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雨の六本木散歩 19.06.15 13:39

だけど、こころなんて。お天気で変わるのさ。
長いまつげが卑猥な雨の六本木。

夜ならまだしも、昼間の六本木は刺激にかけます。
雨ともなるとなおさら。

防衛庁があったからだろうか?地下空間の開発が遅れていて、雨でも外を歩かないと思うところに行きづらい。
なんでこんなところが栄えているのやら、東京でも結構理解に苦しむ所。以前の兵隊さんの街であり、連合軍の接収地だったからか、不思議と駐日大使館が多いんだよなぁ。

若かりしバブルの頃あんなにたくさんあったディスコというものが、全くなくなってしまったというのも、六本木という街をどこか遠いものに感じさせているのかもしれない。提供する側の問題なのか、受ける側の問題なのか、バブル世代にとって六本木のイメージはトゥーリアのシャンデリアとともに砕け散ったなぁ。

今日も六本木ヒルズからテレ朝を通ってミッドタウンの富士フィルムによって新美までフラフラするといういつもの王道ルート。
雨の昼間ということで人は少なめ。一般人から見ると健全な街なのだが。街の路地のスミから、夜の闇とともに隠れそこねた不穏な空気を感じたり感じなかったり。
渋谷にしろ、新宿にしろ、池袋にしろ・・・健全なだけじゃ街としては面白みにかける。ましてや六本木は人種のるつぼなのだから。

いろいろな事件が起こったり起こらなかったり。だからこそ街に人が集まる。六本木が古くならずにいつまでも六本木であってほしい。そうなると、保守的オヤジとの差は広がるばかり。もうここは、昔を懐かしむことすらできそうもないけれども。


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