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【ビジネス】BtoB BtoCではなくBtoBtoCの時代へ

就活のとき、一番出てくるけど意味のわからない用語といえばBtoBやBtoCではないでしょうか。

私はそうでした。心の中ではなんやそれとずっと思っていました。

しかし、今になってそのBtoBすらもこれからの時代には遅れているということに気づいたのです。

今回はBtoB、BtoCの世界からBtoBtoCの世界への移り変わりを予想し、どういったものなのかを解説したいと思います。

従来のビジネス

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BtoBやBtoCは基本的なビジネスモデルとして多くの場所で耳にしてきた言葉です。ビジネストゥビジネス、ビジネストゥカスタマーですね。

会社の商品を誰に売るか、相手が別の会社だとBtoB、客という一般個人相手だとBtoCになるわけです。

今まではこれが一般的でした。どこの会社も商売をする相手がいて、会社によっては、事業によってBtoBとBtoCを分けているところもあります。

私も就活の時、私たちの会社はBtoBもBtoCもやっているなんていう会社を受けていました。大きな会社になるとどちらもやっているのが当たり前なのかもしれませんね。

新しいBtoBtoC

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今回紹介するBtoBtoCはこのどちらもやっているということではないのです。

一つの事業で企業と顧客両方に対してアプローチを行います。

どういうことか。例として一つの企業を紹介します。

ビズリーチは転職支援というサービスを販売しています。

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従来の転職支援サービスは、転職を受け入れたい人員不足の企業が、サービスを提供している大元に契約金を支払い、そこに登録してきた個人とマッチングさせるというものです。

つまりこの転職支援のサービスの相手は企業となりBtoBになるわけです。

しかしビズリーチは登録してきた個人からもお金をとるシステムを作りました。

これでビズリーチは契約している企業と転職がしたい個人の両方から収益を得ることができます。

これがBtoBtoCなのです。

登録の有料化は個人に対しても大きなメリットがあります。

1つ目に本気で転職したいということが企業側に伝わるという点
2つ目に従来だとより多くの契約金を支払っている企業への紹介が優先だったのが、個人からもお金を取ることによって、その個人の希望に沿った転職先を紹介できるという点

このようにしっかりとメリットがあり、企業と個人両方からの収益を得られるビジネスこそBtoBtoCなのです。

大きな会社はみんなやってる

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Amazonは私たちの生活には欠かせない存在となったプラットフォームです。

そんなAmazonはBtoBtoCを行なっています。

私たちが利用しているAmazon。一見BtoCに見えますが、あのサイト上に出てくる商品はその商品の企業がAmazonに契約金を支払っておいてもらっています。

つまりショッピングモールみたいなものです。大きなAmazonという一つの施設に店を入れるために各企業がテナント料を支払っている感覚です。

これからのビジネスのトレンドはこのBtoBtoCをいかにうまく取り入れるかにかかってきます。

逆に利用する

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このBtoBtoCのビジネスですが、これを逆手にとる企業も現れます。日本ではまだあまり有名ではありませんがShopifyという企業はその典型です。

日本ではBESEという企業が似たようなサービスをしています。

ネットショップというのは企業にとっても大きなものです。個人でもお店が開けるというのが売り文句ですが、企業にとっては、自らの商品のブランド価値が一定を超えると、Amazonなどに頼らなくても売れるようになります。

なのでshopifyなどで自らのプラットフォームを作り、事業を展開することができます。

実際NIKEはAmazonから撤退し、Shopifyに移行するみたいです。

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このようにビジネスモデルはテクノロジーの進化と5Gの登場によってどんどん新しくなっていきます。

時代の波に飲み込まれないようにするために、私たちがやることは想像以上に多いのかもしれません。

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