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デザインチームに起きた再定義と改革のはじまり

12月半ばから休暇に入るメンバーが増え、じわじわと年末の気配を感じている@sngmtです。一年の区切りとしてデザインメンバーが実施した取り組みを振り返ります。

新しいデザインチームとしての動き

2018年は経験が豊かな仲間がたくさん加わりました。人が増えることでプロジェクトはより複雑になります。同じ領域に属するメンバーが共通認識を持ち、チームとしてより力を発揮するためにコミュニケーションの機会を増やすようになりました。

・毎日の朝会(任意)
・Slackで今日のタスクを宣言
・週一デザイナーランチ(任意)
・週一デザイン定例
・デザインチーム主体のプロジェクトを実施

BI(ブランドアイデンティティ)刷新

KARTEは、ウェブ接客からCX(顧客体験)プラットフォームへと立ち位置を新たに定義しました。一人ひとりに合わせたより良い接客をする上で「人を知る」ことは大前提となってきます。その意志を定着させるためロゴのリニューアルが実施されました。

CI(コーポレートアイデンティティ)刷新

7月にコーポレートロゴの刷新も発表しています。「データによって人の価値を最大化する」というミッションを追求するために、企業として重要な価値観や行動指針を言語化し、それらの要素を表すモチーフ群を組み合わせて策定されています。

GINZA SIXへの移転

オフィスが五反田から銀座・GINZA SIXへ移転したことはご存知の方もいらっしゃると思います。移転前から複数プロジェクトが同時並行で進み、お祭りのようにめまぐるしく夏が過ぎていきました。

・各媒体の情報刷新のため移転前からオフィス撮影を実施
・既存のグッズや媒体の棚卸し
・名刺やパンフレットなどビジネスツールや販促グッズの刷新
・2回開催する移転パーティに向けた装飾やブース、ノベルティ制作

TYPLAY

エンジニア、デザイナー向けの移転パーティのノベルティを案出する中で、プロダクト以外の実験的な活動の場「TYPLAY」は生まれました。
詳しい内容は改めて紹介したいと考えているのですが、制作やインタビューに止まらず様々な取り組みを企画していますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

デザインチームの情報発信

TYPLAYの一つでもある「PLAID's Designer」は11月からがはじまりました。2019年も密度の高い情報発信をお届けします。

KARTEのスタイルガイド刷新

リリースから3年を経て、KARTEは数多くの機能追加や改修でデザインやHTML/CSSが崩れかけていました。デザイナーが中心となり、スタイルガイドの刷新を実施しています。

XD

企業が提供するサービスと消費者の間に生まれる「体験(Experience)」に特化したメディアXD(クロスディー)が誕生しました。プロセスは公開していませんが、ロゴを担当したデザイナーによるとかなり生みの苦しみがあったようです。

「XD」のXには「Experience(体験)」と「Cross(交わる)」の2つの意味、Dには「Delight」「Design」「Driven」「Discussion」「Development」などの様々な意味が込められています。また、アルファベットのDは「力が集まる」という意味を持っているといわれており、「XD」という場に体験が集まり、様々なコミュニケーションが生まれることを期待してこの名称としました。さらに、英語圏で「XD」は嬉しいことを表現する顔文字としても利用されています。このロゴも縦にすると、笑顔に見えるようデザインしました。これは体験を通じて企業が実現したいであろう利用者の姿を表現しており、メディアを通してこの笑顔を増やしていきたいという想いが込められています。(CXに特化したメディア「XD」を開始 より抜粋)

デザイナーではないメンバーへの働きかけ

私たちはフォーカスというミッションを行う上で主軸となるチームとして日々業務を遂行しますが、フォーカス外でこぼれ落ちてしまう相談やタスクは特定のデザイナーに属人化していました。
フォーカスのスピードを落とさず、ノウハウを蓄積する目的で新たなフローをトライしています。

・フォーカス外の相談を集約するGithubのリポジトリを用意
・口頭やSlackなどコミュニケーションの入り口は狭めない
・基本的にissueからはじめる
・デザイナーが整理を行い、必要に応じてアサイン

新しい仲間を迎えるための整備

過去とは規模も変化してきています。来年から入社するデザインメンバーが控えていますので、不足していた情報や既存メンバーが入社時に感じていた課題を見直す必要がありました。情報の格差を減らし、全員が共通認識を持ってスタートできるよう改善を重ねていきます。

・入社前に面談を実施、入社前後でのギャップを減らす
・面談を元にメンターやフォーカスを決定
・入社時に行うセットアップ項目の見直し
・推薦図書リストの選定

@kenichisuzukiが紹介している書籍も推薦図書リストに入っています。



紹介した取り組みのいくつかは、第一歩を踏み出した段階です。
来年にはブラッシュアップを繰り返したり、スクラップアンドビルドを行うこともあるかもしれません。変化することを恐れず、常に疑問を投げかけることを大切にしたいですね。

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