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海を越えて風さんに会いに行った話(Fujii Kaze and the piano Asia Tour 2023 in Hong Kong ~Final~)

2023年春。
3月末に発売されたLASAピアノスコアを楽しく練習していた4月14日(金)

藤井風さん初の海外ツアー「Fujii Kaze and the piano Asia Tour 2023」が発表されました。

公演は全部で6か所9公演(発表当時)
ソウル、バンコク、ジャカルタ、クアラルンプール、台北、香港

チケットは4月17日に香港公演の販売スタート。
GW中にバンコク、ソウル、ジャカルタ、クアラルンプール、台北の販売があるとのこと。(後に上海公演が追加発表された)

それを読んだ瞬間の私の脳内…
え? 4月17日発売って、週明けの月曜日ってこと?!
アジアかあ、どこかに行きたいなー。
一人で街を歩くなら台北かクアラルンプールかなあ。
でもその2か所はチケット販売が最後だから、規制やエラーで取れなかったら行かれないってことになっちゃうもんなあ…とりあえず最初の香港トライしてみようかなあ…

ということで4月17日(月)にトライしてみた。
2時間半くらい頑張ったら取れた。
手が震えた。変な汗かいた。
香港取れちゃった!
憧れのピアノ弾き語り。
念願の小さなホール。

今回の香港公演は「Hong Kong Baptist University」という大学内にある「Academic Community Hall」というホールで収容人数は1300人余り。

着いた、とうとう

私の席は前から16列目くらいでしたが、後ろからも5-6列目。
ピアノの発表会をやるようなホール。
子どもの頃をふと思い出す。

自分の席から。ズームなし
風さんの相棒

舞台の中央にはハイブリッドピアノが一台。
入場してまず写真を撮りに最前列へ。
このピアノを風さんが弾くのか、と思うだけで感無量。

家族の健康やら諸々クリアしてここまで来れたことが嬉しい。
チケットが取れてからというもの、私の生活は全てこの日の為にまわっていましたから!

開演時間になり、舞台暗転。
会場内が歓声に包まれる。

入場前に聞いた香港のファンの方の「今日のこのファイナルを成功させて、風さんに温かい気持ちで日本に帰ってもらいましょう」という言葉通り、皆さんの温かい歓迎ぶりが伝わる。

風さん登場。大歓声。
ピアノの前で深々と90度の礼。
両手を挙げて歓声に応え、ピアノに着席するが歓声が鳴りやまない。

☆ まつり(三拍子)

キラキラと流れるようなピアノ。
イントロがいつもよりちょっと長いような気もする(気のせいかも)
白いスモークが光源をはっきり映している。
天からの光が風さんを照らしている。
風さんの髪色がオレンジ色?赤?になってる?
昨日までは緑じゃなかったっけ?
メガネ?サングラス?かけてる?
あれ?ひげ剃ってる?

まつりのサビの部分で背景が赤くなった。
まるでピアノのリサイタルみたいな空気。
みーんな、静かに聴き入っている。

アジアツアーが発表された時に初めて聴いたこのまつり三拍子。

めちゃくちゃカッコいい!と虜になって、ぶぶたんさんの楽譜を見つけて練習したけど、このツアー途中からロングバージョンになりましたよね。

弾き終わりと共に大歓声!大拍手!
風さん立ち上がり、マイクを手に持って舞台の右端に。

☆ ガーデン

♪ ん-ん-ん-、ん-ん-ん-
ここから会場の皆も「ん-ん-ん-」と一緒にコーラス。
風さん舞台の左端まで歩きつつ、いつもと違う「ん-ん-ん-」!
あれ、これ、一緒に歌えないじゃん!(笑)
中央に戻り、また「ん-ん-ん-」

☆ きらり

イントロがキラキラで素敵なきらりが始まった!

