ストレスを溜めないようにと言われても

楽器の話を続けようか、日記として記録を残そうか、読者の方に気を遣いすぎずに、今日は両方記します。次の一段落は備忘録ですから飛ばしてください。

午前中に内科へ行って、3週間前に受けた大腸内視鏡検査の結果を伺いました。麻酔導入時には確実に効いていましたが、途中身もだえるほどに苦痛が生じていた中、ポリープがあるから取っておきますね、という声が聞こえており、切除された細胞は検査へ回されて、問題が無かったとわかりました。その日以来、便秘ではないけれど固くなっていると伝えたところ、処方箋を出してもらいました。バナナ状の便を作るような腸の働きがランダムにしか働いていない、症状は逆だが下痢しているのと同じで、神経性の要因が疑われるとのこと。内視鏡で撮影された腸内の画像を一緒に確認しながら病理的な問題が無いので、ストレスとしか言えない模様。その後、自治体が費用を賄う健康診断の予約を取りました。しかし正月明けなので混んでいますね。

さて、Sugiの杉本さんのインタビュー動画を拝見し、興味深い話がいくつかありました。たとえば、細かいオーダーに関しては、プロ(アーティスト)によるものは受け、その活動によって実証されたものについては、一般にも導入するといったことです。

最たるものはアクティブサーキットの件で、現在は流通在庫にプリアンプ搭載の仕様が時々見られます。個人的には、なんでOBP-3なんだろうと疑問視する気持ちがありますが、グロッケンクラングとダークグラスは認めうるオプションだそうです。それらならば、元々の音質を脚色しないでローインピーダンス化とEQの利便性が得られるという見解でした。

それをラーメン屋のテーブルに置かれた胡椒みたいなもの、とおっしゃっています。好みのスパイスを足したいならそれくらいはいいけれど、味そのものは変えないで、みたいなポリシーです。だから醤油は置いてない(あるとしたら餃子用だよね)。バルトリーニやEMGを使えば、その音になってしまうといった見解を語られております。それらも調味料に過ぎないと思いますが、時々そういう見方は聞こえてきます。

昨年の信州ギター祭りで、持ち込んだランバーを展示しながら樹種について語られている動画もありました。生配信されたもので、著しく音声が聞き取りにくく残念ですが、せっかくこのような機会があったなら、限りなく質問が涌いてきます。トップ材はどのように音質に影響を与えるのか、貼る仕様と埋め込む「インプラント」ではどう違うのか、とかSugiの楽器として、どのように考えられて製作されているのか、知りたいものです。

蕎麦好きなのに松本では食事をせず、行き帰りのサービスエリアで立ち食い蕎麦レベルで腹を満たしたのは勿体なかったと悔やまれます。午後に出て深夜にならず戻りましたから、本当に弾丸ツアーでした。諏訪湖周辺で何度か仕事をしており、そのついでにデバイザーの工場見学をしたこともあります。会場となったパルコは繁華街ですが、人も通りの風景も、何もかも素敵に映り、いつかゆっくりとその界隈を観光したいと思いました。こうして簡単に往復できるのですから1泊するだけでも大いに楽しめる気がします。来年も行きたいな…。



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