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横浜赤レンガ倉庫に人工ビーチが今年も出現・・・したけれど 19.08.03 04:48

昨晩の花火大会の余韻が残る赤レンガ倉庫に毎年恒例になっている「RED BRICK BEACH」と呼ぶイベントでビーチが出現した。
しかも今年はピンク。RED BRICK BEACHのハズなのに・・・?

横浜赤レンガ倉庫に「プライベートビーチ」が出現!?
青い空、白い砂浜、みなとみらいの海、サンセット。。。
今年の夏も横浜赤レンガ倉庫に期間限定のリゾート空間!!
エントランスゲートを抜けると、中央にヤシの木が設置され淡いピンク色で構成された異国情緒漂う空間に、
コンセプトが異なる4つのエリアが登場。
17:00からはお酒をたしなむチルタイムに変貌、週末にはナイトイベントも開催し
幻想的な光があふれる大人たちのビーチに様変わり♫♫
会場デザインは話題のショップや商業施設などの
植栽プロデュースを手掛ける植物のプロ集団『SOLSO』が今年も担当。昼と夜で異なる世界観をお楽しみください。

はWebページの説明。

そんな人口の砂浜を三渓園の早朝観蓮会の前に立ち寄って見物してみた。

しかしねぇ、なんでこんなところにビーチを人工的に造る必要があるのか、昭和のオヤジには理解ができない。
駅から遠い赤レンガ倉庫で砂と戯れるくらいなら、八景島とか何なら湘南とか三浦とか、時間対効果でいったら断然そちらのほうがいいに決まっていると思うのだけれども。

こんなコンクリートとレンガの倉庫跡で、調子に乗って砂浜気分って・・・。
どのツラ下げてエセリッチ。お金持ち気分を味わうのは勝手だけれども・・・バカ臭い。

日本には給食も食べられない子どもたちが沢山いて、生活に窮してエアコンもかけられずに夏を過ごす高齢者が沢山いる。
こんなところに夏限定の人工ビーチを造って、さぁ楽しみなさいって他人に言われて・・・帰りには中華街や元町、馬車道、伊勢佐木町あたりにでも寄って・・・若者のノンポリぶりには呆れ返る。何だこの社会の歪。
赤レンガ倉庫じゃ駐車場代だって湘南の何倍も取られるっていうのに。

本当のお金持ちって・・・こんなところでこんなこと・・・しないよね。
ハワイ行け!カリブ行け!本物の海岸に行け!夏ってそういうものだろ。

ただ、今年のエセビーチは例年ほど調子に乗っていないのはいい。
去年までのアフリカのビーチを再現しましたみたいないやらしさは消えている。白人優位主義の尖兵を黄色い人種がしたところでおかしな話だ。

アフリカだろうが、南のリゾートだろうが、こんなところで気分だけそんなになったところで仕方がない。飲み物、食べ物だってそこそこな値段を取られる。

VR全盛のご時世、作り物に納得せずに本物を楽しもうとコツコツとお金を貯める人生のほうが高貴な気がする。

いや、そのお金、恵まれない子供と中年オヤジに寄付を!ぜひ・・・・。
まぁ・・・良いのだけれども。

そんな人工ビーチよりも、ヨコハマの朝焼けのほうが美しかったなぁ。


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