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神奈川散歩

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神奈川県内をウロウロしたときのお話です
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記事一覧

【神奈川県三浦市】冬の三浦散歩 遠洋漁業のマグロの町 23.12.17_11:30

 神奈川県の三浦市にある三浦崎の先端の三浦漁港はマグロ遠洋漁業の街だ。  マグロ漁業の船がどれほどあるかは知らない。  港に戻ってきているマグロ船を実際目にすることはほとんど無いが、全国で13しかない特定第三種漁港の一つだ。  巨大な冷凍倉庫が並ぶ港はやっぱりマグロの基地なんだなぁとそれにより知ることができる。  ただ、流石にマグロの遠泳漁業の基地なんていうのは今どきではない。  そんな労働につく若者も今どき少なかろう。  正直街は遠洋漁業船同様年々錆びれる一方だ

【神奈川県三浦市】冬の三浦散歩 三浦の小さな間口漁港 23.12.17_08:50

 大根干し見物に訪れた三浦半島。  ちょっと漁港を散歩した。  三浦は神奈川にある半島。  遠泳漁業が盛んだけれど、シアス式の凹みを波除けに利用して小さな漁港が点在している。  今日訪れたのは、間口漁港。  剣埼灯台の近くにある小さな漁港でめちゃ味がある。  小さい小さい言っているけれど第二種漁港だからそこそこなのかもしれない。  サバやキンメダイ、イカなどが主な漁獲。  サラリーマン人生。  漁師に憧れる・・・海と過ごす・・・そんな生き方っていいよなぁ。

【神奈川県三浦市】冬の三浦散歩 大根の半島へ 23.12.17_08:00

 師走に入ったので、三浦海岸に大根干しを見に出かけた。  神奈川の三浦半島の三浦ね。  三浦って不思議なところだ。  夏にはスイカの名産地で冬には大根の出荷基地。  三浦大根っていう独特な大根も栽培されていたりする。  核家族の日本では今ひとつ人気は少なめだろうけど。  遠洋マグロの基地もあり、近海のサバやタコも美味しい。  海の幸、山の幸に恵まれているけれど、都心に出るにはちょっと不便(笑)  そんな三浦半島、今は大根の季節。  三浦海岸では大根干しが真っ

【神奈川県鎌倉市】円覚寺宝物風入れ 円覚寺散歩 23.11.05_11:00

 文化の日の前後、秋の季節を利用して建長寺と円覚寺で宝物の風入れが行われる。  今日はそんな円覚寺を散歩した。  鎌倉五山第一位の建長寺に比べ鎌倉五山第二位の円覚寺は駅に近いので訪れやすい。  まして、神奈川県唯一の国宝建築物舎利殿も公開される。  これは見る価値ありですから。  円覚寺の境内は広大だ。  横須賀線を取り込んだ境内は奥へ奥へと続いていく。  夏目漱石の巨大な山門があり、国宝の舎利殿があり、北条時宗の墓所があり、国宝の鐘があり。  国の名勝でもあ

【神奈川県鎌倉市】夏の終わりに最後のキスを 腰越漁港を歩く 23.09.30_13:30

 腰越漁港は、日本有数のサマーリゾート地、湘南江の島に隣接するひなびた港。  二回の東京オリンピックのヨット競技場と漁港が並んでいる奇跡。  鯵としらすが名物です。  物流が発達したから湘南しらすはそこそこブランドだけれど、昔はホントに海辺でしか食べられなかった。  茅ヶ崎育ちの自分にとって当たり前のようにそこにあったものだから、そのありがたさに気がついていなかったっていうのは贅沢な話だ。    ガキの頃海の近くで育ったから、同級生には漁師の子供とか釣り船屋の子供と

【神奈川県鎌倉市】夏の終わりに最後のキスを 湘南の漁村、腰越の街散歩 23.09.30_13:00

 龍口寺から先、江ノ電が路面電車になるところが腰越だ。  日本有数のサマーリゾート地、湘南江ノ島と隣接しているのに、今も独特な雰囲気を残している。  行政区分的にここから鎌倉市。  処刑場であった龍口寺、義経詫び状の満福寺があるけれど、つまり昔はこの場所は鎌倉の外であったという証拠。  だからかわからないけれど、腰越の街は長閑です。  江ノ電の雰囲気がそうさせるのか?  長閑でなければ路面電車なんて走らせられないかも。  路面電車が生き残るようなところだから・・

【神奈川県藤沢市】夏の終わりに最後のキスを 日蓮法難龍口寺 23.09.30_12:15

 日蓮法難龍口寺。  藤沢片瀬の龍口寺は、元鎌倉幕府の処刑場であった場所。  ここで処刑をされるはずだった日蓮が雷光により助けられた話は眉唾だけど有名。  不浄の処刑所だったり、義経詫び状の満福寺と合わせて腰越のあたりは鎌倉の外だったんだよなぁと改めて思ったりする。  日蓮宗の龍口寺の山門前から江ノ電は路面電車へと変わる。  日本随一のサマーリゾートと漁師町を分ける役目をしている。  片瀬山の山肌にへばりつくような境内。  海からの心地いい風が吹くけれど、日差し

