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渥美清の命日に葛飾柴又散歩 産湯を使った帝釈天 19.08.04 12:45

8月4日、渥美清の24回目の命日に合わせて葛飾柴又散歩。

毎年訪れている柴又も寅さんの命日にしかやってこないから、灼熱熱射の印象ばかり。

帝釈天の正式名は経栄山題経寺。日蓮宗の寺院です。
兎にも角にも映画で有名ではあるが、酷暑の中参拝の人は流石に少なめ。
今日が渥美清の命日だと知ってか知らずか。

境内にいて堂宇を見渡すも、寅は死んだ、おいちゃんは死んだ、おばちゃんは死んだ、タコ社長は死んだ、御前様は死んだ、源こうは・・・まだ死んでない。と映画の登場人物を演じた俳優たちがメイドの向こうに渡ったものばかりで寂しい。
今年、年末に向けて男はつらいよの新作を世に出すらしいが、こういつものメンバーが向こう側にいてはそれは新しい別な映画なのではないのか?

男はつらいよの主題歌だって、作詞作曲の星野哲郎、山本直純ともに鬼籍入り。

産湯を使った帝釈天参りの話題にしては、ちょっと不似合いかな?


まぁ主役没後24年でまだ人々の記憶に残る、男はつらいよって言うとなんのことだかわかるっていうのはすごいことだ。
帝釈天って言えば、寅さんの・・・となるわけで。
松竹と渥美清、山田洋次らが作り上げた文化はまだまだ揺るぎない気がする。
さすが国民栄誉賞も伊達じゃない。

そして話は戻るが、年末に50作目、22年ぶりの新作、男はつらいよが公開される。
主題歌は桑田佳祐。
1作めからの名場面をつないだ形になるらしい。
大きく期待をせずに見守ろうかな。

労働者諸君、いま、幸せかい?
渥美清没後24年で男はつらいよ新作公開。停滞気味の柴又の人たちの喜びとともに、寅さんの声がまた聞こえる。


男はつらいよでおなじみ、帝釈天はここ



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