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月のはじまりに、おくる花とねがうこと。



テーブルのうえ、ちいさなマットの特等席。
ぷっくらとしたガラスのコップに、いまのきせつの花を。


いつだって、たくさんのお花のなかからえらぶのは、このときいちばんステキだと思った花。


なれない手つきで水の中でななめにきって、お水をいれたコップにかざっていく。


毎日お水をとりかえながら、ことばをかける。そっと佇むその色に、いのちに目元がゆるまる。



毎月1日には、お花をかざろう。


そんなことをおもいついたのは、前よりも花の魅力にきづいたから。すきな花がふえたから。
そして、ひとりぐらしをする前、実家ですごしていた日々を思いだしたから。


毎月1日は、はやく起きる決まりだった。
そのことに気づいたのは、ずいぶんおそかったのだけど。笑


庭からつんできたお花とちいさな器にごはんをよういして。あつあつのお茶をいれる。
いえの神棚、そとにあるふたつの石のおいてくる。


そろそろとお盆ではこんでから。それぞれのところでそっと目をつむる。
1ヶ月みまもってくださいって、手をあわせながら。



ファーストフラワーディ。
毎月1日は、花をかざろう。
そしたら、1ヶ月のはじまりがステキになる。
きせつをかんじて、いのちをかんじよう。


花をみにいくのもいいな。
たくさんのお花をみにいって、自然をかんじてくるのもいい。
おおきく息をすって、風にそよぐ姿をみて、ぼーっとしよう。


いつもより深い呼吸をしながら、また思い出す。ずっと見守ってくれていたひとたちのことを。
そうして、感謝のきもちでいっぱいになったら、自然と口角はあがっている。


花のかおりをかんじながら、はじまる1ヶ月。
ちょっといい感じがする。


いつも読んでくださり、ありがとうございます♡