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スニーカーの関係者抜き(提供)が日本では何故嫌われるのか

筆者サイト sneakerhack

最近スニーカー界で話題の関係者抜き(笑)ちなみにバックドアは売ってるんで、まだマシで抜きの方が感じ悪いです。(言い訳する人はつっこまれるの嫌ならもらわないで自力で買ってくれ)

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スニーカーの抜きと言う言葉

そもそもスニーカーの抜きとはなんぞやと言ったところなのですが、要するにPRすることを条件にある一定の層の人にメーカーやショップが優先して無償(まれに定価)で渡す行為の事をここではさします。

まずスニーカーの関係者抜きには色々あるのですが、一番メジャーなのは 、そのメーカーやブランドに大きく貢献している世間にも浸透している著名人、メーカーとスポンサード契約しているアスリート、当然製作に携わった人の関係者と言ったところです。

海外ではむしろ当然の事として、メーカーからギフトが届いた的な発信も全然普通におこなわれていますし、所謂セレブ層やアーティストは発売前に見たことも無いスニーカーを履いていたりします。(ギフティングやシーディングやら色々言い方ありますが、結局ただただ無償なんてありえないわけで、金金金ですね笑)

運営サイト スニーカー/ファッション情報サイト スニーカーハック


シーディング

シーディングとは?

シーディングとは、プロモーションにおいて一定期間内にクチコミの広がりや、コミュニケーション密度を高めるなどの効果を最大化させるために行う施策全般を指す。シーディング(Seeding)はもともと、英語で種まきや種植えを意味する。ネットマーケティングの分野におけるシーディングとは、具体的にはプロモーションの効果を最大化させることを目的に、ユーザー同士で活発なコミュニケーションが展開されているWebサイトや影響力の高いブログなどの運営者に接触し、記事執筆の材料となるプロモーションの内容を伝えるなどの行為を指す

参照元 https://xtech.nikkei.com/it/article/Keyword/20080901/313901/

こちらもPR目的ですので、PRということを明確に書かないと基本的には日本のマーケットではNG。まあ良心の問題ってところもあります。

日本では何故嫌われるのか

では、日本でこの行為の何が嫌われるなのかということなのですが、決して駄目ではないと思います。海外では当然のようにおこなわれていると言う経流れもありますし、そもそも日本ではあまり目立たなかっただけで昔からあったことです。

ただ2020年現在、SNSと言う文化が熟成してきて、一昔前に散々叩かれた、ステルスマーケティング(所謂ステマ/PRする商品)に近い行為になっていること。そして、スニーカーの転売行為の加熱化により、定価で購入するのが難しく数倍(時には10倍以上)の価格を出さないと、2時流通市場で購入できないモデルのスニーカーを容易く手に入れ、そしてもらったとかは言わず、ゲット!届きました。等と曖昧な言葉を使いはっきりと購入方法や購入場所を言わないところが、購入することが出来なかった層から非常に嫌われるのだと思います。

ステマ

ステルスマーケティング(英: Stealth Marketing)とは、消費者に広告と明記せずに隠して、非営利の好評価の口コミと装うことで、消費者を欺いてバンドワゴン効果・ウィンザー効果を狙う宣伝手法。ヤラセやサクラなどもこの一例に分類される 

引用元 wikipedia

それでも嫌われない人

その中でも嫌われない(嫌われづらい)人と言うのも存在します。先述したアスリートの方や著名人の中でも、世間でものすごく認知されていて、活躍している方。何なら自分で高い金額出しても別に問題ないような方は、逆に○○着用と言った好意的に捉える事例も多いです。最近だとNIKEとスポンサード契約をしているスキージャンプの高梨沙羅選手がOFF-WHITEのコラボモデルを着用していてちょっとスニーカー好きの間では話題になっていたりしました。

オリンピックでスケートボード金メダルを取った堀米選手なんかはいくらでももらってくれって感じがします。スケートボード自体は少しマイナー競技だとは思いますが、メダル!しかも金メダル!素晴らしい!

シーディングだかギフティングだか知りませんが、YOUTUBERと某ショップのオママゴトが話題になりましたが、こんなのは氷山の一角で、こちらに出ているYOUTUBERなんて、ぶっちゃけ一般の人には全然認知されていないので、放っておけばみんなの記憶から消えるかと。というか、僕もよく知らないんですが、某ショップの社長さんが動画だしていたようなので一応。

多分、きっと、直接言えなどど謎の弁明(笑)。匿名がだめとのことなので私はこちらで(本名ではありませんが)

もらったYOUTUBERさんが気の毒…もらわなければよかったのに。たかが2万円くらいのスニーカーで魂売って批判されるなんて僕ならまっぴらごめんです。まあ、ぶっちゃけ他のスニーカーも…(おっと誰かきたようだ)

良い宣伝になったんじゃないですか?

では逆にどうしても嫌われやすい(もちろん一部)人

これは実際、関係者だから提供(ここではわかりやすく抜きと表現させていただきます)してもらっている方は多数いて、そもそも意外と気にしない人の方が圧倒的に多いです。ただ、筆者自身も含めて、長時間並んだり情報を一所懸命に集めたり、抽選に応募したりするような層には、何となく努力もしてないし、そもそもホントに履くの?みたいな感じの人がさらっと手に入れているとあまりいい気持ちでうけとめられないこともあります。(ただ単に心が狭いのですが)

でも、そのコネクションを作ることも必要だと言う意見ももちろんわかります。例えばアスリートの選手がスポンサーのスニーカー履いていても当たり前の事ですし、コラボしたショップの店員が履いているのも当然と言えば当然。

それでも言いたい。やはり努力と言ったら言葉はチープになりますが、散々探して結局手に入れられなかったモデルを、間違いなく私達とは違うルートから手に入れている今どきはやりのインフルエンサー的な方が先程も言ったゲット!届きました。等と曖昧な言葉を使い、そのモデルをSNSなどで発信すると、ちょっと気分は悪くなるのが正直なところです。

そういう方に限って、たまにオンラインとか店頭で買うと、わざわざ〇〇で購入できました!と書くのでわかりやすいですよね。

と言うか、提供のときはPRとか書かないとステマになるから駄目とか一時期言われていましたが、そんなルールはなくなったんですかね?

まあ、SBショップとかの在庫とか見てるとどう考えても…ですが、どうつっこんでも自分たちになんのプラスもないのでおとなしく抽選とSNKRS頑張りましょうってかんじですかね

最終的には

ゴタゴタと理屈を並べましたが、結局は嫉妬や妬みなんで、もし抜きでもらっている方本人も気にしないのが一番ですし、消費者側からも別に所詮他人事ですから、そういう人のSNSとかは見なければいいわけで。

でもでもうるさいですが、やっぱり、色々探して好きなモデルを買った人の方が筆者は単純に好きですね。まあ、レアなモデルは買えないのが当然と思っている側からしたら、多少羨ましいという気持ちはありますが。

超レアな商品を僕に提供してくれる方がいましたら喜んでステマします(嘘

久しぶりのnoteが愚痴みたくなりましたが、まあ最近の自粛自粛の時で心も疲弊している時なので、少しでもこういった話をシェアして、プラスに捉えることが出来たらいいなと思って文字に起こしてみました。