後手縛りについて考えていること
みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。
昨今緊縛を始められた方の大半が、まずは後手縛りからということで、学んでいらっしゃることかと思います。
なんで後手縛りから始めるん?的な話は、下記の記事で言及しておりますので、興味ありましたらご一読くださいませ。
んで、過去の文献を見るに、この後手縛りというものは、緊縛というものが発祥して以来、常に緊縛の中心にあり続けていまして。
ただ、1970〜90年頃を境に、大きな技術変革があり、それ以前を古典緊縛、それ以降を現代緊縛と呼バレていたりします。
この辺りも詳しくは、下記の記事にまとめていますので、興味がありましたらご一読くださいませ。
んで、一説によると、その技術変革をなしたのが、故・明智伝鬼氏と言われています。
この辺り、資料がないので定かなところは不明ですが、明智伝鬼氏の流れを汲む緊縛教室で特に、この現代緊縛的後手縛りを教えていることから、きっとそうなんだろうと思っていたりします。
んで、この現代緊縛的後手縛りの型というのは、各緊縛教室や流派により、細かな違いはあれど、基礎的な部分はほぼ同じようになっています。
その細かな違いの部分はなんなのかというと、かく緊縛教室や流派を主宰する人の緊縛的嗜好によって、全体としてのテンションの掛け方が違うという部分が大きいように思います。
つまり、縄筋(緊縛の手順)や基本的な構造には大きな差異はないんじゃないかと。
(たぶん)40年程も以前に編み出された型が、現代においても様々な嗜好(SM的、エロ的、表現者的、などなど)に対応し、現役バリバリで稼働しているという脅威。
本当に凄すぎるんですが。
とは言え、個人的に気になっている点もありまして、その辺りが、緊縛技術の発展の妨げになっているようにも感じています。
そんなこんなで、実はここ2年ほど、その辺りの解決をしたくて、ひたすら後手縛り研究に取り組んでいたのですが、なんとなく答えが見えてきまして。
たかせ個人的には、既に数ヶ月前から部分的に実践投入をしていまして、どこまで実用性があるのかを測っていたりします。
これにより、現在普及している後手縛りが置き換わるみたいな話ではないし、人によっては「だから何?」くらいの変化でしかないかもです。
が、個人的には、後手縛りに対する考え方が根本的に変わるんじゃないかくらい思っていたりします。
とは言え、まだ完成形に至っているわけではないので、引き続き改善を施して参りたい所存です。
いずれは、意味や意義などを整理した上で、発表できたらいいなーと思ったりしています。
以上、結論のないモヤっとした投稿でした。
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