――
「世界の均衡の鍵」

「まあ、一つ心の扉を開けたものが、歪んで存在しているのならば」
「存在してしまうならば、……」

「悲しむだろうな、その意味では、つてを作る為の道具にされたようなもの」

――
「我らにとっての調和とは、混沌により過ぎない事でもあるが、引力がでてしまうのは、
我らが、父様から受けた一つの罰……」

だからとして不誠者をこのままにしてはいけない。
「表に出して、はい終わり、でもいいのだ、過去は、これで脅威をしのいだからな」

「それによるダメージを心配している」

「だから、それを甘いとか優しいといわれるのだぞ」

「まあぁ、”見る人”がそういうんだから、そういう部分は否定できないかな」
つづけて
「でも私は優しいつもりでなく、倫理で考えている」
「表だっているわけではないしね、私の立場が」

「……」

「まあ、そういうものはある」

――
狂信的なあの子は……何とかしなければいけないのだなあ。

モチーフキャラ:マガ、黒山羊、君友ゆるし、海洋生物、ヌオ、とりり、ウツロ様

作者コメ:不穏である事は、創作を交えて考えて心のもやもやを
作品として消化する、これもクリエーションとして、生産性を意識していくなら大事なこと
負の遺産だけでなく、思索して、形をもって、誰かの心の一助になる
これが「生まれてこその証明」だと思うので

控えをお渡ししているからし様バージョンでは、柳宿(仮)とさせていただいてる名前がヌオさんの二次創作上でのパーティションです。

(ふはははははは)