見出し画像

2018年まことにありがとうございました!

本年より開始した映像作品・作家のスクリーニング&トークサロンイベント【MOTION LOUNGE N】@Shibuya LOFT9。ゲストにきてくださったみなさま、遊びにきてくださったみなさま、まことにありがとうございました!

VOL.1 新年会 ゲスト:中村みさ、高橋聡

VOL.2 ゲスト:中野裕之監督、竹内鉄郎監督

VOL.3 ゲスト:川村真司監督、くろやなぎてっぺい監督

VOL.4 ゲスト:小島淳二監督、関根光才監督、山本加奈氏(NEW REEL)

VOL.5 ゲスト:竹内スグル監督、辻川幸一郎監督

出張 INTER BEE ゲスト:AZUMI氏、中根さや香監督

2019年も引き続きLOFT9で開催したいと思いますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね。次回は2月、3月あたりを予定しております。

2018年は、久しぶりに映像の記事や文章も書きました。

月刊MdN 特集記事「この曲はなぜこのアプローチで撮ったのか? 映像監督8人に聞いたMV43曲のコンセプト」(11月6日発売)にて、山田健人監督、山田智和監督、牧野惇監督、3名18作品のインタビュー取材を担当。

次号の2019年1月6日発売号では、みんな大好き関和亮監督が代表を務める「コエ」の特集で、関作品の魅力を相当ディープに掘り下げました。

◎関さんの幼少期からの経歴インタビュー(8500字)

◎これまでのお仕事コメンタリー紹介(MV+ドラマ=27本、約17000字)

◎関監督のPerfume作品を紹介しながらMV業界の変化についても言及するコラム(5000字)

30000字越えの超力作です。関監督は、1月からプライムタイムの連続ドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」(CX)の放映も始まりますからね、楽しみですね。みなさま本誌も読んでいただけたら嬉しいです。

そして、本年で10年に渡る活動を終了された「Qotori Film」さんの10年をメンバー(島田大介監督、鎌谷聡次郎監督、佐渡恵理監督等)とともに振り返るインタビュー(10th Anniversary Art Bookに掲載)も担当いたしました。Qotoriのみなさん、10年間お疲れ様でした。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。

このQotoriさんのインタビューや、関さんの記事を通じて改めて日本のMV歴史をまとめたい意欲がふつふつと。来年は連載形式で「ナガコが見た。日本のMVの歴史」コラムをみなさんにお届けする予定ですので、こちらもぜひ読んでいただければ幸いです。

今、MVは、個々がどれだけ良い作品を作ったとしても、MVカルチャー全体と対峙する作家の矜持や、ビューアー(ユーザー)とのインタラクティブなコミュニケーションおよびスケールの大きな一体感を提供する自覚が伴わない限り、閉塞感が拭えない時代の渦中にあります。メディアに関わるライターとして、当方はこの閉塞感を突破する作品づくりや仕掛けづくりを意識的に行うクリエイターを、引き続き取材しまくりたいと思っています。

そうそう、年末に忘年会でカメラマンの正田真弘氏にあって、かつて彼のプロフィールを書く延長線上で、正田真弘論を書いた話をしていて、これ、ほかにもいろいろな映像クリエイターやカメラマン等でもやってみたいなと。各位10000字くらいで書きましょうかね。それをライフワークにしていこうかなと思っています。

今年は、私自身久しぶりに映像の仕事に戻ってまいりまして(個人ブログ「ただいまMV」参照)、非常に楽しかったです。私個人がただ楽しいのみならず、MVカルチャーひいては現代の創造活動全体に貢献できるように頑張ってまいりたいと思います。来年もどうぞよろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?