みんなのお悩み相談#1 障害オープンの仕事探し、自分に合った職が見つかりません

こんばんは。
LITALICO仕事ナビ編集部です。
今週からいよいよ、「みんなのお悩み相談」企画が始まります!

読者のみなさんからいただいた「はたらく」ことにまつわるお悩みを毎週1つずつご紹介。

読者のみなさんや支援者・専門家サポーターからの応援やアドバイスを募集し、翌週のメールマガジン・noteでご紹介します。


本日のお悩みはこちら↓

ご相談者: Tさん(30代・精神障害)

Tさんからのお便り
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現在求職中なのですが、障害をオープンにして、障害者雇用枠での仕事を探すとなると、職種の幅が狭く、なかなか自分とマッチした仕事が見つからないのが悩みです。

マッチしないことの1つは職種・仕事内容について。もう1つは、お金についてです。

前職(クローズな感じで働いていた時は)がWebプログラマーだったので、ハローワークで障害者雇用枠のWebプログラマー求人を探しているのですが、住んでいる地域で通勤可能そうな範囲では、なかなか求人が見つかりません(システムエンジニア等はあるのですが、仕事の内容や求められる対応が異なることが多いです…)。

就労継続支援A型では、1件だけ通勤可能な範囲でWebプログラマーの求人がありました。

見学には行ったのですが、生活のことを思うとなかなか利用の踏ん切りがつきません。

私の場合は、障害年金に該当していないため、就労継続支援A型の月7万円ぐらいの賃金では、自立して生活することが難しいのです…

他にも、自分の特性や症状を踏まえた職場環境や配慮事項についても心配です。

統合失調症の傾向から人間関係のコミュニケーションのストレスに弱い場合があるので、顧客の方とは基本的には高度なコミュニケーションをとらない形で、社内内部で、業務に集中できる環境だとありがたいのですが…
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オープン枠で、なかなか自分にピッタリの選択肢が見つからない…というTさんのお悩み。似たようなご経験をされたことのある方もおられるのでは…?

(以下、2018/09/23更新)

読者のみなさんから多くのアドバイスをいただきました!

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障害者雇用は事務職に偏っていることが多いですよね。私も専門的な技能がありますがなかなかマッチする仕事がありませんでした。現在は事務職をしつつ副業として半分趣味で専門的な仕事を受注しています。

さて、お便りを読むと「ハローワークで探していると」ということですが、ハローワークでの求人は事務職か軽作業が大半で、また、私の経験ですが、窓口での障害者雇用の対応はあまり良いように思いませんでした。

ご提案としては、障害者専門の求人サイト(DODAチャレンジ、クローバー、アットジーピーなどいろいろあります)に登録してみてください。こちらは専門的な仕事が見つかることもあります。この手のサービスでは転職エージェントによる面談、マッチする仕事の紹介、就労後のサポートなどがありますし、履歴書の書き方の指導などもあります。

ハローワークだけで探すよりも可能性が広がると思います。
では、転職活動の検討をお祈りいたします。
(メトロさん)

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Tさんこんにちは。
30代男性のロブと申します。
経済的な問題と仕事内容/配慮の問題が重なると、自分の居場所がどこにもないような気になってしまって、本当につらいですよね。わたしも同じような経験があるので、苦しさがとても伝わりました。

こちらに、WEBで当事者の方などが紹介されている情報を見て、わたしも普段使っている方法をシェアしますので、お仕事探しの参考になればと思います。

①「スタンバイ」「Indeed」などオープン検索エンジン型の求人サイトを使う
キーワード『「障害者雇用」 「(お住まいの地域)」』などの検索ワードで探してみると、ハローワークには出ていない案件が出てくることがあります。

②希望に近い職種や「オープンポジション」などの求人に積極的に申込み、人事担当者とたくさん会う

①やハローワークで出てきた案件の中から、その求人自体は少し仕事内容が違っても自分が得意な仕事内容がありそうな会社の人事担当と会ってみると、そのときはマッチしなくても後で適当なポジションが空いたときに連絡をもらえることがあるそうです。

あとは思い切って、経済条件の確保のためには、仕事内容は幅広く考えていくことも必要かもしれません。各地の就労支援所では、インターンシップのように短期で色々な仕事を試せるところもあります。

そうした制度を使って、自分に合った仕事(「職種」だけでなく、「ヒト」や「環境」も含めて)を広めの視野で試してみるといいみたいです。

以上、何かのご参考になれば…
(ロブさん)