【神奈川県藤沢市】夏の女神に最後のキスを すばな通りを龍口寺へ 23.09.30_11:30

 9月も末だというのに一向に酷暑が弱まる気配がない。  このままでは10月になってしまいそうな勢いなので、とりあえず夏の女神に最後のキスをするため、この時期毎年恒例腰越あたりを散歩しに来た。  というわけで、まずは江ノ島すばな通りから。  小田急線を片瀬江ノ島駅で降りて・・・  江ノ電やモノレールの駅から江ノ島へと続くすばな通りを逆流。  江戸時代から続く江ノ島弁財天への参拝道。  両手を広げるとついてしまいそうなほど狭い道路は昔ながらの土産物屋と新しい食べ物やが

【神奈川県伊勢原市】伊勢原日向の石雲寺へ大友皇子の墓参り 23.09.17_09:20

 最近の歴史の教科書っていうものは、しれっと書き換えて当たり前のようにしているところがある。  若い頃、習ったことが当たり前のように覆るから歴史好きはうかうかしれいられない。  歴史学者は恥ずかしく思わないのだろうか?  学校の先生なんていい加減なものだ。  言われたら言われたまんま、教育に理念がない。  昔、壬申の乱といいうものがあった。  大化の改新の天智天皇が後継者の擁立に失敗した事件。  天智天皇の第一皇子大友皇子は、叔父の大海人皇子に敗北、縊死したというも

【神奈川県伊勢原市】日向薬師に参拝だ! 23.09.17_08:30

 伊勢原日向での稲刈りが始まり畦に彼岸花が咲いているという。  ならばということで訪れてみた。  そのついでに日向薬師を参拝です。  日向薬師は、かつては日向山霊山寺と名のり、子院12坊の大寺院だったそうだが、明治の廃仏毀釈で堂宇を消失、現在は宝城坊が寺席を継いでいる。  中世以来、薬師如来の霊場として信仰を集めていたので、今では日向薬師の名で親しまれている。  日本三薬師に数えられることもあり、鎌倉時代の歴史書吾妻鏡によると、源頼朝が北条政子の安産祈願に読経をさせ

【神奈川県伊勢原市】伊勢原日向の彼岸花 23.09.17_07:00

 9月に入り秋の気配が漂う・・・はずだったのに、酷暑の夏は一向に引く気がない。  それでも自然の摂理というものは進むみたいで、彼岸花が咲いたり、稲刈りのニュースがあったりする。  自然は気温や湿度に左右されないのだろうか?  日照だって馬鹿みたいに照っているというのに。  伊勢原日向での稲刈りが始まり畦に彼岸花が咲いているという。  ならばということで訪れてみた。    伊勢原日向は日向薬師や石雲寺の門前町(というほど人はいないが)。  大山裏街道としてそこそこ

【神奈川県座間市】座間のひまわり畑 ひまわり以外も結構いいかも 23.08.11_06:15

 座間のひまわり畑といっても、相模川沿いの休耕地にひまわりを植えたもの。  つまり周りは農地なわけです。  農地なら農地で、都市暮らしの人間にとっては、魅力があるのですわ。  種を巻いて実を結ぶってなんだかいいですよね。  それが毎年だなんて、農業の魅力だわ。  普段、サラリーマとしてあくせくと暮らしていると、農業って魅力的に写ルンです(笑)  座間なんて神奈川県民からすると基地の街だ。  キャンプ座間には在日米陸軍の司令部が置かれ、基地の周りは張り詰めた空気が

【神奈川県座間市】ひまわりが 揺れている 風もなく・・・ 23.08.11_06:00

 なんだかダラダラとした夏が夏休みに突入した。  グダグダ当地に居ても仕方がないので、座間へひまわりを見に行った。  ひまわりが 揺れている 風もなく・・・  (これも横浜の歌でいいのかな?)  ひまわりは場所によりぐったりしているけど、こちらとしては、いわゆるビタミン補給というやつ。  山梨県明野のひまわり畑の成功で、夏になると日本中に雨後の筍のように出来ているひまわり畑。  パックリでもなんでもいいんです。  見て楽しければ。そしてビタミン補給になれば。  

【神奈川県寒川町】海の日、浜降祭 寒川神社参拝 23.07.17_13:20

 7月の第3月曜日、通称海の日は寒川神社の浜降祭だ。  浜降祭は、はまおりさいとよ読み、1840年に寒川神社の神輿が紛失するという事件が起き、後にその神輿が茅ヶ崎の南湖の浜で発見された。  以降、南湖の浜で旧暦6月29日(新暦7月15日)に行われてい禊の祭りが、1997年、海の日制定とともに同日に移行された。  ここのところ、コロナ禍で中止を止む無くされたが、今年は4年ぶりに再開された。  茅ヶ崎、寒川あたりではトップメジャーな行事なのだが、全国区には今ひとつ。