入場前に香港のファンの方が歌詞を配ってたような(私は頂かなかったから曖昧)。
みんなで大きな声で歌いましょう、って呼びかけて配ってくれてたような。

私の席はちょうど風さんと目が合う(いや、きっと合ってはいない)向きだったので、ピアノを弾く手元は全く見えなかったけど、風さんがちょっと左に身体を開いて座ってくれると目線が合う位置だったんです。

だからこのきらりで、こっち向きながらにこにこ歌ってる風さんが本当に眩しくて嬉しくて、ずっと眺めていたかった。

♪ 動機は愛がいい のところで左手で♡作ってくれた。
よよぎ~よよぎ~のところでは自然と手拍子が湧いて、「ンゴイサーイ(ありがとう~)!」でお客さんもキャーと大歓声!

♪ あーれーもこれーもー 大合唱
♪ あーあああーあー あーあああーあー も大合唱

♪ どこにいたの~探してたよ からは会場中が大合唱!
ここ、ソウルで初めてお客さんが一緒に歌ってくれて、風さんが歌うの止めてお客さんの歌を聴いてくれて、伴奏してくれて今の形になったよね。

このアジアツアーが作り上げたきらりだよね✨

風さんは嬉しそうに客席を見渡しながらピアノ弾いてる。
「あー今、風さんのピアノ伴奏で歌ってるんだ、私」としみじみ。

お客さんが歌っているのを嬉しそうに見つめながらきらりを弾いている風さん。にこにこしていた😊

♪ すべてがきらり~ の後、風さん
「レッレッチウ(いい子いい子)」
ゆーっくりメガネを外す風さん。
伝説のマイケルジャクソンライブ@ブカレスト並みにゆっくり(笑)

♪ どこにいたの~ からアクセル全開でギアアップ!ピアノも加速!
会場中手拍子と大合唱。
曲が終わり、風さんは客席に向かって拍手してくれてる。
立ち上がってマイクを手にして着席。

☆ MC

「ンゴイサーイ。ウォハイタンジェンフォン。タンジェンフォンフォン。」
(ありがとう。藤井風です。藤井風風です)

すると客席からは大きな笑い声と「かわいい~(日本語)!」の歓声
「ホゥホゥオイアー(めちゃかわいい)」と風さん。

「It's a final show, baby ?!  final,  final … woo!Hong Kong brothers, and sisters  あいしてる」と風さん。

「ありがと!」「かっこいい!」との日本語の歓声に
風さん「かっこいい。You kakkoii !  Kawaii 」と右手で♡マーク。

ピアノを弾こうかと左手で譜面立てをセットしようとするが、なかなか上手くいかず。
その姿にまた客席から「かわいい(日本語)!」の掛け声。
もう何してもかわいいんだから仕方がない(笑)
譜面立てがちゃんとセットできて、風さんこのポーズ。

ようやく上手くいったぜ!

風さん「Do you love yourself ? 」
お客さん「Yeah !」「 I love you !」
風さん「You should love yourself. I love myself.  We can love ourselves. So, let's try and be happy always.  ユゥホイサンマー(幸せでいてね)」

☆ damn

☆ キリがないから

イントロ前にキラキラしたピアノを弾き始めた風さん。
「イヤッサイチョウホンマー(一緒に歌ってね)like this (こんな感じに)
♪ あーあーあーあ、あーああああーあ」と合唱指導。
会場中がコーラスを始める。
「ドーチェイサイ~(ありがと~)」と風さん。

