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野党“共倒”時代

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岸田政権の不支持率70%超えるも野党は無風 

岸田政権への不支持率はついに7割を超え、収支報告書不記載への捜査の進展次第では8割を突破する可能性がある。

もはや、次の通常国会まで政権はもたないというのが永田町での一致した見方だ。

とはいえ、今の野党に一時的にでも国政を担える体力はなく、国民からの期待度も自民党の4分の1にも及ばない。

戦後政治史において、政治とカネの問題は周期的に自民党を取り巻いてきた。
ロッキード事件、リクルート事件、

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共産党がいろいろミスってる件について

日本で最も老舗な政党、日本共産党。
昨年結党100年を迎えたものの、ここ最近の共産党の言動は目に余るモノがある。

そもそも7年前に野党共闘ののぼりを掲げ始めたあたりから、変に空気を読み始めて、奥歯にものが詰まったような物言いが増えてきた時点で党としての存在意義が薄れてきたように思う。

今年に入ってからは、党の方針に異を唱える党員を次々と除名処分とするなどその様は思想を異とする中国共産党やロシア

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瓦解した共闘 台頭する第三勢力

萩生田政調会長(自民)が内閣不信任案の提出を「解散の大義になる」と発言したことで、一時下火になっていた解散の機運がふたたび高まってきた。

政権内では、広島サミットの成功や混乱なき5類移行によって支持率が安定基調に乗っていることを背景に確実な勝利を手に入れられるとの観測が広がっている。

ただ、長年集票源となってきた公明党との選挙協力体制に軋みが生じていることから、自民党がひそかに行っているとされ

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野党支持者ほど、岸田さんを今引きずり下ろすべきではない。自民党の他の人であればできない、当然の言動を彼はできる。
最終的には政権交代でも、今はどう逆立ちしても自民党には勝てないので、ヘタに与党内政権交代を許してしまうとホントにヤバいヤツらからしか選べなくなる。
冷静になりましょう

野党“共倒”時代 #3:優良誤認表示におきをつけ

野党“共倒”時代 #3:優良誤認表示におきをつけ

私が世界でもっとも愛する存在は犬です。
ワンちゃん。

あまりにも大好きすぎるがゆえに飼えません。
向こうからワンちゃんがたどたどしく歩いてきたら待ち構え、先を歩くワンちゃんを見かけたら並歩します。

大抵のワンちゃんは私に関心を持って近寄ってきてくれます。

そんな犬好きのおかげか
この前スーパーで誤って半額のドッグフードを購入してしまいました。

レジに並んだとき、横目に半額の缶詰が積まれてあ

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野党“共倒”時代 #2:野党共闘というしがらみが増税議論を停滞させる

野党第一党の立憲民主党(代表:枝野幸男)は、6月24日参院選に向けた公約を発表。最低賃金の引き上げ、同性パートナーシップ制度の拡大、法人税や金融所得税に累進制を導入するなど格差是正の立場に立った政策を掲げた。

立憲民主党の参院選特設サイト

◇後退する増税議論 背景に増税推進の連合しかし、肝心の消費増税に対しては少し腰が引けている。公約では消費税の10%引き上げを「凍結する」という表現にとどめて

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野党“共倒”時代 #1:共産、捨て身のステルス作戦 衆参ダブル選は見送りの公算高まる

野党“共倒”時代 #1:共産、捨て身のステルス作戦 衆参ダブル選は見送りの公算高まる

与党自民党がうわてだったのか、それとも野党に先見の明があったのか。

安倍首相らの悲願である憲法改正を前に、衆議院が解散され、参院選とダブル選挙になるのではないかとの憶測が昨年末ごろから永田町を駆け巡っていたが、与党は見送る方針を固めた。

野党はダブル選を警戒して、参院選の1人区(1人だけが当選する選挙区)での候補者一本化だけでなく、衆院選での候補者一本化でも合意。野党間の共通政策策定も合意目前

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