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平成漫画&天気予報&肉ありがとう❤︎

本日平成最後の月曜日、渋谷のラジオでたくさんおしゃべりさせていただきました。まずは14時台、副編takepanと一緒に急遽行なった「渋谷の月曜漫画部」。私はホチキス綴じの薄い中年漫画雑誌、takepanはハコモノ系少年漫画雑誌を愛読していて、そんなお互いの違いから好きな平成漫画まで、幅広くご紹介させていただきました。

私は、選んだ作品がほとんどグルメ漫画だったので、わかりやすくグルメしばりにしてみました。以下の作品について、オンエアではテーマ別にざっくばらんに話しましたが、リスト上はスタートの年代が早い順に、一応元号で記しますね。

・包丁人味平(昭和48)
・味しんぼ(昭和58)
・クッキングパパ(昭和60)
・味いちもんめ(昭和62)
・鉄鍋のジャン(平成7)
・喧嘩ラーメン(平成7)
・食キング(平成11)
・ラーメン発見伝(平成11)
・おせん(平成12)
・華麗なる食卓(平成13)
・きのう何食べた?(平成19)
・ラーメン才遊記(平成21)
・そばもん(平成21)
・銀平飯科帖(平成27)
・瑠璃と料理の王国と(平成27)
・飯にしましょう(平成28)
・僕は君を太らせたい(平成30)

その他、ミスター味っ子(昭和61)や将太の寿司(平成3)や信長のシェフ(平成23)、私が知らなかったフェルマーの料理(平成30)などについてもわいわいおしゃべり。

takepanは幅広くチョイス。私は昭和スタートで今も続いている作品も選んじゃったんだけど、takepanは平成スタートの作品をピックアップ。こちらもオンエアではテーマ別に紹介しましたが、年代順に再掲しますね。

・パトレイバー(平成元年)
・幽遊白書(平成2)
・クローズ(平成2)
・グラップラー刃牙(平成3)
・H2(平成4)
・俺たちのフィールド(平成4)
・じゃじゃ馬グルーミングアップ(平成6)
・ご近所物語(平成7)
・封神演義(平成8)
・ピンポン(平成8)
・アームズ(平成9)
・プラネテス(平成11)
・20世紀少年(平成11年)
・BECK(平成11)
・ジャイアントキリング(平成19)
・3月のライオン(平成19)
・左利きのエレン(平成28)

以上に、MONSTER(平成5)やマスターキートン(昭和63)、スポーツ漫画だったらアオアシ(平成27)などなどの話題も交えてわいわいと。他にもサブキャラの描き方とか年代別の漫画感とか、いろいろ話せて楽しかったです。お互い「いかに好きか」を懇懇と説明するうちに熱くなってしまい、終わった時には疲れ果て、戻ってきた前室でほとんど賢者タイムの勢いで呆けるに至りました。とっても楽しかったので、リスナーのみなさまが許してくださるようなら、またやりたい。応援よろしくお願いします!

さて、16:10からは「渋谷のお天気」。いつもは第3月曜日のこの時間にお天気予報を読んでおりますが、平成最後の月曜日にどうしても読みたくて志願。GW中は不安定ですね。詳しくは本番でも読みました日本気象協会tenki.jpさんのHPでご確認ください。明日は雨! 低気圧、気をつけてね。

その後、責任編集の大木少年と副編takepanがお届けする平成最後の29日=肉の日特番にお邪魔しました。平成という時代について、肉を焼いては食らいながら、自分の体験を振り返りながら、関連する曲をお届けするという趣旨で、何を話そうかなと考えながら。ちなみに平成になった瞬間は、ナガコ(もうすぐ)15才。パンクロックが大好きな問題児でした。懐かしいね。

また、映像ライターとして、主にMVカルチャーを応援する活動をしている自分にとって、平成とはイコール日本のMVの歴史そのものです。平成元年に日本初の音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」が開局。その4年後のTBS系列「カウントダウンTV」の放映開始や音楽チャンネル・番組の増加に伴い、楽曲紹介コンテンツとしてのMVの需要が増加しました。ミリオンヒットも多発し、異例の予算をかけた豪華な作品が数多く輩出されました。そして平成9年、24才だったナガコは「スペースシャワーTV」の制作会社に入社し、多くの音楽映像クリエイターに出会い、45才の現在に至るまでそのシーンを応援し続けているわけです。

その間、いろいろありました。平成11年(2000年)を越えると、デスクトップでの映像制作環境が劇的に刷新されると同時に予算が低下する皮肉な現象に見舞われます。平成15年には世界で超人気なMV監督のS・ジョーンズ、M・ゴンドリー、C・カニンガムのMV作品集を作家名義で売り出すという画期的なDVD「DIRECTORS LABEL」がアスミックエースより発売。映像クリエイターの能力や素晴らしい表現への賞賛が世界中で高まる中、日本では同様の企画がなかなか認められず、インターネットでの音楽映像の扱い方が定まらなかった御時世も含めて、映像クリエイターが尊重されない不遇の対応を余儀なくされました。そこでの戦いや、10年代のMVについては、長くなるので改めて別途記すとして。

自分にとって平成を代表するMVってなんだろうと考える一方で、邦楽MVの専門として到底選びきれなくて。いっそゴンドリー先生やジョーンズ先生の有名作から1作挙げてみようかな、と考えるんだけど、それもそれで全然選びきれなくて。結局「一番曲が好き」という理由で、BjörkのHyperballadをかけさせていただきました。MVもね、大好きです。あ、これ泥酔した時に私、カラオケで歌うらしいんですけど、友人曰く、8割間違っているそうで。何千回も視聴しているのにね、参ったね。じゃあもう歌うなよと。お前、令和では歌うなよと。改めて己に念を押しておきますね。

というわけで、渋谷のラジオで平成最後の月曜日を堪能させていただきました。最高に楽しかったです。引き続き令和もよろしくお願いします。次回は、5月20日(月)16時台、通常の「渋谷のラジオなのに映像部」です!どなた様をゲストでお呼びしようかな🤔  詳細はまた追ってお知らせいたします。みなさまナイスなラスト平成をお過ごしくださいませ✌️


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