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未経験のWebライターがクラウドワークスを始めた話

副業でWebライターを始めてもうすぐ1年になります。それまで会社員時代に申し訳程度に文章を書いていたので、正確にはクラウドワークスで仕事を取り始めてからという意味になります。

しかし、実は登録してから1ヶ月何もしていませんでした。何故なら「何をしたらいいかわからなかった」からです。実績も何もないので、案件に応募しても通るわけがないと思っていました。かといって、ただ眺めているわけにもいかないしなぁ…と考えていたらあっという間に1ヶ月経過。

さすがにまずいと思い、初心者は何をすればいいのかを調べて行動することにしました。

クラウドワークスはまずタスク案件を

クラウドワークスに登録したての時は、まず「タスク」案件をやってみるのがいいですね。僕もタスクから始めました。

クラウドワークスの仕事は、大きく分けて「プロジェクト」「コンペ」「タスク」の3つに区別されています。

「タスク」は、やりたい案件を見つけたら「作業を始める」ボタンを押して始めるだけで、クライアントとのやり取りはありません。ただし時間制限があって、時間内に終わらなければ全てリセットされてしまいます。

またタスクはクライアントに承認してもらうことが必要で、この承認率が95%以上でなければ作業ができないという設定になっている場合があります。つまりタスクを1回も行ったことがない場合、作業ができません。まず最初は、その縛りがないものを探す必要があります。

はっきり言ってタスクの報酬はおまけみたいなものです。僕はご覧の通り5件やってすぐやめました。ではタスクをやる目的は何かというと、クラウドワークスの仕組みや操作に慣れることです。不思議なもので、小さなことでも達成すると気持ちに弾みがつくんですよね。

「プロジェクト」案件の検索はフィルターを使う

タスクをある程度やったら、次は「プロジェクト案件」に応募しました。

未経験で実績がない僕が、仕事を検索する時に活用したのが「フィルター機能」です。発注者は仕事を掲載する際、「ライターに求めるレベル」を設定できるようになっています。

仕事を検索する時に「未経験可」「プロフェッショナル求む」という条件フィルターがあるので、未経験可にチェックを入れて検索すると初心者向けの案件がピックアップされます。

僕はそれプラス得意ジャンルで検索をかけて、自分が書けそうなものを探して応募していましたね。これは当たり前に見えてかなり重要で、自分の経験や得意な分野のアピールは採用確立がぐんと上がります。逆に言うと案件の内容と経歴、得意ジャンルが結びつかない場合は大概通りません。実際得意ジャンルならほぼ100%通過でも、未経験のジャンルは30件応募して数件というレベルでした。

クラウドワークスは実績作り

クラウドワークスや他のクラウドソーシングの仕事は副業として続けるならいいですが、生活収入として考えていくには限界があるように思います。

特に痛いのが、成果報酬からシステム利用料を差し引かれてしまうことです。本来ライターが自分でやらなければならない諸々の対応や処理を、クラウドワークスがやってくれるわけなので当然といえば当然なんですが。

スキルアップして単価を上げていくのも手ですが、ある程度の単価以上の仕事は非常に限られている印象です。しかもそのレベルになってくると競争率が激しく、応募しても連絡すら来ないことがざらです。

クラウドソーシングを介した仕事は、ライターを始めたばかりの時期は実績作りとして有用だと思います。ある程度実績ができたら、SNSや求人サイトなどで直接営業をかけて案件を獲っていくべきでしょう。


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