明日はじまる世界をみるような、夜の言葉を。



電車に乗ったとき、可愛らしい笑い声や泣き声が響いているときがある。
思わずこちらまでうれしくなりそうな声の主をさがしては、にっこり。


じっと見つめていると、たまに視線がこちらをむく。くりくりとしていて、真っ白な瞳に見つめられる。


もう見えているのかな、まだわからないかなぁっと思いながらも、また微笑んでしまう。


白といっても、うすい水色がかったかんじで。ほんとうに澄んでいる透明感のある白さ。



スマホにしてから1年と半年になった。
それまでは、二つ折りの携帯のころとちがって、何でも頼ってしまう。


スマホを手にとり、眺めている時間が随分とふえた。はじめのころは、目が痛かったりもしたけど、慣れてしまったみたい。そのぶん、瞳にも気を配るようになった。


目指せ。赤ちゃんのような白く、すんだ瞳。
なんて半分くらい本気で今までよりも目薬をしたり、マッサージしたり、ホカホカのアイマスクをするようになった。


ほんとはホカホカの蒸しタオルがいいんだろうけど、 そのまま眠れてしまえるアイマスク風のものだ。


封をきってから、アイマスクをするとポカポカしてくるもの。気分によっては、香りつきにしてみたりする。
このアイマスクのおかげで、眠るまえにもう少しだけっとスマホをみることも少なくなったもの。


起きるときには、どこかにいってしまっているのだけど。アイマスクをした日は、おやすみなさいを言えた気分になる。



もう眠くて寝室へいくときにいう言葉。誰かがいてくれること、まだ起きてくれるからこその言葉。


おやすみなさいって言って、もう寝るねっと伝える。きっと挨拶としての意味と自分のココロとカラダにも言っていたんだろうな。


いつのまにか寝てしまうことも多いけど。
今日も1日ありがとうの気持ちをこめつつ。もう休もうねって伝えて、眠るまでのまどろむひと時を過ごしたいな。


明日、またあたらしい世界を澄んだ目でみられるようなおやすみなさい。そんな言葉が心にあれば、澄んだ心になりそうだ。


いつも読んでくださり、ありがとうございます♡