイパシフィック ビジネスクラスラウンジの坦々麺

この写真は坦々麺ですがこれも香港の細麺です。坦々味でも美味しい!

話は南粤美食に戻りますが、無我夢中で食べてしまいあっという間のランチでしたがお腹もココロも大満足。待った甲斐があったなぁ。ちなみに醤油味のダックもうまく勧められてウッカリ注文してしまったが、案の定食べきれず打包(持ち帰りのため梱包)。夕食でもしっかり楽しみました。

それにしても早く中国へ気軽に行けるようにならないかなあ?

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