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私も数年前にうつ病の罹患歴をクローズにして仕事を探したいたことがありました。(Webプログラマを経て現在は社内SEとして働いています)
その時職場に求めていたものがTさんが求めているものとかなり合致していたのでコメントさせていただきます。

仕事をしていてストレスがかからないよう、なるべく顧客の方とのコミュニケーションをとらないような職場で働きたいとの希望はとてもよくわかります。
罹患した病気は異なりますが、私も職を探すときにはなるべくストレスがかからなそうな仕事を探していました。

私の場合結局web系のプログラムを行う仕事にしたのですが、当時は顧客の方と直接やり取りすることもそれなりにあり、対人ストレスがそれなりにかかる仕事でした・・・。

それから少し経験を積んでわかったことなのですが、顧客の方とのやりとりが少ない仕事を探すのであれば、
もしかしたらwebプログラマだけでなく、社内SEやシステム(サーバ)の運用・保守のようなお仕事を探してみるのもいかがでしょうか。

社内SEであれば何かコミュニケーションが発生するとしても、基本的には相手が社内の人間に限られるので、外部の方や利害関係者の方とのやりとりはほとんど発生しない職場が多いと思うからです。

ほかのエンジニア系の職種と比べて、比較的合理的配慮をしてもらいやすい環境というのもよいポイントではないかと思います。

システム(サーバ)の運用・保守系のお仕事も同様で、社内の人とのコミュニケーションがほとんどで、外部の人とやり取りをする機会はあまりない職場が多いのではないかと思います。

どちらもTさんの技術的なスキルセットや興味と合致しているかはわかりませんが、選択肢のひとつとして参考にしていただければ幸いです。
(凸庵さん)

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こんにちは。基本的にハローワークで探されてるのですかね。私もハローワークで自分の特性や能力、条件に合う求人(翻訳者かライター・広報など、電話対応しなくて良い、月給18万程度以上)を探したことがあるのですが、おっしゃるとおり非常に選択肢が少なかったです。

私はライターをしているのですが、私の場合、まずはクラウドワーキングサイトなどで、フリーランス(自営業)として業務委託で単価の安い仕事を受けることから始めました。5年とか前だったと思います。次にはそれを実績としてアピールし、連載や記名のお仕事をいただくようになり、現在に至ります。

IT系の仕事は本来たくさんあり、時短や在宅など、それぞれの人の特性に合った求人もあるはずだと思います。まずはハローワークの縛りを外して、「Webプログラマ 障害者 求人」などでネット検索してみてください。障害者雇用の案件を載せている、民間の求人検索サイトや、障害者向けの派遣・人材紹介サービスのサイトなどが複数ヒットすると思います。私が適当に検索したところでは、月給20万以上の案件もありましたよ。

まずは民間の障害者向け求人関連サービスにあたってみるのがひとつの手だと思います。彼らは、企業と求職者のマッチングに対して(良くも悪くも)本気ですからね。

また、民間の障害者向け求人関連サービスをひととおり利用してみて、雇用される形での仕事がイマイチ合わないという場合は、フリーランスとして働くことを検討するのもありだと思います。私自身が条件的に雇用が向いていなかったので、今のところはフリーランスとして仕事をしています。

あとは、「特例子会社」というキーワードについて調べてみてください。障害者雇用のために作られた特別の子会社みたいなもので、障害者向けに業務を切り出してあります。最近はいろいろな新しい試みにチャレンジする特例子会社も多く、こうした情報に触れていると私の場合は「けっこう未来は明るいなあ」という気持ちになります。

以下の本では、特例子会社について特集を組んで、詳しく解説しています。
『発達障害と仕事』河出書房新社
(宇樹義子さん)
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いかがでしたか?
Tさんや、Tさんと似たお悩みをお持ちの方の仕事探しの参考になれば幸いです。
ご回答いただいたみなさま、ありがとうございました。

加えて、他に利用できる社会資源としては、地域の「障害者就業・生活支援センター」や「就労支援センター」に相談に行くのもひとつの手です。
希望に沿った求人開拓してくれる可能性があります。

また、「就労移行支援事業所」も、求人開拓が得意なところは新規で開拓したり、クローズ案件を障害者雇用に変えるアプローチをしたりしてくれるところがあります。

すぐ働くのではなく体調を整えたりビジネスマナーを学んだり、他の仕事で面白いと思える仕事を探すのであれば就労移行支援を利用してみるにも良い選択かもしれません。

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