かつて日本は政教一致で壊滅した | 宗教と政治#3
政治と宗教が一体化した統治のあり方を政教一致とよぶ。
太平洋戦争で日本は大国の米国に戦争を挑むため、ヒト・モノ・カネを総動員させた。
このとき、この総動員体制を円滑に進めるために必要だったのが政教一致体制だ。
大日本帝国政府と一体化した宗教。それは国家神道だった。
天照大神を皇祖としており、時の天皇陛下を「現人神」とする。
このため、大日本帝国憲法において、天皇陛下は「国ノ元首ニシテ統治権ヲ 総攬 ( そうらん )」する存在で、現憲法で分権化されている軍事警察・行政・司法