このイントロ。
左手のピアノが腱鞘炎になりそうよね。

ネタバレを見ていた私は、このキリがないからのアウトロのピアノが聴きたくて、ここは絶対録画しようと決めていた。

風さん「レッレッチウ(いい子いい子)」
HEHNスコアで言うところの「p.122 D」の部分。めちゃカッコいい。

☆ へでもねーよ

これもアジアツアーのセトリを見てびっくりした。
これをピアノ弾き語りで歌うんだ!って。

だって2回目の「♪ 帰れ、うちへ帰れ、黙れ、しばし黙れ」のところ!
LASAスコアで言うところの「p.118  I」

以前、インスタであげてくれたこれを左手で弾きながら、全く違う旋律を歌ってるんだもんね。

可愛らしいイラストと共に🌻

曲終わり「♪ No oh oh oh…へでもねーよ」
めっちゃ良い声~♪
伸びやかな歌声~♪

一度立ち上がってくるっとまわってまた座った。
手のひらをぎゅっと握って両手を広げた風さん。

「Let go,  Let go all the negativities.  ネガティブなものを手放してね。Let's go home.」と風さんが言ったところで笑い声が起きて
「Come home with me ! (うちに来て!)」と男性の声が(笑)
 
「Let's go home with the peaceful mind, and let's love each other. And let's give each other. And let's forgive each other. And let's be happy. This song is called KAEROU.(帰る時は穏やかな心でね。お互い愛し合って、与えあって、許し合って、そして幸せでね。「帰ろう」です)」

☆ 帰ろう

このイントロ、Nスぺの帰ろうみたいだと思った。
(2021年10月14日放送のNHKスペシャル)

「コロナによって世界中が不安に充ち溢れ、殺伐とした空気が流れる中、多くの人の共感を集めた歌がある」と満月が浮かぶ東京の夜空を背景に紹介された「帰ろう」

帰ろうを歌う風さん

本当に名曲よねえ。。。(涙)
背景の青色と風さんが一体化してる。
会場も静かに聴き入っている。
サビの部分でステージから黄色い光が伸びてきた。
黄色い水玉が壁に映し出される。

(これは帰ろうの時じゃないんだけど、水玉ってこんな感じ)
ボケてる〜😭

今まで真っ青(真っ暗)だった舞台が黄色いライトを放っている。その光の筋がとってもキレイ。

☆ さよならべいべ

☆ カバー「E先生連環不幸事件」

「Oh ~I want to do a cover song for Hong Kong people. I heard this is one of the most popular Hong Kong song right now and some of you already know what song it is. Very sad song but the end is a little bit positive vibes. and this song is called 「E先生連環不幸事件」. This is very sad song but I hope E-sensei will be happy. E-senpai, E-sensei, E-sensan」

「次はカバーをやりたいと思います。香港でとても人気の曲だと聞いてます。もう何の曲かわかってる人もいるかも知れないけど、とても悲しい歌で。でも最後はちょっとポジティブな感じで。「E先生連環不幸事件」という曲です。とても悲しい曲だけど、E先生には幸せになって欲しい」

重厚なピアノのイントロ。
歌が始まる頃に紫色のライトが風さんを照らし始める。
スモークが焚かれ、紫色の光の筋が見える。

カバー曲を歌う風さん✨

歌詞の意味ははっきりわからなかったけど、風さんの声もピアノもすごく悲しそうで。
(後に「叶わなかった恋を振り返って自分を責め続けていた主人公が、自分を受け止めてくれる人に出会えるのを待つ」と最後には前を向く歌詞だと知る)

風さんが初めてのピアノ発表会で、シューマンの「初めての悲しみ」を「すっごい悲しそうに弾いとった」というエピソードを思い出した。

きっと昔から曲をしっかり理解して弾いてきたから、人は風さんのピアノに心打たれるんだな。

間奏のピアノがとてもドラマチック。
風さんの歌がとても切ない。
張り上げた高音も、柔らかい低音も。
大好きな曲になった。
拍手が鳴りやまない。

風さん「アッケーラー、アッケーラー(OK、OK)」
お客さん「うますぎ~(日本語)!」
風さん「アッケーラー、アッケーラー」

何かを喋ろうとして、ちらっと客席を見て、また何かを喋ろうとして、何かを弾こうとして、ちょっと弾いて音を確かめるも「ヒッ」と声が出て。

お客さん「頑張って~!」
風さん、ポロロンとピアノを弾きながら話し始める。

「頑張る」「頑張って。みんなも頑張って(日本語)」って両手を握って拳を見せて

「We can overcome anything, we can overcome anything. We are all special. We all got special power inside of us. Let's fire till the end.(僕たちは何でも乗り越えられる。僕たちはみんなスペシャル。特別な力を持ってるんだ。だから頑張ろうね)」

