◾️見どころ

シリアルキラーを突き止める、というストーリーですが、容疑者になりうる登場人物が少ないため『誰が犯人なのか』というより『なぜ犯人なのか』という構成です。
女性ばかりを狙う連続殺人鬼はいかにして生まれたのか。

◾️第2弾ロゴ

配色が冷静な右京さんと明るい薫ちゃんを表しているようで良いですね。

◾️役者は揃った

暇課長こと角田課長、鑑識の米沢さん、捜査一課のベテラン刑事 三浦さん。
これでいつものレギュラー回がまわせるメンツはひと通り揃いました。
pre season1に、米沢さん役の六角精児さんがヒゲをはやした鑑識として出演していますが、同一人物ではないそうです。

◾️初の『右京さん！』&『右京ダッシュ』

浅倉に不自然さを覚え、尋問まがいの質問をする右京さんを亀山さんが止めようとするシーン。
これより前のを聞き逃してなければ、ここのシーンで初めて亀山さんが『右京さん！』と呼んでいます。

◾️寄せる努力をしすぎな子役

浅倉が殺人の衝動を目覚めさせるきっかけとなった子供時代。
スタッフも自信があったのかわざわざ現在の浅倉とフェードさせる演出までしています。
ノリノリですね。

◾️美女シリーズ

特命係が張り込みのため協力してもらった家庭の娘で女子高生 今宮典子を演じるのは『仲根かすみ』さん（当時19歳）
グラビアアイドルとして活躍されていましたが現在は芸能界を引退しているようです。

◾️美女シリーズ2

浅倉検事の恋人で自身も検事の市村麻衣子を演じるのは『渡辺典子』さん（当時35歳）
80年代から現在までドラマ、映画を中心に活躍中の女優さんです。

◾️お前、本当に浅倉なのか…？

殺す、隠す、とぼける、開き直る。
連続殺人の衝動は娼婦への憎しみがその根源でした。
快楽殺人ではなく、それは自身に課せられた使命であるかのように振る舞っていた浅倉ですが、最後には『逃れられない業』を背負ってしまった苦しみを吐くような言葉を口にします。

『生きている限り、俺はあいつらを殺すでしょう…。
死ぬまでずっと、ずっと殺し続けますよ…。』

『もう、終わりですよ…。』

『…ありがとう。』

◾️じゃれあうおじさんたち

浅倉逮捕後の特命係はまた暇な日々に戻ります。
辛い目にあった亀ちゃんですが、楽しそうでなにより。