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祝横浜開港記念日 日本大通り辺り 19.06.02

ヨコハマの開港記念日ということで横浜散歩。
馬車道から関内駅を通り越して日本大通り辺りへ。
日本大通りは、開港の街、港ヨコハマのメイン通りだった場所。

江古田にある大学に続く通りとも、世田谷下高井戸にある大学に続く通りとも、杉並阿佐ヶ谷にある系列高校へと続く通りとも違う。日大ではなく、我が国、日本の大通り。

開港の港、象の鼻桟橋から真っ直ぐ伸びる当時では考えられないような広い道幅の日本大通り、両脇にはレンガや石造りの建物が並び当時最先端のスポットだったはず。
茅葺き板の家に住んでいる人たちは何を思っただろうか?

そんな時代の先端だった日本大通りも今ではすっかり・・・観光の主役はみなとみらいに奪われ。
それでも神奈川の官公庁地域ではあるが。

就職したての頃、オフィスが海岸教会の隣のビルにあって、当時はみなとみらい線なんてものは走っていなくて、関内駅から日本大通りを通って通っていた頃が懐かしい。
もっとも、あまりオフィスに出入りすることが少ない会社員だったので、通うのも週に1,2回あるかないか程度だったけれども。

何年か前に東西上屋倉庫がなくなって港への見通しが良くなり、沿道全体が明るくなったのはいい感じ。
日本の夜明けはここから始まったと言っても過言ではないから。

横浜の、日本の開港を見てきた歴史の沿道なのだけれども、今は県庁と裁判所の通り。
新潟に移転する気満々だった地元のプロ野球チームが今更盛り上げようとガンバっては居るけれども、うーん、広い道路幅が災いしてる。秋の銀杏の紅葉もインスタばえというほどまでにはならないし。日本大通りが今以上に開けるってことは、日本そのものと同様、流石にないような気がするなぁ。


日本大通りはここ


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