健康チェック項目

*自主学習のアウトプットのために書いています。間違いがあると思います!

体温
・平熱を知る(低体温の子どももいる)
・時間を決めて体温を測定する(自律神経に障害があると、一日の中で2度以上体温が変化する子どももいる)
・興奮や発作が続くと体温が上がることがある
・脱水、発汗が多い場合も体温が上がることがある


脈拍
・機械で普段の脈拍を測る、知る(手で脈を取ると、驚いて速くなる場合もある)
・注入が速いと、早期ダンピング症候群になり、低血圧になる恐れがある。
(早期ダンピング症候群:栄養剤が急速に小腸に流れ込み、浸透圧で体の水分が腸の中に溜まり、一時的に血管内の循環血液量が減少する。)
・徐脈は脳圧亢進症状の場合もある。脳室シャントをしている子どもはシャントトラブルがないか考える(脳室シャント:水頭症の治療。脳に溜まった脳脊髄液を腹腔に流して排出する方法)(水頭症:脳と脊髄の表面の間にある脳脊髄液が過剰にたまり、脳室が拡大する)
・循環調節機能が弱く、体位変換後は変化が大きい。急に上体を挙上したり、長時間座位姿勢をとると、低血圧になる場合がある。(低血圧:各臓器に送られる血液が少ない状態)
・頻脈では、痛みがないか確認
(感染症、呼吸障害、てんかん発作、筋緊張発作、脱水、骨折、尿路結石など)

呼吸
・普段の呼吸数、呼吸の深さ、リズムを確認
・適切なポジショニングか 胸郭の動きが制限されたり、気道狭窄が起こる
・努力呼吸が見られないか(・陥没呼吸:喉元と肋骨の下が息を吸ったときにへっこむ・鼻翼呼吸:鼻の穴が大きく開く。下から覗き込んで確認する・シーソー呼吸:お腹と胸が交互にへっこむ)
・〜1歳:腹式呼吸、8歳:〜胸式呼吸 年齢相応の呼吸方法か
・発熱、鼻汁、喀痰、顔色、機嫌など随伴症状の有無にも注意する
・呼吸中枢の未熟により睡眠時無呼吸が見られる場合が多い
・呼吸障害が見られなくても血中の酸素飽和度が低下、CO2分圧が増加してる場合もある(CO2分圧:血液中のCO2の濃度。CO2分圧が増加してるということは、換気量が不十分である。CO2が排出できず、新しい空気が十分に取り込めていない状態。)

*自主学習のアウトプットのために書いています。間違いがあると思います!

引用参考:「新版 重症心身療育マニュアル」 岡田善篤 医歯薬出版株式会社

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