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鎌倉あじさい散歩 長谷寺参拝 19.06.13 10:04


鎌倉の紫陽花といえば、明月院と長谷寺がツートップ。
極楽寺から長谷野駅まで紫陽花銀座を散歩がてら長谷寺に参拝です。

長谷寺は花の寺と呼ばれるくらいなので、梅雨に限らずどの季節に訪れても素敵なお寺なのですが、裏山をあじさいの小径として開放しちゃっているくらいですから、紫陽花への力の入れようはハンパありません。

長谷寺でこんなに紫陽花がもてはやされるようになったのはいつからだろう?ガキの頃なんて長谷寺にあじさいを見に行こうなんて話はなかったよなぁ。
長谷は大仏を見に行くところ、紫陽花なんて正直眼中になかったのか、紫陽花自体がなかったのかの記憶すら無い。

それがいつの間にやら長谷の街中にあじさいが植えられるようになった。
紫陽花は増やすのが容易らしいので、一度植えるとどんどん増える。
紫陽花は小さな花が集まって大きな花に見えるからなーんか気持ちが暖かくなる。花言葉はネガティブな物が多いけれども、花を見ていると仲睦まじいんだよなぁ。しかも梅雨時に咲くっていうオンリーワン的な存在感。

観音様のお膝元に咲く紫陽花を愛でに今年も沢山の人が訪れている。観音様はそっちのけ(笑)
長谷も店屋が増えて食べるところに困ることがなりつつあるっていうのも観光客を呼びこむ要因になっているのかもしれない。長谷寺も駐車場を新しくしたり。人を呼ぶ努力に余念なし。

紫陽花の裏山に登り、ぼーっと紫陽花と海とのコラボレーションなんかを見て、世知辛い世の中のことなんて忘れてしまえ!困ったことがあればきっと観音様が助けてくれるはず!
なんて思えるのも平日だから。休日ともなると時間指定の順番待ち。紫陽花を愛でているのか順番に山道を歩かされているのか・・・壮絶な状態になる。
それでも人が来る。もう何しに来ているのやら・・・不労者、老齢の散歩者は若者に遠慮して平日に訪れればいいものをと思わずにいられない。

昔、桜の下で春に死にたいと読んだ歌人がいた。
この季節なら・・・紫陽花の下で死にたいとなるのだろうか?ただ、紫陽花の下で梅雨に死ぬと・・・湿気で腐敗が早そうだ。


長谷寺はここ


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