ここまで話して顔を下に向けた。
ピアノが突然止まる。
どうしたのかと心配になる。
無音。
大きく息をついた風さん。
左手を顔にやって目を押さえた。
風さん、弱い声で「I am nervous. This is the final show.」って…
(ファイナルだからすごく緊張してる)

お客さん「Oh~~!(泣)」「頑張って!」「We love you!」「泣かないで!(by男性)」
風さん「ンゴンゴレイアー(愛してる)」と言ってピアノ再開。
お客さん「Wo~~♡」

風さん、alone at home Tour のファイナル公演@京都でもコンタクトし忘れて「ファイナルは緊張する」って言ってたけど、本当にファイナルって緊張するんだな…。

たった一人で舞台に上がってる風さんを思って、がんばれー!って、ちょっと胸熱になってしまった…(泣)

☆ 青春病

イントロで皆さん青春病とわかり「Wo~~!」と歓声が上がる。

曲終わり。
ポロロンとピアノ弾き始める。
風さん「ユーホイサンマー(幸せでいてね)」「Life is a long long journey. And we got a lot of ups and downs. Um, but don't give up living, don't give up loving, don't give up learning, Yeah, this song is called journey - TABIJI」
(人生は上り下りのある長い旅だけど、生きること、愛すること、学ぶことを諦めないでね)」

☆ 旅路

緑色のライティング。
舞台の背景が緑色に染まる。
黄色いスポットライトが風さんを照らす。
客席の壁には向日葵のような花柄が映し出されている。
とってもキレイ。

旅路のライティング💐


目にしてきた手に触れて来た全てに意味があるから
あーああ、僕らはまだ先の長い旅の中で
何かを愛したり忘れたりいろいろあるけど
あーああ、これからまだいろんな愛を受け取って
あなたに返すだろう 永遠なる光の中 全てを愛すだろう

今日はとっても旅路の歌詞が沁みる。
泣ける。
何故だかわからないけど、自然と涙がこぼれた。
何か、心が通った気がした。なんだろ。

イスにしゃがんで歌ってた風さん。
歌い終わって、イスに立ち上がって両手で♡

お客さん「大好き!」「だいすきー!」「僕と結婚しましょう」「Marry me ! 」「Marry me!」

水を飲んだ風さんに
お客さん「美味しいー!」(笑)

風さん「♪ Beautiful night, we're looking for something dumb to do, Oh baby, I think I wanna marry you~ 」

アカペラでブルーノマーズ歌ってくれた!
お客さんも途中から一緒に歌って、拍手喝采!悲鳴も!

風さんのライブでブルーノマーズを一緒に歌うなんて、誰が想像した?
「結婚しよ!」「結婚して!」コールが益々激しくなったけどー(笑)

風さん「イアンツアイ、チョンホウマー(一緒に歌って)」
お客さん「ホウ~!(もちろん!)」

風さん舞台を右に左に、ハンドマイク持って客席に手を振りながらコーラス指導
風さん「チョンホウマー(歌って)」

☆ grace

みんな大合唱。
舞台照明は黒。
スポットライトが風さんを照らしてる。
ラストはタケノコダンス。
みんな大合唱しつつ、拍手。

風さん「You are the grace. We are all grace. The grace is inside of you, inside of us.」

着席してお水飲む。
立ち上がって、しばらくの間両手で顔を覆う。
お客さん「Oh ~~~」(泣いてると思った?)
けど、どうやってリズム取ろう?って悩んだだけだったのかも。
手拍子を誘導してからの・・・

