【読書感想】失敗から学ぶユーザインタフェース

✍️業務でユーザビリティテストからの改善提案をやっている関係で、関連の書籍をぼちぼち読みます。書評というより、本を読んで思ったこと・体験したことをメモしておりますよ。

✍️この書籍が発売される前から、楽しいBADUIの世界というサイトが大好きで、ちょこちょこアクセスしているとともに、ユーザビリティ系に興味のあるUIデザイナに共有していたりしたんです。
で、書籍が発売されましたよ、と。

✍️人が「使いにくい」と感じるものって、大きく分けて
①そもそも機能がないので、やりたいことができない
②機能はあるんだけど、間違える・戸惑う
の2パターンに分けられることが多いと思うんですが、この書籍では②のほうについての内容をメインにされています。

つーか、①のほうはそもそもそれの企画自体が間違ってる!みたいな内容になってしまうので、UIの話ではないのよね。そもそも論ですよ、そもそも。

仕事でUIを扱うとなると、ものすっごいたくさんの制約がある中で、誤解のない・戸惑わない見た目を作らなければならないことも多く、そういった点でも、BADなUIからその原因を明らかにしていく(二の舞を踏まないためにも!)アプローチは、実践にも生かしたいデザイナさんにオススメの方法だと思うのです。

✍️ということで、1,2年目のデザイナさんにUIの勉強をしたいんですと相談された時(相談内容によって書籍は変えるのですが)
セレクトしたうちの一冊になる確率が多めな気がします。

何より、面白い。

ちょっと字が細かかったり、量が多かったりするんですが、翻訳系のUI本と比べると、事例が自分の身近なものというだけで、かなり親近感がわくようです。

まぁ難しい話は抜きにして、
楽しいBADUIの世界を是非お楽しみください。

と、書籍にもあるように、難しい話を抜きにして楽しめます。

パッと開いた時に「あ、このダメUI、私も知ってる」となるのが、敷居の低さに繋がっている気がします。

その敷居の低さからか、こちらの書籍をオススメしたデザイナさん、ほっとんどBADUIを探し始めるんですよね(笑)。
そんなかんじで、UIを学ぶってことを無意識に実践させてくれる書籍だと思っています。

✍️それでいて、「わかりにくいよねー、だめだよねー」で終わるのではなく、どうして使いにくいのかの原因とまとめ、もっと掘り下げたい人のための実習・実演と、さらっと知りたい人へのフォローと、もっと知りたい人へのフォローがあるのも、この本を若手のデザイナさんにオススメする理由なのかなと思います。

実際、こちらの書籍をきっかけにして、ニールセンの「ユーザビリティに関する10のヒューリスティクス」に興味をもつデザイナさんも少なくないです。
10ヒューリスティクスは、ビギナーさんにはちょっと敷居が高いのよね。

✍️書籍にも書いてありますが、良いUIは操作や行動に融け込んでしまっているので、見つけるのが非常に難しいです。
その点、BADなUIは見つけやすい。イラつくし、間違えるし。

だけれども”とりあえず気軽にBADUIを探す”ってだけでも、自分の感覚を研ぎ澄ますことになると思います。
普段見過ごしてしまうことにも気づくようになる、それが、良いUIに気づき、作り出せるようになるための、第一歩なのだと思うのです。


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