iPadが…

部屋の電気を消してベッドに入ってからのルーティン。iPadで将棋教室を開き(その前に動物将棋を1回指します)二枚落ちで勝たせてもらった後、平手で指します。勝てば寝るし、負けたら振り返って敗着を見極めて途中から指し直し、だいたいは勝てるまで研究します。ほぼ毎晩やっている。

昨夜もそのようにしてiPad air 3rdGenのホームボタンに手を掛けたところ、薄白く画面が光ったようになれど事実上起動しなくなりました("whiter shade of pale"が頭に流れた)。とりあえず寝て、起きたら一番にiMacと接続して(OSが古いので)iTunesからアクセスし、バックアップをとろうとしますが、結局パスコードが入力できないので完了できません。なにひとつ操作ができなくなりました。

一週間ほど前から、ロックボタンが作動しなくなり、画面上にソフトウェアのアクセスボタンを常駐させていましたが、結局ロックボタンとホームボタンを同時押しするなどがトリガーにならず、再起動すらも不可能となっています。

おそらく、不具合はロックボタンと液晶表示のふたつなのですが、それによって内部情報にアクセスすることができなくなっています。日々の経費を記録したデータなど超重要ですが、とりあえず使うことができません。もちろんGood Notesに書き込んできたレッスンのメモも見ることができません。

アップルストアの修理部門にアポイントを取り、出掛けてきました。結論としては「修理」の名の下に同機種との交換が提案されました。データの引き継ぎはできません。外部デバイスから接続して、リモートでパスコードを入れるなど、何らかのプロフェッショナルな対応を想像しましたが駄目でした。

本体交換は約6万円でした。データを生かすこともできないのであればつまらない出費です。より新しい機種を買うことを検討し始めました。iPadもこの秋に新モデルが出ているようですが、これまでマークしていなかったので急遽調査開始です。

アップルが「使えない」ので、非公式な街の修理屋さんへも行ってみました。液晶のパーツ交換は36000円ほどでした。ロックボタンは、その場では見積が出ず、双方やれば本体交換と同額程度でしょう。アップルの修理は90日保証で、こちらの業者は3ヵ月保証とのことでした。

液晶のみ治すのが、中のデータを扱えることが期待できるならば一択の答えとなります。

一方で、買い直すとすればどうしたらよいでしょう。使用方法を振り返ります。

iPhoneで行っていることは電話、メール、LINE、写真やビデオを撮る、歩行時に音楽を聴く、目的地への経路を確認する、ショップ系のアプリを使用する、モバイルSuicaとして使う、アラームを鳴らすくらい。それ以外はほぼiPad。

ネットブラウジングやカーナビとして使う、レッスン中に資料的に生徒さんへ曲を聴かせたい時にはiPadでYoutube再生、イヤホンアウトからミキサーへ入れている。Good Notesで手帳代わり。かなり多くのことを書いて思考の道具にしている。スケジュールもiPadの方で見ている。たまにAbemaやDAZNを出先で見ることがある。また自分の練習でiReal Proを使います。

iPadの履歴は2013〜2014年のiPad mini 2、2015年後期のiPad mini4、いずれも128GBのセルラー。なぜこの短期間に買い足しているか理由は覚えていません。しかし当初からヘビーユーザーでした。しかもそれぞれ家ではまだ現役。

2020年4月に前年発売のiPad Air 3rdを76770円で買いました。64GB、セルラーモデル(SIMフリー)です。apple pencilが使いたかったからです。その時、紙の手帳や手書きのノートを終わらせました。

ペンは絶対に必須で、私の持っている第1世代がそのまま使える現行モデルは無印iPadの第9、第10世代のみとなります。Airは4から第2世代しか使えなくなっており、価格は19000円以上します(Amazonで)。タブレット本体に加えてその出費は痛いですし、ここで第1世代のペンシルを(iPad Air 3rdを廃棄することで)無駄にするのも惜しいです。

iPad(第9世代)は私のairとほぼ同サイズでありながら少し厚くて、重く、表示領域が狭い。チップが一世代新しい(使用しているiPhone11proと同じ)他はほとんど仕様は同じと言っていいでしょう。セルラーの64GBが69800円となります。だったらair3を修理扱いで新品にしたほうが良いような気がします。約1万円弱安く上がります。

iPad(第10世代)ならばチップが2世代新しくなり、lightningからusb-cへの変換コネクターは必要ですがペンシルがそのまま使い続けられます。価格は92800円となりair3との比較で33000円ほどの差額とはどうしたものでしょう。やっぱり抵抗あります。

というわけでapple pencilの第1世代を継続するなら修理対応、データの重要度を考えれば液晶画面だけの一般修理(公式の「交換」ではなく)となります。

じゃぁ、ペンシル2万円を込みで考えて、仮に上限を10万円程度とするならばどうでしょう。M1チップ搭載のair 5はセルラーで116800円、ペンシル込みで135000円とは、ちょっとバカバカしいです。iPhone 14 Pro Maxを一瞬でも買いたいと思った人間ですが、あっちは164800円。air 5を256GBにしても140800円。いや、この比較はちょっとやめておきましょう。10万を目安にするなら整備品狙いです。

というわけで結論から言えば第4世代のairが64GBで83800円。10万円は超えるけれどリーズナブルでしょう。2017年モデルのiPad Pro 10.5インチというのが91800円。512GBです。これって私のairとほぼ同じですね。カメラで勝って4K動画が撮れます。チップは数世代古いですが。しかしそのメリットは、私には意味ないですね。

ここまでセルラーにこだわるのは運転時にナビをさせているからです。今、買い切りのwifiが100GB、25000円くらいというのを見ているのですが、そうすればwifi専用でもいいかもしれません。であるならばwifiのair 5が92800円。ペンシル込み111800円ほど。あ、でもwifi買ってイーブンか、、、。

無駄話におつきあいいただきありがとうございました。結局、液晶修理が一番ですね。それで完治するかはわかりませんが。それでも駄目な時、air 4へ行くかも知れません。今夜は結論出ませんでした。痛い出費です。



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