☆ 何なんw

曲が終わり拍手喝采。
立ち上がって、風さんもお客さんに向けて拍手してくれる。

風さん「次はgolden hour」と自ら曲紹介

☆ golden hour

照明が暗くなる。
風さんにスポットライトが当たっている。
白いスモークがゆらゆら揺蕩っている(たゆたう←使ってみたかっただけw)。

情緒たっぷりにゆったりと歌ってくれる。
美しいピアノと美しい歌声に、まるで夢の中にいるよう。
風さんの生の歌を聴いている幸せを噛み締める。

golden hourのアウトロから、そのまま続くピアノ。
再びgolden hourなのかと思わせるような流れる音の粒。
真っ暗になる。

ピアノソナタみたいな、短調の童謡のような音色が一瞬顔を出す。
武道館とも紅白とも違うイントロ。

☆ 死ぬのがいいわ

風さんピアノから立ち上がる。
音源が流れる。
舞台は赤い光に包まれる。
大歓声!拍手喝采!
風さん「You can stand up, if you want(立ちたい人は立ってもええで)」

今日はここで立っても良いって言ってくれた!
皆さん、一斉に立ち上がる。
風さん「Let's go」

♪ 指切りげんまんホラでも吹いたら~(大合唱)
風さんマイクを手に舞台を右に左に。
曲終わり、倒れ込む風さん。
暗転している間に大地さん、スタンドマイクをセッティング。

☆ まつり

ゆっくり起き上がる風さん「Yeah ~」 
拍手喝采!
お客さんも最初っから両手を振って踊ってる。
♪ 愛しか感じたくもない~(大合唱)
ステージのライトが客席も照らしている。
曲に合わせて、緑になったり赤くなったり青くなったり。

♪ 僕が激しく泣いたせいで~
ライトは赤。マイク持って傾く風さんにお客さん大興奮!
♪ 何にせよめでたい はっ!

大歓声!拍手喝采!鳴りやまない拍手。
風さん舞台最前列ギリギリに立ってエアハグ。
90度に腰を折って、いつもの丁寧なお辞儀。
きらりが流れ手拍子が起こり、リズムに合わせて上体を起こす風さん。

風さんスタンドマイクの前に立ち両手を広げて
「This is the end of the show. This is the end of the tour. We made it ! We made it !  
ンゴイサーイ(これでツアーも終わり。やったよみんな。ありがとう)」
お客さん「アンコール!アンコール!アンコール!」
風さん「Sorry no encore, so let me take a selfie. アンコール無いから代わりにセルフィー撮るね」というようなことで

みんな大好き風さんの笑顔😊

セルフィー撮りながら何か「あ~あ~」と歌っている風さん
お客さんも大歓声を上げながら両手を振ったり♡作ったりしてる。

バックに流れているのはずっときらり。
先週の台北まではガーデンだったよね?
香港だけきらり?

風さん「We made it !」
お客さん「アンコール!アンコール!アンコール!」

風さん、きらりのダンスしてくれる。
♪ な、くしてしまった ものを振り返って~、の前まで。
ダンスをやめて礼をしたけど、顔を上げてもアンコール止まず。
風さんぷんすか。もう!って。(笑)

風さんついに終演に向けて・・・
「Be happy ! Be happy and stay OK. ユウホイサアマー(幸せでいてね)」
♪ 新しい日々は探さずとも常にここに常にここにここに~、ああ  

と歌いながら舞台袖に後ずさりしていくけど、大合唱が止まず
風さん「How can I end this show !(どうやって終わればいいの)」
お客さん「アンコール!アンコール!アンコール!」

風さん「♪ 夢みたい~ あ~れ~もこれ~も 魅力的でも私は君がいい~(君がいい⤴って上がるバージョン!)
あーあああーあ、あーあああーあ、あーあああーあ、あーあああ 
どこにいたの探してたよ」って歌ってくれる

