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横浜山手西洋館 Windowウォッチング 19.05.16 12:59

薔薇と絡めて西洋館でも見ようと山手の丘に上がってみました。
ブラフ18番館、外交官の家、ベーリックホール、エリスマン邸、イギリス館と西洋館を回ったのですが、薔薇の季節の西洋館のつもりだったのに、この季節のこの時間帯ならではなのか、洋館の窓の光に魅了されました。

元町あたりでウィンドウショッピングもいいけれども、山手の丘でWindowウオッチングもおつなもの。

西洋人ならではの採光の良い窓は今のオヤジが見ても光とガラスで最高の演出。
明治の時代の西洋人のセンスは日本人の陰翳礼讃暗闇指向とはわけが違う。世界を股にかける連中の趣味と趣向は今でも通じて大したものです。

高台のこんな明かりの窓の下で暮らす連中とそうでない日本人。
今考えるだけで違いは明らか。百年強でよくもまぁ追いつけ追い越せしたものだ。

すごいな日本人って安いテレビ番組のようなことをいう気はないが、でもこれは驚くに足りる。人の成長は遺伝でも環境や文化でもなく、頑張ろうという気持ちがさせるのだろうか?もしそうだとするのなら、ゆとり教育で階段を踏み違えた最近の日本人は・・・ダメだろうなぁ。
逆輸入の帰国子女にこそ期待するべきなのだろうか?いやいや、オヤジだってまだまだ頑張れる・・・つもりではいるけど。

しかし、こんな素敵な光の窓に向かって、そんなこと考えるなんて・・・。所詮、昭和のオヤジの発想力は将来への不安でいっぱいいっぱい。そんなものです。

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