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出雲駅伝の暫定オーダーが発表!國學院は変化球オーダー

こんばんは、Aikaです。
すっかりご無沙汰してしまったブログです。

出雲駅伝の話を書きたい書きたいと思いつつ、予定詰まりまくりだったのもあり、前日になってしまいました。 

ついに出雲駅伝の暫定オーダーが出ましたね!

國學院は多くの人の予想から少しずらしたようなオーダーでしたが、筋が通っている、というのが正直な感想です。

1区:上原 琉翔
2区:青木 瑠郁
3区:伊地知 賢造
4区:山本 歩夢
5区:高山 豪起
6区:平林 清澄
補員:鎌田 匠馬、田中 愛睦

※ここからは基本的にオーダー通りに選手が出走する、という前提でお話させていただきます。


前田監督はインタビューで、前年の全ての駅伝において1区の出遅れが課題だったと話しており、今季はそこを変えるべく思い切って出雲初挑戦の上原選手を起用。上原選手の1区起用に驚きの声が多いですが、実は全国高校駅伝で2年連続1区を走っているのです。
今季もしっかりとレースに出ながら少しずつ積み重ねてきている上原選手。
大学初の駅伝となった箱根では、前の選手に追いつき、追い越すのはもちろん、追われる展開でもしっかり突き放してリードを作る強さを発揮していたので、好スタートを切ってくれることでしょう。

青木瑠郁選手の2区は、つなぎ区間と思われがちですが、ゲームチェンジャーとなる選手の集まる区間でもあります。今回でいえば駒澤の佐藤圭汰選手、中央の中野翔太選手筆頭に、指折りの選手揃いです。
瑠郁選手はスピード区間でこそ力を発揮する選手ですから、納得の起用です。
(昨年の1区起用も、ハイペースになるという想定でのことだったのかなと)
全日本5区で他校の実力者を差し置いて区間賞を獲得しているのですから、自信を持って臨んでほしいですね。

3区の伊地知選手は異論は無いものの、昨季はアンカーが多かったので、6区を予想していた方も多いでしょうが、箱根の花の2区に起用されていたこともあるように、エース区間を担うに十分な実力者です。
この起用が一番、去年とは違うレース展開をしたい、という前田監督の意図を感じます。
直近のレースで5000mも10000mも素晴らしい結果を残している伊地知選手が他校のエースにとって、脅威であることは間違いないでしょう。

4区の山本歩夢選手起用は昨年の中西選手みを感じます。
いわゆるつなぎ区間に実力者を配置できるのが國學院の強みであり、勝ちパターンでもあります。
歩夢選手といえば、ごぼう抜きキングと呼ばれるように、典型的なゲームチェンジャーです。事実として、5000mと10000mの記録どちらも暫定区間エントリーメンバーの中ではトップです。
もちろん記録で走るわけではありませんが、歩夢選手は常に駅伝で記録に違わぬ走りをしてきているので、区間賞は十分に狙えるでしょう。

5区の高山選手は山登り区間を希望しているだけあって、アップダウンの多いこの区間に起用されていますね。箱根駅伝でも初出場ながら8区を走り、粘って順位を守り切っていました。
隠れたハーフの安定的実力者でもある高山選手は長い距離に強いというイメージですが、出雲で短い距離での適性も見せてくれると他校にとって、さらに不気味な存在になってくれることでしょう。

6区の平林選手は言わずもがな國學院の大エース。昨年は全てエース区間を担いましたが、今年は苦手なラストスパートを克服しつつある、という嬉しい言葉の通り、アンカーを任されています。
他校からしたら、「最後に捲られるかもしれない…」という不気味さがあることでしょう。
そういう意味でも大エースをアンカーに配置できるというのは強みです。
ラストスパートまで強いんだぞ!という平林選手の走りを見るのが楽しみですね!

鎌田匠馬選手、田中愛睦選手の2人は補員となっていますが、当日変更となってもおかしくないです。
田中選手も少々ありますが、鎌田選手に至っては特に他校にとって「情報がない」という不気味さがあるでしょう。
あるいはもう一つの出雲駅伝での出走で爆走を見せてくれるかもしれません。
それはそれで楽しみですよね。

そして皇學館大学との師弟対決も密かに楽しみです。
前田監督が寺田監督について言及しているインタビューがこちら↓

爆笑のコメントがありました(笑)
寺田監督への愛をひしひしと感じますね。

明日は出雲駅伝を國學院大学にてパブリックビューイングで観させていただきます。豪華OBメンバーによる解説付きとのことでドキドキです。
(なにげに町田先生の講演も本当は聴きたかった…)

明日の出雲駅伝も全力で応援します!
頑張れオール國學院!!!

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