お客さん「♪ 連れてって 連れてって 何もかも捨ててくよ どこまでもどこまでも 荒れ狂う季節の中も 群衆の中も 君とならばさらりさらり 新しい日々も 拙い過去も」
この間、風さんはずっとステージで踊ってくれてる

みんなで大合唱のきらり✨


風さん&お客さん「♪ 全てがきらり~」

大歓声、拍手喝采、みんな手を振ってる。
風さん「See you again !」


お客さん「アンコール!アンコール!アンコール!」
でもさすがにもう出てきてくれないよね。
ざわざわ。
あー終わっちゃった。
体感10分。

以前、風さんは言っていた。
独りでステージに立つのはイヤだ。って。
そうよね。独りって大変なんだろうな、プレッシャーもストレスも。
全部自分にかかってるし。寂しいし。
…なんて勝手に想像していたけど、今回思ったことがある。

「独りっきりのライブは 風さんの可愛らしさ満開👐🌸」

今回のアジアツアーでは、可愛らしい藤井風という人柄が遺憾なくお披露目された。

ピアノや歌の技術で魅了したのはもちろんのこと、笑ったり喋ったり、言葉に詰まったり困ったり、風さんの人柄が余すところなく世界に発信されて、とても良かったのではないかと思う。

これまでYouTube動画やMVしか観たことがなかった方にとっては、生で喋って歌う風さんはとても新鮮に映ったんじゃないかな。

あの柔らかく温かくおっとりした雰囲気。
目つきや口つき、指先や身体から染み出る品のある仕草。豊かな表情。

バンドメンバーさんやダンサーさんと一緒もカッコよくて魅力的だけど、「This is Fujii Kaze」というステージはやっぱり独りのステージ、つまりピアノ弾き語りではないかと思うのです。

今回のアジアツアーで、どこかの国の方がライブに参加した後で「思ってた人と違う」とコメントされてたのを読みました。

「MVで見た藤井風さんと、目の前にいた藤井風さんは同じ人ですか」というような感想だったと思いますが、まさにこれが、今回アジアツアーにたった独りでピアノ弾き語りで臨んで、お客さんに魅せたかった姿だったのでは…と感じた瞬間でした。

藤井風さんの魅力的なギャップに心を奪われた方が、きっとアジアにたくさん誕生したことでしょう。

そして、ごめん、風さん。
これからもずっと独りで弾き語りツアーやって欲しいわ。
何年かに一度でも良いの、ライフワークとしてずっとやり続けて欲しいわ。

独りがイヤなこと、わかってる。
わかってるんだけどね…。
だけどね、みんな大好きなのよ。
風さんと、風さんのピアノが。

それにね、ようやく声が出せるようになって、みんな風さんのピアノで一緒に歌いたいのよ。大きな声援を送りたいのよ。

今回のアジアでね、初めて声出しが叶ったでしょう。次は…いや、次じゃなくてもその次の次でも良いから、いつか日本でもやって欲しいなって思うのよ。

改めて…
この先も風さんがずっと「Stay Happy.  Stay Healthy 」でいてくれることを願い、風さんが紡ぎ出す音楽を心から楽しみに、いつまでも藤井風さんとチーム風のファンでい続けたいと思いました。

いつも素敵な音楽を、素敵な気付きを、本当にありがとう✨
そしてアジアツアーの大成功、本当におめでとうございました🎉

追伸: 
拙い長文を読んでくださりありがとうございました。
私は、主にMCを録画していました。歌はきっと神席の方が上げてくださると思っていたので、あまり撮っていません。

そして、自席から撮った動画を元にこの文章を書いたので、よく聞き取れなかった部分があります。また広東語に詳しい訳でもないので諸々間違えているかと思いますが、こんな感じだった…って雰囲気だけ受け取って頂ければ幸いです。

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